タイトルで嫌な予感がされた方もおられるかと思いますが、今日は突然、内輪ネタ、というかフランス思想ネタです。しかも長いです。関心のない方はスルーしてくださいませ。 * * ドミニク・ルクールのクセジュ『科学哲学』が翻訳されたらしい。 『科学哲学』 ドミニック・ルクール(1944-)著 沢崎壮宏(1971-)+竹中利彦(1971-)+三宅岳史(1972-)訳 文庫クセジュ(白水社) 2005年8月刊 本体951円 新書判164+19頁 ISBN4-560-50891-7 フランス認識論からいわゆる「フランス現代思想」(ex. フーコー、デリダ、ドゥルーズなど)への流れを見通す糸口をも与えてくれる良書とか。 そういえば、バシュラールに詳しい友達も「トマス・クーンとフランス認識論の関係について考えるなら、ルクール読んでみるのも手だよ」とか言ってたような。それが日本語になった。楽だ! 買うかな、どう