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都知事選
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ジェラルド・ジョナス (訳: 田中祥子+山口順子) 世界のダンス ー 民族の踊り、その歴史と文化 大修館書房, 2000年 なぜわれわれがダンスするのかって? われわれは生きているから、 石ではないからダンスをするのだと思う。 いままでに石がダンスをするのを見たことがあるか?ー あるアフリカの学者 ダンスやダンス・ミュージックについて調べ始めると、資料のほとんどが「バレエ」とか「フラメンコ」とか「サイケデリック・テクノ」といった、特定のジャンルに関するものであることに気づく。 だが、そうした細分化の前に、ひとまず「ダンスとは何なのか」を概観しておくためのリファレンスが必要ではないか。そう考えていた当方にとって、本書はまさしく最適な「最初の一冊」となった。 これまでダンスに関するアカデミックな研究は、西洋社会のダンスを扱う「ダンス批評」や「歴史学」と、非西洋社会のダンスを扱う「ダンス民俗学」
先日、息子の小学校の個人面談で担任の先生に「参考までに伺っておきたいのですが、お子さんはサンタを信じてますか?」と真顔で訊かれた。 逆に「な、なぜそんな事を?」と訊き返してしまった。「いえ、うちのクラスは、結構信じてる子が多いみたいなんですよ…」と言われた。(※ 小学3年生です) 思わず「近年の調査によると、子供にサンタを信じていてほしい親が多いらしいですよ。それはつまり…」なんて岩村暢子さんの本みたいな事を言いそうになったが、そういう親を批判していると勘違いされてはマズいと思い、 「そうですか… うちは信じてないと思いますけどね、先日も『パパ、今年もサンタのかっこうするの?』と言われましたし…(笑)」とお茶をにごしたのであった。 で、帰宅して息子に「ねえ、サンタっていると思う?」と訊いた。そうしたら即座に「いるよ!いるにきまってるじゃん」と言われ、衝撃を受けたという(笑) 「でも…いつも
「CDが売れない時代」です。 業界の内外を問わずあちこちで聞く話ですよね。インサイダー情報によれば、オリコンTOPに入るような曲でもディスクの実売数が実は数百枚程度なんてザラだとか。 しかしこれは、業界の裏話をきくまでもなく、実感としてわかります。だってアナタ、先月CDを何枚買いました? いや、そもそもCDショップに行きました? 当方、大学という「18~25歳ぐらいの若者を定点観測できる職場」に身を置いてるので、折にふれ彼らの音楽との接し方をインタビューしているわけなのですが、ここ数年はっきりしているのは、彼らは基本的にCDを買わない。 いやCDどころか、iTunesなどのダウンロード販売で楽曲を買うことすら、ほとんどない。業界は「違法ダウンロードのせいで音楽が売れない」と言いますが、違法合法を問わずダウンロードなんて面倒くさい事は、そもそもしないのです。 もちろん美術大学という特殊な環境
チームはなぜ7人必要か。 もしぼくが何らかの理由で、金庫破りとか現金強奪とか人質奪還といった作戦行動をとらなければならないハメに追いこまれたなら、手始めに6人のプロフェッショナルを集めるつもりだ。 なぜって? だって映画の中では、無敵のチームというものは常に、必ず、「7人」と決められているからだ! 最新映画で言えば、こちらのヒーロー大集合ドリームチーム。 アベンジャーズ(2012) とはいえ、映画史の中で最高の7人組と言えば間違いなく、この連中だろう。 七人の侍(1954) 内田樹さんは"『七人の侍』の組織論"という文章の中で、「リーダー」勘兵衛(志村喬)「サブリーダー」五郎兵衛(稲葉義男)「イエスマン」七郎次(加東大介)「斬り込み隊長」久藏(宮口精二)「トリックスター」菊千代(三船敏郎)「苦しい時には重宝な男」林田平八(千秋実)「生き残り、伝説を語り継ぐ者」岡本勝四郎(木村功)と見事に7
連休を利用して「浜松市楽器博物館」に行ってまいりました。(今日の記事は相当ヲタク度の濃い世界にどっぷりと浸かりますので、電子楽器類に興味のない方はここで読むのを止めて下さい!) + + + トロンボーンをはじめ金管楽器に異様な執着を示す息子に、『ぼくと楽器はくぶつかん』なんて絵本を見せてたら、とても食いつきが良かったので、それじゃあ本当の楽器博物館に行ってみようか、と思い立った次第。 そもそも、この1週間ほどTVも震災報道、また原発事故の余波を恐れて疎開し始める友人知人も多く、未曾有の事態に世の中全体がピリピリしている雰囲気。ここで自分まで「バッドなオーラ」を放ち出すようでは息子がかわいそうだ。とにかくちょっと気分転換しようじゃないか。平常心を取り戻そうじゃないか! というわけで浜松まで新幹線に乗る。(鉄道に興味ない息子、このぐらいの乗車時間が限界だな…) さっそく楽器博物館に着いてみたが
2011年3月15日の夕刻、日本列島をとてつもない情報が駆け巡った。 それは僕のタイムラインに流れてきた、友人の音楽家・有馬純寿 (@sumihisa)の1本のツイートから始まった。 @sumihisa もろもろ品薄のコンビニであふれているアルコール飲料が一気に買い占めされるかもしれませんね。@k1oku http://bit.ly/fIFFrz 情報源は音楽家の奥慶一さんのようだ。元ツイートをたどってみたら @k1oku 赤いおくすりにも効果が! RT@kizm_naoya 関西の友人からビールを飲めと連絡が来た。 http://www.nirs.go.jp/news/press/2005/08_11.shtml そうかぁ、じゃぁ飲むしかないなぁ。【?】ビール成分に放射線防護効果を確認【?】 という文面。 大もとの発信源は小泉直也さんという方のようだ。 リンクを開いてみると、 「ビール成
FRAGILE / Satoru Wono composed, arranged and produced by Satoru Wono cello:Seigen Tokuzawa all keyboards and piano: Satoru Wono Copyright © 2011 Satoru Wono All Rights Reserved. 突然ですが、作品をYOU TUBEで発表しました。公式に発表する「新曲」としては、なんと約8年ぶり。まるでコールド・スリープから解凍されて目醒めたような、不思議な感慨があります。 その間、もちろん職業作曲家としては依頼された映像音楽や商業音楽を制作していましたし、ちょっと前からは「PLEASURE CHANNEL」名義でハウスミュージックのリリースも始めていましたが。ヲノサトル名義で新作を発表するのは、本当に久しぶりです。 2008年に妻が
2011年1月13日(木) evala 特別講義 会場:多摩美術大学 レクチャーCホール あのevala氏が自らのMAX/MSPプログラミングや立体音響の構築術について本邦初公開するということで、各方面からの反響や問い合わせがツイッターやメール経由でものすごい事になっております…! これは大学の正規科目の講義なので、対象は当然在学生なのですが。(多摩美生は自由に聴講可)仮に外部からいわゆるモグリで聴講に来場した人がいても、不特定多数の学生と見分けてシャットアウトする事は不可能ですねえ、当方としては…(微苦笑) + + + というか大学当局からはガイドラインとか出ていないけれど、学内で行われるこの種の祝祭的な講義ってむしろどんどん外部に公開していった方が良いのではないかと、個人的には思ってます。 ・社会へのメリット:地域や社会に大学が資産(情報)を還元する機会になる ・学生へのメリット:外部
ある晩、息子がなかなか寝てくれず、寝物語に「桃太郎」を語るハメにおちいった。 何か思いつきで「普通のと、かかし男が出てくるのとどっちが良い?」と訊いたら、「かかしおとこ」というので、口から出まかせマッシュアップストーリーを展開するハメに。 そしたら、語り始めた自分に何かが降りてきて、息子を寝かしつけるという当初の目的を完全に逸脱してしまい、30分以上の超大作になってしまった…。 むちゃくちゃ、くだらなくて長い(寝かしつけ用だから)この話を、読んでみたいという酔狂な方は、以下のリンクに飛んでみて下さい。 "MOMOTARO 2010" by Satoru WONO
初台のICCに来るのはずいぶん久々。ひょっとしたら4年ぶりぐらい。かつては新しい企画展があるたびオープニングパーティにかけつけ、それがすなわち知人友人との交流会になる…という、ほとんどカフェかクラブのようなノリで使わせていただいていた(←ひどい)。息子が生まれてからは夜の外出を控えたこともあり、全く疎遠になってしまっていた。 開かれていた展覧会は「可能世界空間論」というもの。メタヴァース(インターネット内の仮想空間)に代表される、「我々がふだん暮らしたり触ったりして"リアル"だと思っているもの」以外の場所や物体や空間の可能性を探る企画。 …というのは、あくまでもぼくの乱暴でショーカットすぎる要約。実際は、まさに現在進行形で議論中の複雑かつホットな概念なのだろう。今回は建築、都市計画、デザイン、アートといった諸領域から、この問題への刺激的なアプローチが示されている。 先般の「サイバーアーツジ
森美術館。企画展を観終わって出る直前のところで何か上映している。何気なく入ってみたら、これが面白くて、思わず1時間ぐらい滞在してしまった。 「不平の合唱団」 ヘルシンキの2人のアーティスト、Tellervo KalleinenとOliver Kochta-Kalleinenが始めたいわゆる参加型アートのプロジェクトだ。何らかの不平を持つ市民が自発的に合唱団に参加し、彼らが書いた不平に基づいて歌詞を決め、作曲し、合唱を行う。…という「アイディア」自体が、彼らの作品。 したがって世界中どこの誰がこのアイディアに従って「不平の合唱団」を組織しても良いのだ。森美術館では、世界各地で行われたプロジェクトの記録映像がマルチスクリーンで次々に上映されているので1つ観終わっても「それじゃ別の都市ではどんな演奏だろう?」という興味から、延々と観てしまったわけ。(東京篇もある。作曲はチャンチキトルネエドの大口
今まで閲覧してくださっていた皆様ありっがとうございました。今後はブログも告知なども、公式サイト http://www.wonosatoru.com の方に集約いたしますので、そちらをご覧ください。 . . . 本文を読む
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