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衆院選
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白川昌生『西洋美術史を解体する』(水声社、2011年) 著者からご恵送いただきました。白川先生、有難うございます。 「あとがき」に、著者の5冊目の本になると紹介されています。 確認も兼ねて出版年順に列記すると、 1. 白川昌生『美術、市場、地域通貨をめぐって』(水声社、2001年) 2. 白川昌生『美術・マイノリティ・実践―もうひとつの公共圏を求めて』(水声社、2005年) 3. 白川昌生『美術・記憶・生』(水声社、2007年) 4. 白川昌生『美術館・動物園・精神科施設』(水声社、2010年) 5. 白川昌生『西洋美術史を解体する』(水声社、2011年) ほかに、編著で 6. 白川昌生(編著)『日本のダダ―1920‐1970』(書肆風の薔薇、1988年、増補版:水声社、2005年) また、共著に、 7. マルク・ダシーほか『村山知義とクルト・シュヴィッタース』(水声社、2005年) 8.
《絵具箱》(1972年)を見て、自分でも同じポーズをとってみた人がいるだろうか。見たものを自分の身体感覚に写し取ることが得意な人は、この絵の顔の両脇に描かれた手の指を見て、違和感を覚えるはずである。絵の中の人物の顔の上に添えられているのが「左手」だからである。左を下に横になって、頬に手を添えるなら「右手」を添えるのが自然だ。 香月泰男《絵具箱》1972年 山口県立美術館 ※白い四角は筆者が追加 図版出典:やまぐちこども美術館実行委員会編『みる・しる・しらべるコレクション vol.4 香月泰男《シベリア・シリーズ》』(山口県立美術館、2012年)付属CD-ROM 《私〈マホルカ〉》(1966年)のモティーフは、『私のシベリヤ』の冒頭で基本的な構成が端的に語られている。やや長くなるが、関係箇所の全文を引用した上で、個々のモティーフを分析する。 香月泰男《私〈マホルカ〉》1966年 山口県立美術
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