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体力トレーニング
blog.livedoor.jp/dogon23
カナダの国立研究所「TRIUMF」の科学者、Byron Jennings氏によってこの度作成されたポスター。 (C) B.K. Jennings 2013 科学的方法論 1. 一連の観察・観測 (observations)から始めてみよ 2. その観察・観測結果を説明することのできるモデルを構築せよ 3. そのモデルを使用して、検証可能な予測を立ててみよ 4. その予測をまた新たに観察・観測で得られたものと比較してみよ 5. その比較によって得られた結果を活かして、モデルを評価(アセスメント)し、修正を加えよ 6. 以後、必要に応じてこのプロセスを繰り返すこと ※ 一連の観察・観測結果を記述することのできるようなモデルは実際、数多くあり得る。その多数ある選択肢のうちから、1つのお気に入りのモデルが選択されるわけだが、その決め手となるのは、単純明快さ (simplicity)である。 Qua
カナダの研究チームはこの度、「重ね合わせ」の状態にある、およそ光子1億個分のマクロな系を実験的に実証することに成功。二つの決定的に異なる状態にあるマクロな系をつくりあげることができたとするその研究成果は、Nature Physicsに21日付けで掲載されている。 今回、Calgary大学のAlex Lvovsky氏率いる研究チームが実証に成功したのは、およそ1億個の光子からなるマクロな系と、1~2個程度の光子からなるミクロな系で、片方のミクロな量子的なゆらぎが、もう片方のマクロな量子的なゆらぎと量子的な相関関係にあるということが示されたとしている。 また、シュレーディンガーの猫で言うところの、「生きている状態」と「死んでいる状態」とに対応する量子的な状態は、数万個の光子によって肉眼で見分けがつくようになっているという。 発表された論文の抄録 (abstract)は、次のような文章で結ばれて
私たちが暮らしている宇宙は、決して唯一のものではなく、無数にある宇宙の一つ ( ≒マルチバースの一つ)にすぎない可能性があるーーー 少し信頼性に欠ける主張であるように思う人もいるかもしれない。 しかし、実際のところ、このような「マルチバース理論 (多元宇宙論)」は、数々の研究によって理論的に支えられている。 また、マルチバース理論に至るアプローチも一つではない。つまり、それぞれに独立した数々の物理学的な理論が、マルチバース理論という一つの共通した結論を指し示しているのだ。 専門家の中にも、「隠された宇宙」が存在している可能性があると考える者は少なくない。 以下に紹介するのは、私たちがマルチバースにいるということを示唆する、あまたある「マルチバース理論」の中でも、最も科学的に説得力のある理論だ。全部で五つある。 それでは、順番に見ていくことにしよう。 ▲ 1. 無限に広がる宇宙 (infin
中国・カナダ・シンガポールの物理学者らからなる研究チームはこの度、シンプルなタイプの量子コンピュータを使用して「連立一次方程式」のような数学的な問題の解を、高い忠実度で求めることができたとする研究結果を発表。 Physical Review Lettersに掲載された論文では、そのシンプルな量子デバイスがどのようにして製造されたかということや、この先より性能の高いものにしていくことのできる可能性についてなどが詳述されている。 研究チーム曰く、今回用いられた実験装置一式に更なる改善・修正を施せば、今回試みられたシンプルな問題とは異なるタイプの問題を解くこともできる可能性があるという。 連立一次方程式を解くのに使用された「量子アルゴリズム」は、2009年にAram Harrow、Avinatan Hassidim、Seth Lloydらによって開発されていたもので、この「量子アルゴリズム」を使
スイスの研究チームはこの度、「量子鍵配送」として知られる極めてセキュリティの高い暗号通信法においてさえも、ハッキングなどの傍受に晒される可能性があるとする研究結果を発表。 Institute for Theoretical Physics所属のRenato Renner氏率いる研究チームは、来月に米カリフォルニアはサンホセで開かれる予定の会議「Lasers and Electro-Optics (CLEO: 2013) 」で、ある特定の量子暗号スキームの「故障確率(failure probability)」について計算することのできる新たな手法に取り組んでいる旨を報告するつもりであるとのこと。 傍受者に秘匿のメッセージを読み取られてしまう可能性が一体どれくらいのものなのかを定量的に示すことは、量子通信の一般的なセキュリティを確保する上でも肝要だ。 ▲ 量子暗号通信、量子鍵配送(QKD) 既
米ロスアラモス国立研究所のチームは1日、過去2年半にわたって「量子ネットワーク」を既に稼働させていたとする論文をarXivに発表。 今回明るみに出されたネットワークは、空輸システムが「ハブ空港 (hub airport)」 を中心として成立する仕方にも似た「ハブアンドスポーク(hub-and-spoke)」型をベースにしたもので、ハブ以外のあらゆる場所で全き安全性を誇る通信を可能にするものであるとしている。 「量子ネットワーク」において、情報は変化させること無しには読み出すことができないので、情報が気づかれることなく傍受されるということは不可能とされている。 しかしその一方で、そのような完全無欠なセキュリティを可能にする同じ技術が、情報をネットワークシステム内に実装するのを妨げてもいる。 というのも、情報が経路を辿っていくためにはどうしても「アドレス」が読み出されなくてはならず、しかしこの
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