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blog.livedoor.jp/kokusen_kudo
2008年09月05日11:42 カテゴリ 水村美苗の論文 普遍語・国語・現地語---英語の世紀の中で。 かつて『本格小説』という作品を面白く読んだことがあるが、小説家の水村美苗さんが新潮の9月号に、「日本語が亡びるとき---英語の世紀の中で」という力作を発表している。長編評論ということだが、はじめの方は小説のようにも読める。後半部分に日本語と日本語で書かれた文学をめぐるグローバルな視点で描かれた評論がある。 彼女はひと言も書いてはいないが、私はこの論文を読みつつ、グーグルの野望というものを思ってしまった。グーグルは全世界のテキストをコンピューター上で検索可能にするだろう。だが、もちろん、それは英語に翻訳されているテキストに限る。そして、そのようなことも含めて英語は、現在、「普遍語」になりつつあるのであろう。政治・経済上での英国ならびにアメリカという国のありようとは一線を画して、そのように
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