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中越さんは高校生の時にフランシス・ベーコンの作品を見て感銘を受けられた、とお聞きしたのですが…。 そうなんです。私は高校を芸術科で受験して油絵を専攻していたのですが、その時代にベーコンの代表作《頭部Ⅵ》を見てガツンとやられちゃいました。 高校生が感動する絵としては、ちょっと珍しいですね（笑） ですよね！私も当時の自分の精神状態を少し心配したりして（笑） でも、画家を志す人の多くはベーコンの絵が好きですよ。それは身体の描き方に共感したり、絵具の使い方に感心したりということらしいですが。 私は絵の勉強は途中で終えてしまったので、技術的な面というよりも、ベーコン作品が持つ圧倒的なパワー、精神的な世界、苦悩とか激しさ、狂気にどうしようもなく魅かれてしまいました さすが女優さんだけあって、ベーコン作品の本質を直観的に見抜いていらっしゃいますね。 今、中越さんが言われた「苦悩」というのは、まさに彼が表

東京国立近代美術館 2013.3.8 [金] - 5.26 [日] 開館時間：10:00－17:00（金曜日は20:00まで） ※入館は閉館30分前まで 休館日：月曜日（ただし、3月25日、4月1日、4月8日、4月30日は開館） 主催：東京国立近代美術館、日本経済新聞社 ベーコンの代名詞ともいえるトリプティック（三枚一組の作品）を含む 国内外から借用した約35点の作品を紹介いたします。 あわせて、ベーコンの絶筆に着想を得た、ルーヴル美術館でも紹介されたことのある ウィリアム・フォーサイスのダンス映像インスタレーションも出品予定です。 ［ 巡回先 ］ 豊田市美術館 2013年6月8日［土］- 9月1日［日］