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blog.goo.ne.jp/asaikuniomi_palestine
1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。 イスラエルのレバノン攻撃が再開された。自己都合で48時間の停戦を宣言して、また一方的に戦闘を再開させたイスラエルだが、今度は以前にも増して大規模な戦闘を行なうつもりのようだ。 現地からの情報によると、非常召集された予備役を含む25,000人が地上戦に投入される予定だとのことだ。もしこれが事実とすれば、レバノンが焦土と化すことは間違いない。 レバノン政府が2日、発表した数字では、今回のイスラエル軍攻撃によるインフラに対する被害は20億ドル(2,300億円)を超えた。年間国民総所得(GNI)が200億ドルを超える程度の小国にとってその1割もの損害を受けることがどれほどの意味を持つか、その辺りから考えていただくと、いかに事態が深刻であるかお分かりいただけるはずだ。ただ、その20億ドルという
1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。 中東訪問中の小泉首相、「最後の御奉公」でなんとか世界の耳目を集めたかったようだが、現地ではまるで相手にされず、観光旅行に毛が生えた程度のものとなった。 12日にはイスラエルのオルメルト首相と会談を行なったが、これは予定されていたもので、オルメルト首相とすればキャンセルしたかったというのが本音のようだ。今オルメルト首相は、パレスチナ武装勢力だけでなく、北に接するレバノンの武装勢力とも対峙しており、「この非常事態にもうあと数ヶ月で辞めてしまう日本の首相と今さら会ってもなんになるのか」と側近に語ったそうだ。 パレスチナ武装勢力には、イスラエル兵2人を連れ去られ、2人を連れ戻そうとガザに軍事侵攻、70人以上のパレスチナ人を殺したものの、未だ成果は何も得られていない。一方、レバノンのヒズボッラ
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