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<ノート> 中世の“スピリチュアリスト”たち(2007年10月18日)(高森光季) スピリチュアリズムというのは、19世紀に生まれたものであるけれども、「スピリチュアリスト」と名乗る人々は、13世紀にも存在した。フランシスコ会修道僧の中で「聖霊主義者」と言われている人たちである。「聖霊主義者」の原語(ラテン語)は「スピリトゥアーレス Spirituales」であり、まさしくスピリチュアリストである。 この宗教運動の源となったのが、フィオーレのヨアキムというシトー派の修道僧である。1135年頃、イタリアのチェーリコに生まれ、カラブリアの修道院長などを務め、1202年3月30日、シーラ高原の小さな教会サン・マルティーノ・ディ・ジョーヴェで死去している。『調和の書』『黙示録注解』『十弦琴』といった(ひどく難解な)著作がある。 ヨアキムの思想はその後異端と宣告されるが、生前の彼自身の活動はきわめて
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