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大谷翔平
blog.livedoor.jp/abegeorge
その当時、学者たちは地球が円いことを知っていましたが、僕やウニ程度の極く普通の人たちは知りませんでした。平べったい地球は、海の端まで行くと滝のように海水が流れ落ちていて、帆船も船乗りも、クラゲやクジラもみんな落っこちてしまうと信じられていました。 そんな時代に僕の大好きなコロンブスは、「どんどん西へ進めば、必ずジパングかインドに着くはずだ」と言って、サンタマリア号を未知の海に進めたのです。 資金を出してくれたのは、スペインのイザベラ女王でした。冒険家と出資者のタッグチームがなければ、発見も発明も、革命だって成就しません。人間社会の飛躍には、このタッグチームが不可欠でした。 しかし人間の長い歴史の中には、このタッグチーム無しで成し遂げた、偉大な発明もありました。 これも僕が尊敬するライト兄弟は、「空を飛べるのは、虫と鳥、それに天使だけだ」と人々が思っていた時代に、「いや、そんなことはない。人
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