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アメリカ大統領選
blog.goo.ne.jp/atom_2004
連続射殺魔事件として騒がれた永山則夫死刑囚が死刑執行されて15年が過ぎた今頃になって、なぜか永山則夫の著書「無知の涙」を読んだ。この本も、実は10年くらい前に買ったまま、2-3ページを開いただけで、本棚の隅でほこりをかぶっていたものだ。読もうと思って買ったのだが、最初のページの彼の詩とも何とも言えないものを読んで、一気に読む気を失ってしまったことを、かすかに覚えている。今回も、読み始めてしばらくは、同じような失望感を抱きながら読み進めた。 その失望感は、おそらく作家としても名前が知られた永山則夫の文章に過大の期待を抱いたからに他ならない。それが分かったのは、彼の生い立ちを彼自身の文章から見いだしたからだ。永山則夫は、小学校も中学校もあまりろくに行っていない。高等学校も形だけは入学したのだけれど、ほとんど行くこともなく止めてしまった。その彼が、連続殺人を犯して捕まり、拘置所の中で書き始めた文
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