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いよいよ本が出版される運びとなり、フリーペーパーにも告知してもらうことになった。 すると2社から「反日デモ」「尖閣国有化」という文字が載った表紙の写真は掲載できない、本文中でも「反日デモ」という表現は使わないで欲しいと言われた。 他社は特に何も言ってこないので、問題無いらしい。 修正希望の2社の理由は、たぶん大丈夫だが、万が一当局から「違法」を指摘されて10万元の罰金なんか吹っかけられたら大変、危ない事はしたくない、ということだ。 これが中国の潜規択と呼ばれる見えないロジックだ。政府は企業・個人に対し、常に違法性を発見して、いかにでも相手に打撃を与えることができる。嫌がらせをされるか逃れるかは、政府との関係(!?)次第となる。 2社が単なる被害妄想症なのか、それとも、大きく構えている他社は政府とガッツリ組んでいるので小さき事には一々びくびくしなくても済むのか? こちらから正々堂々押し返す術
今日は今年4回目の大気汚染黄色信号の日で、もやもや、前が見えない。市内可視度は500メートル以下まで下がった。 タクシーの運ちゃんが道端でPM2.5をモニタリングしてい環境保護局の車にじゃまだな〜と文句を言っているので、PM2.5を測るのは少なくとも進歩だというとすごい勢いで「それを知ったところでどうなるってんだ、食品安全も同じ、知ったところでどうにもならない」と言ってくる。その気持ちは分かるが、かなり頭に来ている様子。 ふむふむと言っていると「所詮、中共(産党)が政権に入る限り、この国に希望は無い。人々の倫理、道徳は地に落ち、信仰をもたない中国人は何も恐れずにありとあらゆるデタラメなことをしている」というではないか? 倫理、道徳、信仰と来たので、キリスト教かな?と思いその話を振ったが、どうも仏教徒らしい。ブッダ方面に詳しい様子だ。イエスキリストは想像の人物だが、ブッダは実物の人物だなどと
21日に北京を襲った洪水は61年ぶりの大雨で、友人にも怖い思いをした人がたくさんでた。 交通麻痺で空港から出られなくなった人は8万人というからすごい。 2日たった昨日も報道は洪水についてで持ち切りだが、どれも胡散臭い。 「北京人、中国を感動させる」(北京晩報社説)とか、 「より強大な北京精神のチカラ」(新華社電) 「心に深く刻まれるレッスン」(人民日報) 「プラスエネルギーの充満」(中国青年報)と基本的には美談づくしだ。 本来、洪水は天災で惨事である。それを美談でごまかそうというのは何とも国民をばかにしてはいないだろうか。 一方、微博はというと、なぜこんなにひどくなったのか、他にやりようは無かったのかという書き込みで一色だ。 例えば、 ドイツ人が100年前に作った青島の下水施設は問題ないのに、北京は惨事になったとか、 春節前の爆竹禁止のショートメッセージは全ての市民に発信されるのに、洪水警
やっぱり、そうか。変なものはヘンである。 中国新聞週間12月19日号は、2番手特集(1番は北京市の空気汚染)として「国語教育、最も危険な時の到来」という記事を載せている。 葉開という42歳の「上海の王朔」と呼ばれるちょっとした作家が、小学4年生の娘の国語教育をみかねて意見している。この人へのインタビュー記事。 葉氏の指摘する国語教育の問題点は ‐道徳主題別に章を立て、文章をその中に押し込む「思想道徳」主義。国語教育の政治化、道徳化、その結果生徒も好まず、文学的な古典はごく一部しかない貧相なテキストに。古典があったとしてもひどく手を加えられたものになっている ‐原作への尊重ゼロの文章を改ざんの横行。これが業界の闇ルールとなっており、誰も敢えてそのことに異議を申し出ない ‐作文には闇の主旋律があり、「良い作文」は主旋律通りのものでなくてはならず、それは生徒にとってみれば嘘の塊という作文評価のお
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