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大そうじへの備え
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デザインする時にユーザーの目的を考えることは重要ですが、あまりに「目的」に偏ると窮屈なものができあがります。 今回は身の回りの具体的な例(プラス例え話)を集め、最後にその対処例のサンプルとして1つのアプリのアプローチを考察してみました。 (集めたものは偏りすぎているものばかりではありませんが、どのような方向に向かうと窮屈さが増すのかという点でサンプルになるかと思います。) 閉架式の図書館 タスク偏重の窮屈なUIとは、例えるなら閉架式の図書館。本棚を見ながら本を選べず、まず目録などで指定して手続きをしてようやく本というオブジェクトを見ることができるので窮屈になります。 窮屈な理由は「Aという本を借りる」という目的以外を受け付けないためです。 一本道RPG タスク偏重の窮屈なUIとは、一本道RPG。対極は自由度の高いRPG。前者は目的が限定され、後者は目的が多種多様どころか決まっていないことも
複雑なUIはなぜ生まれるのか? 以前から思っていたことですが、UIを設計する際に、「ユーザーのために」と思っているメンバーが集まっているにも関わらず、かえってUIの要素が増えることがよくあります。 一体なぜ、ユーザーのためにと思っている人が集まってもそういったことが起きてしまうのか不思議でした。不思議であるとともに、とても皮肉なことだと思いました。メンバーの思いがあるにも関わらず、最終的には要素が多く複雑なUIができてしまうからです。 そんなわけで、その理由を少し考えてみました。 「使いやすくしよう」が原因のひとつ 考えてみると、やはりUIが複雑になる原因のひとつが「使いやすくしよう」です。 ある不便なところをひとつ見つけたときに、「ユーザーのために」なにか対策を行おうとします。 ショートカットボタンの落とし穴 よくあるのはステップを短縮するショートカットのボタンをおくことです。 例えば、
ウェブサイトやブログに当たり前のように配置されるメニューですが、これはいったいなんだろう?と改めて考えてみます。 時に装飾もされるこの要素は一体何か? サイトのそれは「見る」要素か「使う」要素か?のどちらかというと、「使う」要素です。ということは少なくとも、ごちゃごちゃ動かすものではなさそうです。 配置場所は、上にあるときもあれば、横にあるときもあります。サイトによっては、これが多すぎて、「見る」要素がとてもとても少なくなってしまっているサイトもあります。 これらは、サイト内の「見る」要素を分類していることが多いです。つまり、分類するために「使う」要素といえそうです。 当たり前に存在するよくわからないものを、確かめるためには一度とってしまうのがてっとりばやいです。 とったときに感じる違和感から、それが一体何か?のヒントが生まれることがあります。 ということで、いさぎよくとってしまうと、「見
地下鉄でSuicaをチャージ 地下鉄でSuicaにチャージしようとした時のことです。 まず、Suicaをどこに入れるのかがわかりませんでした。迷っていると通りがかった駅員さんが右下に挿すと親切に教えてくれました。 次に、チャージしようとしたときに1万円札を入れようとしたらはいりません。むむっと見ると1000円マーク。 困ったなと思って、一旦やめようとするとどうしたらいいのかわからなくなりました。Suicaを抜こうとおもってもカチッとロックされているので抜けない。「よびだし」は大げさだしなー。 うーむ、金縛り攻撃か!こまったなと思って、放ったらかしにして改札に両替しに行き、あれってどうやってキャンセルするんですか?と聞くと、「『取り消し』を押すとやめれますよ」と教えてくれました。 よく見るとある トコトコ戻ってよく見るとありました。 で、よく見ると困ってたことは全部、セロハンテープで注意書き
「インタラクションデザインの教科書」という本に「テスラーの複雑性保存の法則」というものが紹介されています。 あらゆるプロセスには本来備わっている複雑性があるというものである。プロセスには、それ以上単純化できない「臨界点」があり、それ以降は、本来備わっている複雑性を移動できるだけだというものである。 例えば、電子メールメッセージには、2つの要素が必要である。差出人電子メールアドレスと、宛先であるメールアドレスである。もしこのうち1つが欠けていれば、電子メールを送ることはできないし、メールソフトがそう告げるだろう。これrが必要最低限の複雑性である。ただ、その負荷の一部がメールソフト側に移ってきているようではある。 「インタラクションデザインの教科書」/Dan Saffer と書かれています。実は会社の上司に以前、この部分興味ない?と言われたことがあったんですが、特にピンときませんでした。 当た
こどもはどこからどこまでが「遊び」なのかわかっていないという仮説。 実はパズルでこんなエピソードが。自分が最初にバラバラにして「さあ準備出来たよ」とやったら、こどもが怒り(泣き?)だしました。どーした?と思っていると、どうやら、パズルをバラバラにするのをやりたかったらしいのです。すでにそこから遊びはスタートしていたのでした。 「遊び」の区切りをなくせば真似するということを検証。 例えばこどもが「ご飯いらない」というのはご飯が食べたくないわけではなく、遊びが終わるのがイヤということもあります。 どこまで遊びなのかは、大人の真似をしているだけ。 このように言葉ではなくこどもに伝わっている情報に気づけば、試してみることはあるのではと考えました。 問題は大人自体がその情報に気づいていないことがあるということです。 これは、大人同士の情報の伝達も実はそうだと感じています。 これが「天の岩戸作戦」です
アウトプットすることが大事とはいったいどういう事なのか? 知っておくといい対象の人 成長したい人 成長させることが役割の人 成長の矢印を意識する 実は、成長でも理解でもスキルアップでもいいです。ただ、この矢印を意識することが大事かなと。 話を聞いただけの状態はこれ 話を聞くだけ、本を読むだけの状態はこれです。また、立場を変えれば、話をきかせるだけ、本を読ませるだけの状態とも言えます。 人に教えるとこうなります。 インプットしたことを何かしらのアウトプットをした状態です。 実践してみることでも成長します。 実践というアウトプットとは、一度、インプットしたこと、つまり、きいたこと、読んだこと、見たことを再現してみることです。 質問や問題に対応することで成長します。 やってみるとうまくいかなかったりすることがでてきます。誰かに質問されることもあります。 大抵対応するときに新しいインプットが必要で
少しこれからUI(ユーザーインターフェース)とか出てきそうなので自分なりにざっくりと説明しておきます。 【UI】user interface(ユーザーインターフェース) UI(ユーザー インターフェース)は、ユーザー=利用者と接する表象です。とはいっても、ざっくり言うと画面のことです。業務システムやWebアプリケーション、Webサイトなどを利用するということを前提にしています。劇で例えると、舞台の見えているものです。 【IX】interaction(インタラクション) ここでいうIX(インタラクション)は、利用者と画面の相互のやりとりです。クリックしたらどうなるとか、画面というよりも動きや反応という連続するものをどう構成していくか、ルールを作り秩序を生むかというあたりです。劇でいうと脚本や、舞台上の動き、台本、コンテのようなものです。 【UX】user experience(ユーザー エク
アイデア出したけど、実際に具体化する際に問題が起きないようにするためにやると良いことについて書いてみます。 目次 作りたいものを具体化しながらアイデアを練る 言葉からシーンをイメージする Webサイトのアイデアを具体化しながら練るとすると 計画(プロジェクト)のプロトタイプを作りながら考える 作りたいものを具体化しながらアイデアを練る。 本来、アイデアを出す際のブレーンストーミングは、なんでもアリです。ただ、デメリットというかうまく活用できない場合というのは、そのまま具体化のことを考えずに走り出してしまうことです。 必要なのは、ひとつだけです。 作りたいページを具体化しながらアイデアを練る。 言葉からシーンをイメージする これも、1人で行う際にはそれほど必要ではありません。関わる人が多い場合には必要になってきます。言葉からシーンをイメージするということとも関係があります。 ユーザのシーンだ
普段はUIコンサルティングの会社で仕事をしていて、ガイドラインの作成などに関わることがあるのですが、たまには日ごろ感じていることを少し書いてみます。 どちらかというと、小規模よりも大規模で関わる人が多いプロジェクトで、いわゆる「デザイン」を作って案を出す人よりも、その「デザイン」を管理したりチェックする方向けです。サイトと書いてありますが、業務システムでも色々関係します。 目次 情報デザインとビジュアルデザインをつなげる ルールを作ることのメリット 優れたビジュアルデザインの前後に、優れたルールのデザインを 単純なビジュアルのルールではない 「押す部分がわかる」を一覧表で管理すると 情報のデザインをビジュアルデザインにつなげるために必要なこと 情報のデザインをビジュアルデザインにつなげるために必要なこと、それは「ルールに基づいた一貫性をデザインすること」です。 ルールを作ることのメリット
2019年01月(1) 2018年03月(3) 2018年02月(1) 2018年01月(1) 2017年12月(2) 2016年12月(1) 2016年09月(1) 2015年12月(1) 2015年08月(1) 2015年07月(2) 2015年06月(2) 2015年05月(2) 2014年12月(1) 2014年10月(2) 2014年08月(1) 2014年04月(2) 2014年03月(1) 2014年02月(5) 2014年01月(5) 2013年11月(1) 2013年10月(2) 2013年09月(2) 2013年08月(6) 2013年07月(3) 2013年06月(5) 2013年05月(5) 2013年04月(2) 2013年03月(3) 2013年02月(2) 2012年12月(2) 2012年11月(1) 2012年10月(1) 2012年09月(2) 2012
イベントの講演とtwitterの関係を図にしてみました。通常の会場で、講演者と参加者がいてセミナーなどよく見かける光景です。 最近は実況兼、自分用のメモをPCなどを使ってネットにつぶやく人がいてニコニコ化と感じるような、リアルタイム感がちょっと変わってきてるのかなと近頃思います。けれどもその構造の新しさよりも、そのような行動をとる人数が増えたという点が大きいかもしれません。 PC以外にもtwitterができる道具は含まれます。Web系は異様なくらいのiPhone所有率だなーと思うことがありますし。 会場のつぶやきは、会場の外の人たちへ強力なハブになっている人は、発言が多くのフォロワーの元へ飛んでいくことになります。 少ない人はこじんまりとしたまわりの人へ飛んでいくことになります。 分布はいわゆるサイトや人のネットワークと同じで、フォロワーが極端に多い人が少しと、大多数の人は少ないフォロワー
ユーザビリティテストじゃなくても、生活の中で横から見ているだけでも発見があるということで、パソコンの前でガヤガヤやりだしたらチャンスです。決して手伝いません、観察(笑) 観察と事後のヒアリングがベースです。メモはとってません。記憶を頼りに、ヒアリングし、ざっくりと検証しキャプチャと解説をつけました。 このタスクの結果でサイト全体を判断することは無意味ユーザビリティの良し悪しは、もともとどのタスク向けに作られているかで決まる。 優先度から検討した結果「日曜日に営業している郵便局を探す」ために作らない方針の結果かもしれない。 「ユーザビリティ」をひとつのタスクだけから見て、サイト全体のユーザビリティの良し悪しのように扱うことは全く意味が無い。大きいサイトは特に。 なので、「ユーザビリティ」と言うときは、利用状況と常に組み合わせて考える。「○○するときのユーザビリティ」というように。 そして、「
「観察」の意味を「観察という言葉を使わずに」表現するとしたら何になるんだろう? それこそが、実際にやってることに近いのではないかと思います。 富士ゼロックス・デザイン部の蓮池さんとお話させていただき聞いてみると、 何のために観察か決めておく(観察後何度も見直すのはアリ。見直すからといって決めないのはナシ)5W1Hという切り口で観てみる。というようなお話をされていました。 刑事の場合だと、犯人を見つけるためという基本的な目的がある。目的があるおかげで、この目的にあった情報を選んでいくことができる。と、同時にその目的にあった情報のみを選び取っているのも忘れないようにしなければいけない。 「画家と経済学者と学生と医者と弁護士が猫の死体を見ても、考えることはそれぞれ違う」というように。自分の持っている辞書が人とは違うことと、その辞書とどう照らし合わせるかも違う、さらに最初に取得する情報も、自分が気
2009年、夏以降のIA、UCD、デザイン思考、情報デザイン、ユーザビリティ、マネジメントなどなどそれ系のイベント一覧 せっかくなので、告知ついでに夏以降のイベントをまとめてみましたよ。ちょっと前に告知してといわれていたので、一個目は、告知です。 せっかくなので、ほかのイベントも一言コメントつきで。日程など変更もあるかもしれませんので、詳細は公式のそれぞれのサイトで確認してみてくださいね。 【追記】せっかくなので、関連情報も追記しておきますね。前も1回手間をかけてやりましたが、ひさしぶりに収集してみました。順番は適当に。 それぞれの視点の振り返りをみるとまた得るものがありそうです。(前回はTwitterはまだでしたね。) 【終了】2009/8/27(木)、28(金) DESIGN IT! Forum 2009 - 企業情報の構造改革:DITA-XML-CMSによるコンテンツマネジメント戦
ちょっと、人と話していて思いついたことですが「なじみの無い情報を説明するときに、相手にうまく興味を持ってもらう方法」として書いてみます。 何かを説明する社内資料を作る方、Webサイトのコンテンツの企画を立てるWebディレクターやWebデザイナーの方などは、普段仕事をする上で、「いい情報なんだけど内容がちょっと複雑で、興味を持ってもらえるか不安、表現に困ってる」という場面があります。「うまく説明しないと流されてしまうかも・・・」というようなときのヒントになれば幸いです。 長くなったので結論からまとめてみます。 相手の属性を具体的にして共感してもらう 相手のリアクション(気持ち・反応・感想)を入れ共感してもらうそのリアクションと未知の情報の関連を案内する なじみの無い情報とは、相手にとっては異世界の未知の情報です。人は毎日大量の情報と接していて、「果たしてそれが自分と関係あるのかどうか?」を取
普段、マンガのブログですが、今日は文字だけを使ってみます。そして初の長文書評! 「ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術」というのは棚橋さんの本ですね。 非常に感想が書きにくかったというのもあります。というのも、普段ブログを読んでいますので、ほぼ内容がするする入ってくるからです。 自分が大事だと思うことがたくさん書いてあるわけです。 その部分ごとに自分も改めて考えさせられたりしますので、まとめた感想が書きにくいのです。対話をするように読んだ本、なおかつ対話は継続中という感じでしょうか。 どうしようかなと考えていたところで、ふとこの本のテーマのひとつが「蒐集=集める」ことだと思い出しました。それも、最初はバラバラのように思えるものを、組み立てなおして新しい視点を得るということです。ならば、本についての部分部分の感想や印象に残った点をまずは書いて目の前に集めてみても良いのではないかと
すごい長いですよ。 こんな製品を紹介してみます Cam Caddie Review by Bill Myers from Bill Myers on Vimeo. スケートボードなどの「追い撮り」で使えそうなもの。視点の低さが大事ということなんですが手で持つのがツライ。そんなときにこの製品ということですが、そんな状況がなければガラクタに見えそうだということで、状況に目を向ける例になるかなと思いました。下の動画のような感じで使うものです。こちら方のブログの一番下にも日本語で。 自分がわかる世界ではないときが難しい(ものを作るとき) さて、自分にとって難しいのは、今回のように自分がわかる世界ではないときです。 仮に、自分がスノーボードをやらない人間で、「追い撮り」と言われてもピンとこなかったらどうなりそうか考えてみたいと思います。 で、想像の範囲ですが、当然知らなくては、何も起きない。これは確
新宿の紀伊国屋書店の東口と高島屋の方と、Book1stも行きました。結局見つからなかったのですが、なんと棚橋さんのブログを見ると、あったみたいですね。 大きい書店は、ほとんど検索マシンで探すのでそこで在庫切れになってたのでよく探しませんでした。フムフム、探し方が違うんだなーと実感。 いい機会なのでこのマシンについて。 さて、自分はamazonでも買いますが本屋をウロウロするのも好きです。 ウロウロモードのときは、本棚の背表紙を読んで、本の目次を読んで、本の中身を読んでとというように、階層があり、自分の中ではつながっている感覚でもあります。 ウロウロモード以外のピンポイントモードのときに検索マシンを使います。この検索マシンは、印刷の用紙が切れていたりするんですが、結構売上げと関係してる気もします。 自分はピンポイントモードのときはケータイで検索して本の名前を確認して、その後、機械を使って検索
今回の本は、古川健介さんという方のサイト(ロケスタ社長日記)で紹介されていて、おもしろそうだなと思い買ってみたら、自分としては当たりでした。自分が好きな感じのシンプルな本です。 ワークモデル分析とは何のためにやるのだろう? 例えば、ユーザー調査の結果(『Aさんの携帯電話の使い方』)から、ヒントを探したいときに、こういう考え方で切ってみるのはとてもいいんじゃないかと思います。もともと、こういう資料を見てすぐにおもしろい!と食いついて、読む前と後では自分が変化した!と感じるタイプの人と、ポカーンとしてしまうタイプの人がいます。 ワークモデル分析というのは、自分は「資料を色々な視点から切ってみるための質問」だと思っています。つまり、例えばシークエンスモデルでの分析は「この人は、時系列ではどんなことしてたの?図に描いて説明してみて」と言われてるのと同じことです。説明しようとすると、よく資料を読まな
インターフェースの中のWebサイトを例に、図解してみます。 分けてありますが、視点ごとです。なので、一人の人でもいくつかの視点を持っていると思います。 情報構造設計の視点を持つ人 サイト全体から俯瞰する。サイト内の導線の把握。情報のラベリングやカテゴリ分け、ナビゲーションを考える。 ビジネス寄りの視点では、レコメンド、誘導の要素も考える。 例:インフォメーションアーキテクト、CMSによる運営の管理者、キャンペーン担当者 人間の視点を持つ人 ターゲットの体験を考慮する。提供側の人材育成を考える。利害関係者の調整。 例:ユーザー調査を行うデザイナー、体験にもとづく企画の立案者、プロジェクトマネージャー、人材育成担当者 時間の視点を持つ人 スケジュールの予測と、進行速度の調整。 例:進行管理系のディレクター、タイムキーパー お金の視点を持つ人 収支の把握。金銭面の費用対効果測定。回収も含めた現金
よくあるTipsやツール類の紹介はほかの方の秀逸なエントリーがありますので、空気感がわかれば良いかなと思って、物語風にしてみました。 典型的なパターンの前半です。 「サイトを持ちたい」と思い作ってみた! 最初はコンテンツをがんばって入れた!レイアウトも凝ってみた! 今回はココまでです。 続きは次回。↓ 『Webサイト担当者になったらまずやること 中編』 サイト内の関連記事: Webサイト制作で大事そーな6個のポインツ(ペパプロ君をつくりながら考えたこと)「人間中心設計」をヒントにした5段階のデザインプロセスのまとめ実験的な思考で動く企画で忘れないようにすること
資料シリーズです。すこしでも、スムーズに伝える手段になれば幸いです。 「ユーザーインターフェース(UI)が大事」といっても、液晶の画面の中だけのことを考えていると、ユーザが見ているものを想像することがなくなってくるよという例です。 結構、言葉では伝わらないこともあります。 ■これが液晶↓ ■その周り↓ ■たくさんの情報があります↓ ■このように↓ 形状とかではなく、わかりやすい情報だけピックアップしました。 これらの情報が、液晶なのかステッカーなのかなんて、使うときは区別しません。必要な情報が欲しいだけですよね。もちろん、あたまのなかに、「ユーザーインターフェース」という言葉なんて一言も思い浮かびません。 「ロッカーどうやって使うんだ?」 コレだけですよね。
懐かしいです。フォトカードソートワークショップ。暑かった! そのときの記事はこのあたりです。↓ 『フォトカードソートワークショップ報告マンガです』 ワークショップ自体は、分類をWebで使うことを前提に分けましょうというテーマでは全くなかったので、あしからず。 カードソート法で、きれいに分けることが必ずしも、役に立つ分け方になるとは限らないということについてマンガで描いてみました。ネットを使っている人は感覚でわかっていると思いますが、少し意識しておくと、よりカードソート法を有効に使えるのではないかと思いました。 でも、それとは別にこのワークショップで、カードソートは自分と他者の違いを目の当たりにするためにはとても良いと思いました。(違いはない場合もありますので比較と表現したほうが良いですね)やろうと思えば、思考発話法も体験できますし、それをメモすれば、ちょっとプロトコル分析も体験できます。で
ということで、一度、やってみたかった「How to」 のコーナーです。 興味ない人はココまででOKでーす。二度とやらなさそうなので、どうせなら丁寧に説明してみます(笑) [Photoshop CS3]です。 準備 [編集]>[環境設定]>[ガイド・グリッド・スライス・カウント]--(グリッド項目 グリッド線を「1pxel」分割数を「2」)←今回は分割数1でよかった[ビュー]>[表示]>[グリッド] 「ショートカットは「Ctrl+@」[ビュー]>[表示]>[定規][ビュー]>[スナップ先]>[グリッド]16×16でガイドを2本引いておきましょう。定規のメモリのところからドラッグするとできますよ~ すたーと! ↓[ペンツール]でパスを書きます。ただし、[シェイプレイヤー]。書く前に画面左上の選択が同じ感じになっているか確認してみてくだされ。 ↓描いたら選択します。[自動選択]と[バウンディング
コンテキストインタビューしました 友達に携帯電話についてインタビューしました。居酒屋で(飲んでませんよ)。 その結果を、覚えている範囲で記しておきますね。Aさんのプロフィールは、控えめに・・・30代男性。なんとネットが家にないそうです。 インタビュー結果 利用のしかたとはあまり使っていないが、基本的には以下 電話メールインターネット 電話について電話は、すぐに返事が欲しいときに使う。また、着信があったときにも使う。使用履歴を見るとかなり少ない。家族、友達が相手。 インターネットの使い方 価格を調べる最近使ったのは、価格を調べるとき。そのときは、まずブックマークしてあるYahoo!の検索窓に、「価格.com」と入れて検索してサイトを開く。その後、サイト内の検索窓に「スノーボードブーツ」といれて検索する。検索結果が多いのでさらに価格帯で絞り込む。ここで、検索結果に普通のブーツも登場してきたので
一番最初にやる「簡易ユーザビリティテスト」とは簡単にいうと、自分で使ってみるだけです。 たったひとつだけ考えるポイント 自分で使うといっても、なんとなく良し悪しや好き嫌いを見るわけではありません。ポイントは、使うシーンを考えて、タスクを設定することです。 具体的には、A1というシーンで、B1という人(今回は自分)が、C1というタスクでやったときの結果がこれであると整理して考えること。 あとは、数多くの条件を変えて、結果をたくさん比べること。 (もちろんこうしたらどうだろうと変えてからでもOKです) ノリと勢いで回数をこなせばいいんじゃないか 自分の使い方と他者のの使い方のうちで同じ点や違う点に気づくためには、回数が必要だと思います。億劫かもしれませんがノリと勢いでやっちゃえばいいんです。使っているところを見るうちに、今度は見ていないときも片隅で考える癖が自然についてくる効果があると思います
ボールペンの持ち方がなかなか変ですね。 マンガを描いているところじゃない予定でしたが、これも生活のひとコマでもあるので。 「生活の中で」を実感するには少しパンチの無い動画ですが、動きや様子、そして、シーンで考えるきっかけになるという意味では、動画はやはり伝わる気がします。(インターバル撮影ですが) 単にマンガや文字で「生活のなかのシーン(動きも含め)を考えよう」というだけではなく、ちょっと載せてしまうということで、もう一歩その先の何かを目指してみました。 「ユーザーエクスペリエンス」とかそういう言葉がピンとこないのと、その言葉自体がいきなり人に対して壁を作る行為で、このブログの対象者には合わないかなとか思っていました。 自分からすると「生活」という表現がいいかな?と言葉を選んできました。(人生というとちょっと大きいとも考えつつ、時々使っちゃいますが) 使い続けちゃっている「ユーザ」という表
UCD(ユーザー中心設計)を知ったときに、一番最初にピンときていて、考えていた部分ですが改めて整理します。ちょいとメモがてら。 作ろうとしているものは「改善型」なのか「新規型」なのか 「ユーザ視点で企画や案を出そう」となったはいいものの、「はて、ユーザってどこにいるの?」と困ったことはありませんか? もしくは、「ユーザに毎日見て欲しいと思って作ったサイト」や「技術的にできるから作ってみた機能」が使われないので「なんとかしよう」として、はじめて「はて、ユーザってどこにいるの?」と困ったことはありませんか? ユーザ探しで困るということは、結構核心に触れる重要な話です。(自分が何をしたいのかわかっていないということにつながるということだと思いますので) あれこれ理屈をつけようが要約すると「なんとなく作ってみた」というのが、企業レベルでも多いのが現実です。 それが悪いとは思いません。 ただし、「な
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