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blog.goo.ne.jp/election2005
衆議院選挙は11日に投・開票され、自民党が296議席を獲得しました。激動の総選挙をブログの視点から伝えてきた「衆議院選挙2005 ブログ選挙ポータル」。最後に、投票日前の選挙期間中にも今回の「ブログ選挙」を展望した佐々木俊尚氏に、もう一度寄稿していただき、今回の選挙結果にブログやネットは影響を与えたのか、あらためて検証します。 「ブログは選挙に影響を与えたか」 総選挙は、自民党の地滑り的圧勝に終わった。果たしてこの圧勝に、インターネット世論の影響はあったのだろうか。今回の選挙は、ネットの世界では「ブログ選挙」とも呼ばれた。ブログで語られたさまざまな言論や意見は、何らかの世論を生み出したのか。そしてそうしたインターネットの世論は、リアルワールドの選挙結果に何らかの影響を与えたのか――その動向に多くの人が注目したのである。 結論から言えば、インターネット世論のリアル世論への影響力は、目に見える
「公職選挙法違反ではないか? いや違うのでは」。サービス開始時にインターネット界で話題となった「総選挙はてな」は、予測市場と呼ばれる日本では耳慣れない仕組みを利用。政党を会社に見立てて株式(アイデアポイント)を発行、その株式をユーザーが取り引きすることで政党の時価総額=議席数を予測するサービスだ。 「話題を提供することで選挙や政治に関心を持ってほしい」と語る、株式会社はてな代表取締役近藤淳也さん(29)に、「総選挙はてな」の意義、そしてブログやネットのリアル社会への影響についてインタビューした。近藤淳也 株式会社はてな代表取締役 1975年生まれ。三重県育ち。京都大学理学部卒業、同大大学院中退後、自転車競技のカメラマンを経て、2001年にはてなを創業。社員は現在13名。ブログサービスの「はてなダイアリー」や「人力検索」をはじめ、予測市場の仕組みを用いた「はてなアイデア」、気に入ったブログの
特別寄稿第五弾は、フリージャーナリストの佐々木俊尚氏。今回の「ブログ選挙」は、インターネット世論形成への序章なのか、それともブームに過ぎないのでしょうか。 IT分野に精通し、日本のネット文化への造詣も深い佐々木氏に、すでにネット世論が政治を動かしているとされる韓国やアメリカの状況を分析しつつ、ネットとリアルの関係の行く末を展望してもらいました。 佐々木氏には、今後も「ブログ(ネット)選挙」の動きをウォッチしていただき、選挙後にも寄稿していただきます。 日本で「ブログ世論」は生まれるか 「ブログ選挙」とも呼ばれている今回の総選挙。これまで身辺雑記や技術系の話題などに偏っていたブログの世界で、突如として郵政民営化や政権交代についての真面目な議論が巻き起こっている現象は、たしかにインターネットの世界で何かが起きつつあるという印象を与えるものだ。 その現象は、いったい何を意味しているのだろうか。少
特別寄稿第四弾は小倉秀夫弁護士です。「ブログ(ネット)と選挙」と公職選挙法の関わりが、ニュースなどでも取り上げられています。IT法の第一人者で、自らブログを持ちネット上で発言されている小倉弁護士に、専門家の立場から「ブログ(ネット)と選挙」「ブロガーの選挙報道や論評」の問題点と将来の可能性について寄稿していただきました。 ブログと選挙──どこまで自由化すべきなのか? ■ 選挙の平等とインターネット 「ブログと選挙」といいますか、「インターネットと選挙」という話題になると、常に問題となるのが公職選挙法との関係です。 公職選挙法にて選挙活動の方法及び量について様々な規制が設けられている趣旨が、財力等によって選挙活動が左右され、候補者間の平等が図れなくなることを防止する点にある以上、候補者(政党を含む。)によるウェブサイトのようにコストがかからないものについてはこれを規制する合理的な理由はないと
特別寄稿第二弾は、ブログ上で文章を発表しながら、ルポライターを目指して積極的に活動している元OLの泉あいさん。現在ブログ界で最も注目されているジャーナリストの卵です。記者経験のない「普通のブロガー」である泉さんが、政治家への単独インタビューを次々と実現させ、つい先日開かれた自民党による「懇談会」にも出席するという快挙を成し遂げています。 既存メディアの独壇場だった従来の政治報道のあり方を「ぶち壊す」泉さんに、gooニュースが初の「寄稿」を依頼。プロのライターとしてデビューした泉さんが書く、ルポライターへの道や執念の取材風景、そして懇談会の模様とは。 元OLブロガー自民党本部で取材する ■ OLからブログジャーナリストに 私、泉 あいと申します。38歳8カ月の♀です。名前を聞いても「お前誰や?」とお思いのことでしょう。実は「Grip Blog」というブログをやっているおばちゃんです。ブログと
■ 「レッテル貼り」という最強のポジショニングを生かす戦略 僕のブログの以前のエントリでも書いたように、今回の総選挙における小泉首相の基本戦略とは、「自民党=郵政民営化=改革派、それ以外=民営化反対=守旧派」という、小選挙区選挙制度で最も有効な選挙戦略、つまり「正しい奴とそれ以外」という、誰にでも分かる強烈なレッテル貼りである。そして、このレッテル貼りの罠に自民党内反小泉派と民主党をいっぺんにはめたという意味で、「ポジショニング」は見事な成功を収めた。ここまではおそらく、小泉首相の天性の政治センスのなせる技だろう。 だが、ポジショニングだけでは「政権交代」というキーワードでマスコミを味方につける民主党に対していつまでも圧倒的優位には立てない。「レッテル貼り」の戦略を成功させるためには、人々の注意をそのレッテル以外に逸らせてはいけないからだ。そのレッテルに賛成だろうが反対だろうが、人々がその
2005年8月16日からスタートした「衆議院選挙2005 ブログ選挙ポータル」(公示前は「緊急ブログアンケート!!」)は、選挙戦終了にともない、9月16日(金)午後6時をもちましてトラックバック・コメントの受け付けを停止させていただきます。記事はしばらくの間、公開します。 初めての試みでしたが、多くの方に閲覧およびトラックバック・コメントを頂き、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。 今後ともgooニュースとgooブログの取り組みにご注目ください。 ■壁となった公職選挙法 なぜか。公職選挙法によって、候補者の側が意図的にインターネットにコミットすることを避けてしまったからだ。公選法は146条で選挙期間中の文書図画の頒布・掲示を禁じており、総務省は「公選法はインターネットを想定していないが、公示後のブログやウェブの更新は146条に抵触する」という判断を示している。この結果、ご
■ 「広告」から「広報」へ、自民党のコペルニクス的戦略転換 翻って、今回の総選挙での自民・民主両党のマーケティング戦略はどうなっているのだろうか。まだようやく半分が過ぎようとしている段階ではあるが、ここで少し僕の推測も交えて、思うところを書いてみたい。 今回の動向を眺めていて感じるのは、小泉首相一人の才覚とはとても思えない、自民党のコミュニケーション戦略の卓抜さ、そして対照的に昨年の参院選までとはうって変わったように精彩を欠く民主党の姿だ。 一体何が自民党をこうまで変えたのだろう。変化の原因の1つと考えられるのは、2005年1月から自民党が電通に代えて初めてPR会社を起用したことだ。1月の読売新聞の記事が自民党の世耕議員のウェブサイトに転載されている。 [政治の現場]50年目の自民党(2)―民主にらみ“広報合戦”―(読売新聞) ちなみにプラップジャパンと自民党とのつながりについては、8月に
「ブログは選挙に影響を与えるし、投票率は上がりますよ」。自信にあふれた表情で語るのは、「選挙に行こう! YES!」「改革をすすめよう! YES!」「もっと発言をしよう! YES!」の3つのメッセージを若者に向けてブログで発信する「YES! PROJECT」の代表発起人を務めるグロービスグループの堀義人代表。「YES! PROJECT」(Young Entrepreneurs' Society:若手起業家の仲間)には、サイバーエージェントの藤田晋社長、USENの宇野康秀社長、はてなの近藤淳也社長ら、注目の若手経営者ら157人が賛同。インターネットを通じて、政治参加の重要性をアピールし、若者の投票率向上を狙う。プロジェクトを仕掛けた堀代表にインタビューした。 堀 義人 グロービス・グループ代表 京都大学工学部卒、米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社にて新規事業開
特別寄稿の第一弾は、『R30::マーケティング社会時評』をネット上で展開するR30氏。ネット世論に影響力を持ち、トレンドを生み出すアルファブロガーにも選ばれているネット界の有名人です。元大手経済誌記者の経験を生かした分析力、テーマ設定、鋭い切れ味の文章が高い評価を得ています。R30氏の目から見た「初のブログ選挙」の裏側とは。今回から3回にわたってお届けします。 ブログは選挙マーケティングの何を変えたか 最初にお断りしておくが、僕は自分のブログで何度か書いているように、自分の政治信条や支持政党については人前で公言したくない人間である。 なので、これから論じる話も個々の政党の政策内容が実際はどうなのかとは何の関係もない。あくまで、ネットユーザーとしての僕の目にどう映ったかだけに基づいて論評するものだ。よってこの記事を読んで「R30は○○党シンパだろう」とか批判されても、それはまったくのお門違い
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