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都知事選
blog.goo.ne.jp/mt1936_001
マッチョ礼賛、暴力、男同士の友情を描いた迫力満点のバイオレンス映画を、若くて美しいドイツ人の女性新人監督が作った。 リアリティのある美しい映像、説得力のあるスピーディーな展開。暴力について、深く考えさせられる秀作である。 フーリガン 私はサッカー観戦が大好き。だから、フーリガンにも興味津々。 Jリーグ開幕直前の1993年3月、仕事で女子サッカーの有力チームの取材をした。 そのチームには強豪国のアメリカから助っ人が何人か来ていた。 予想を超える激しい練習・・・。ミニゲームは真剣そのもので、まさに格闘技だった。 監督は、東京大学男子チームの監督から転身した人。 彼からサッカーの面白さを徹底的に教わった。 野球と違って選手は管理されにくいこと。 足という非日常的な身体ツールを駆使して 、華麗な勝負の世界を創出すること・・・ 。 以来、野球フアンからサッカーフリークへ、 私も鮮やかな転身をした。
原題は「 North Country 」。北の帝国(家父長制資本主義)に対する、南の国から来た移民(弱者=女性)の異議申し立てがテーマ。 原作はノンフィクションの「集団訴訟」。米国で1984年に訴えを起こし98年に結審、「セクシャル・ハラスメント法」制定のルーツとなった訴訟に基づいている。 スタンドアップ 主人公のジョージーは、家父長制資本主義の犠牲者だ。 家父長制とは、男性が女性を劣等な性とみなして権力を行使する、「女性嫌悪」と「女性蔑視」に根ざした社会関係のシステムである。 近代の資本主義は、資本の蓄積と利潤の追求を最大目的とし、効率化を図るため、公私の領域の分離を求める。公的領域の有償労働は男性に、私的領域の無償労働は女性にといった具合で、前近代よりもさら厳しい制度的な性差別イデオロギーを創出した。 近代国家は家族単位で国民を管理するので、「愛に満ちたマイホーム」は、男性にとって手の
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