2019.02.27 デザイン, 彫刻, 現代アート ミロのヴィーナスに刺青!対象の見方を変える彫刻の魔術師“ファビオ・ヴィアーレ” イタリアにはユーモアに長けたアーティストが多くいます。中でもイタリア・トリノ在住のある彫刻家は、驚きとユーモアに溢れた発想で私たちを驚かせます。 大理石の彫刻に施された刺青。その容姿はなんとも異様で、今まで見慣れてきたものとは全くの別物に見えます。 制作を手がけたのは、イタリアの彫刻家ファビオ・ヴィアーレ(Fabio Viale)。彼はなんと、大理石の彫刻に刺繍を描いてしまったのです。 しかし、本物の彫刻に描いたわけではありません。彼は大理石で模刻をし、その上から刺青を施したのです。下のスライダーではその制作様子が確認できると同時にその完成度の高さもうかがえます。 彼は1975年、イタリア・ピエモンテ州の都市、クーネオで生まれました。16歳からこの大理石を扱