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ノーベル賞
arkham.sblo.jp
先日、コンピューターソフトウェア倫理機構(ソフ倫)が凌辱ゲームの取り扱いを新基準を持って自主規制をする、と発表したことについて、業界の片隅で飯を食ってる身として、意見を言わないわけにはいかないので発言します。今日はだらだらと長いですが、お付き合い下さい。 まず、この問題について発言するにあたって、先に言わなければならないのは、次の2点。 <ああかむ>は、ソフ倫にも、メディ倫にも、その他の組織/団体にも加盟していない立場である、という事。 もう一つ。私は、ソフ倫やメディ倫の設立目的に、反発する者ではありません。むしろ、それらは業界にとって必要な組織であると考えています。 ソフ倫加盟各社のお立場を否定するつもりは全くありませんし、自主規制する事が間違っているとは、全く思いません。今回、ソフ倫が凌辱ゲーム描写について自主規制を定めたのは妥当な行動だと思いますし、そのご判断を理解します。 さて、今
タイトルは、シェイクスピアの墓碑銘の有名な言葉です。 なんのこっちゃねんとおっしゃるかも知れませんが、今回のTBSが流した誤報―――ゲーム流通自主団体が、今後、凌辱系エロゲー、製造・販売禁止にすると報じた、あの話です。 いやぁ、さすがに焦りました。今回はTBSの取材不足による誤報だったわけですが(訂正情報がTBS側から出たかどうかは知りません)、こういう事態がいつか起こることも、覚悟はしているつもりです。 ただ、この流れを利用して、法律で規制しようとしている一部の方たちに言っておきたい。 規制して、一体何が好転するとお思いですか? あるいは好転せずとも、何がどう悪化するのを食い止められるとお思いですか? いったい、その規制によって、何が好転するのか、どんな悪化を食い止められるのか、それをはっきり聞かせていただきたい。 規制による悪影響については、私はすぐに答えることができます。凌辱シーンを
こんにちは!新企画のタイトルが決まらなくって悩んでいる関戸です。友人の結婚式が新春早々ありまして、お祝いしにいったら熱さにあてられて胃腸を壊しました。幸せなオーラに自分が弱い事が暴露されてしまったりする、早く人間になりたいダメ人間状態です。 そんな己のダメ人間性を日夜考察する私ですが、愛読しているテキストがあります。それが、これ↓ 風俗ライターの中村淳彦さんが、アダルトビデオ女優さん達にインタビューした壮絶な記録なのですが、読んでいると人間のダークサイドのフォースに引き込まれて、すごく落ち込みます。自分が、(フィクションとは言え)こういう話をネタにして食い扶持を稼がせてもらっているわけで、そういう意味で、こういうダークサイドから目を背ける事は、人倫として許されないなと、自省の意味でも読んでいます。 そういうつもりが無くても、ものすごく面白い本ですけどね、これ。 ちなみに、よく「エロ業界は不
先ずは、宣伝から始めます。 来週のクリスマスに合わせて、来年頭発売予定のとあるCDの宣伝を始めます! と言えば、だいたいおわかりの方々も多いでしょう。そうです、いつものアレです。でも、今回はいつもとちょっと違います。どう違うのか、そして、何が一緒なのかは、通のアナタならわかる、わかってくれるはず! って事で、来週のクリスマスが中止にならなければ、どうぞああかむHPをご覧下さい。 さて、話は前回から続きます。 前回の日記の内容に関して、ヒロインの処女性についてのご意見をいくつかいただきました。面白いご意見も多く、ありがとうございました。 ただ、私が今回話したいのは「処女信仰は是か非か」と言うことではありません。それは別の機会に書きます。先にその結論だけ書いておくと、「処女信仰はドラマツルギーとして必然性があり、その信仰が打ち破られることによって<力>が解放され、ドラマが発生する」というのが私
事件の余熱が醒めない内に、こんな事を書くのはどうかとも思うのですが・・・ 去る2008年6月8日に秋葉原の歩行者天国で発生した通り魔殺人事件について、ちょっとだけ触れたいと思います。 まず、この事件は、私にとって非常に身近な衝撃を受けた事件でした。1995年のオウム真理教のサリン事件以来の衝撃でした。自分の身近な行動範囲内に、凶悪事件が入り込むという事実は、常にその危険性を想像していても、やはり衝撃的です。 犯人がゲーム・アニメ好きであったのは事実なようで、もしかしたら、自分が関わった事のあるゲームを、彼がプレイしていたかも知れません。 事件の後で「ゲームやアニメやマンガが、彼に影響を与えたと思いませんか?」という趣旨の発言が、いくつか出てきました。それについて、制作者の端くれとして、何か思うところは無いかと問われれば、私には忸怩たる思いがあります。 諸先輩の方々を差し置いて、僭越ながら心
サンプルボイス公開まで、もうちょっと待っててくださいね<(_ _)> ところで―― 先日、「15歳」の作品ボリュームを公表した際に、テキスト量が200KBで、「最初はもっと短くするつもりでした。」と書いたのには、僕個人の、アダルトゲームに対する思いがあるからです。 僕には、アダルトゲーム――いや、エロゲの――テキストは「エロス」を盛り上げる為の一要素であるべきだ、という思いがあります。グラフィックや音楽、ボイスと一緒になって、それは効果を生むのです。 その為には、テキストはそれらと歩調を取っていなくてはならない―――決して冗長であってはならず、ト書きやストーリー部分は、書き散らすよりも、絞り込んでいくべきです。 逆に、滑った筆で読者のエロスを萎えさせるような真似はしてはなりません。それぐらいなら、説明不足で舌足らずな方がマシだ―――とさえ考えています。 なんで、こんなことを書いたかというと
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