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アメリカ大統領選
blog.goo.ne.jp/lysander
川俣正さんと桂英史さんのトークイベント。ちょうど東京藝大の先 端研の修了制作展のオープニングと重なっていて、大盛況でした... 以下、印象に残った発言をかいつまんで... 昨今のアートフェアのあり方について 川俣『ノウハウに乗った方法が定着してきてつまらなくなった。ま た、観る側もフレーズに乗ったものを要求するようになってきた。 サイトスペシフィックはもういいや。作りたくない。』 日本と西洋でのアートの観方にについて 川俣『西洋ではアートは特別な人しか作れないと思われている。だ から観客参加型の作品を海外に持っていったら注目を集めると思う。 一方、日本にはそうした考えがなく、誰もが作れると思っている。 だから観客参加型の展示がうける。』 日本と西洋でのマーケットについて 川俣『アブダビのような予算の上限のないところにプロポーザルを 出して、自分の小ささを知った。あそこは40年前まで砂漠だっ
ヨコハマ国際映像祭が始まっています... ・ヨコハマ国際映像祭2009 サイトをみてもいま一つ何をするのか掴みにくいイベントなので、 自分の眼で確認しにいくことにしました... 会場は新港ピアと BankART StudioNYK。昨年のトリエンナーレを彷 彿とさせます。 BankART StudioNYK に興味深い作品が多く... ◎『ヴィデオ・カルテット』by クリスチャン・マークレイ 音やリズムによって繋げられた映画のかけら...古今東西の映画を写 した四つのスクリーンにはジャズありクラシックありジミヘンあり テルミンあり...マリリンにジェームス・ディーンにイングリッド・ バーグマンにヒッチコックに...とても楽しい作品。 ◎『The Voice-over』by 山川冬樹 個人的な思い出とその間に流れる個人史をインスタレーションした 作品。映像とはちょっと違う気もするけれど、声や
会田誠さんの名前は何となく知っていたけど、初めて観たのは 2001 年の横浜トリエンナーレでした。ジューサミキサーのインパクトが強 く、それ以来私には苦手な作家でした... 風向きが変わってきたのは山口晃さんとの二人展。その時の感想に はこんなことを書いています。 > 会田さんの作品では通称『電柱』とか、豊作のヴィトンとか、 > 浅田彰への呪詛の言葉あたりにニヤリとさせられました。初期 > のミツバチの絵本(?)もシュールですしね...実は言葉の人な > のではないかと思ってしまいました... そして、今年、美術手帖のリニューアルに合わせて企画した会田誠 特集を読んでこんなことを書いています。 > そう、私は会田さんの書く日本語がとても好きです。 先日まで恵比寿のナディフでやってた『昭和40年会の東京案内2008』、 案内の地図の上の『人生の終着駅・綱島温泉』だの、欄外の『神奈 川に負ける
東京都現代美術館の収蔵品展が凄いことになっています... 一階の展示から... 昨年の ART AWARD TOKYO でグランプリをとった荒神明香さんの新作。 昨年はパスタを素材にしたモビールで楽しませてくれましたが、今 回は造花を使ったモビールと、クラッカーを使ったモビール。彼女 はモビラー...? 特に『reflectwo』というアクリルの板の上にカラフルな造花をあし らったのがよかった...館内の空調にそよぐ花々は涼しげ。ホワイト キューブの壁にとても映えています。風鈴がわりにこんなの流行ら せるのもいいかもしれません。 隣の大きな部屋には見慣れた作品が... 加藤美佳さんの花から生まれる子犬、そして少女...そこから続く奈 良美智、リキテンシュタインの流れはいいなぁ...こうして観るとリ キテンシュタインは古典の風格だな... MOTの収蔵品で何が好きかと聞かれたら、まっさきに思
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