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災害への備え
blog.livedoor.jp/kotolier
就職活動する時に学生が企業に本当に訊くべきことの1つは、その企業を辞めた人がその後どうなったかです。 そこで「いや〜、ロクでもない人生送ってるよ」的な答えが返ってきたら、その企業はやめておいた方が無難です。その企業の人は「簡単に辞めない方が良いよ」という世話心でそう言うのかもしれませんが、本当にその企業を辞めたら「ロクでもない人生」になるのなら、その企業の方が「ロクでもない会社」です。 「それぞれみんな頑張ってるよ」とか「あんまり接点ない」とかもイマイチです。前者は具体性に欠けますし(その具体性のなさは就活だったら楽勝で落ちるレベルです)、後者は悪い辞め方をしていることの裏返しかもしれません。一般的に、転職後に自分を一番助けてくれるのは「辞めた会社(の人たち)」です。 「悔しいけど、うちよりいい企業で活躍しているよ」みたいなのがやっぱりいいですね。就活生になったら、ためしに直近5人の退職者
今テレビを観ていて、就職活動中の学生がインタビューで「企業選びで福利厚生はかなり重視しています」みたいな受け答えをして、心配で堪らなくなったおっさんです。こんばんは。 何を心配しているのかというと、大学卒の3年後離職率(24年3月卒)は32.3%。1年目13.1%、2年目10.3%、3年目8.9%です。「1年目ー2年目=2.8%」「2年目ー3年目=1.4%」ですから、4年目から10年目の離職率もそれぞれ2-8%くらいあります。仮に平均4%だとすると、4-10年目の7年間で28.0%。これだとつまり、32.3%+28.0%で、大学卒業後10年間で60.3%が新卒で入った会社を離職することになります。 2010年代に新卒で就職するってこういうことです。ちなみにこの確率は過去20年間くらいほとんど変わっていないです。バブル崩壊以降、ずっとこれくらいの確率です。 ……ということは今や常識だったりす
国立大学の文系学部を今後縮小または閉鎖する方向性を政府が示しました。このことが大学業界で話題になっています。 私は国立大学は変わらないと思ってきました。潰れないからです。変わるのは私学。しかも、辺境にある。 大学業界で“辺境”とは、「地方の中小規模四大」「短大」「女子大」「単科大」「新設大学」などを指します。こういった大学は状況的に変わらざるを得ないですし、また、その規模から変わることが可能です。 これは誤解を招く言い方かもしれませんが、学生数1万人以上の大学を変革できるような人財は、様々な内的・外的要因も含めると、日本の大学経営者にはほとんどいません。もしいるとすれば「オーナー一族」か「産業界(資産家)」の中にですが、企業と大学には営利組織と非営利組織の違いがあり(その違いもあまり認識されていませんが)、日本は民間非営利組織の経営者を育ててきませんでしたので、その遅れもかなり痛手です。ち
まずは大学合格おめでとう!君もいよいよ大学生か……。なんだかんだ言われているけれど、大学はやっぱり良い所だ。存分にキャンパスライフを満喫してほしいと思うし、君も胸をときめかせているに違いない。 君は今すぐにでも入学式を迎えたいところかもしれない。しかし、少し落ち着いてこれから僕が言うことに耳を傾けてみてほしい。僕は11年前にNPOを立ち上げ、君のような若者を支援してきた。最近では大学・専門学校の教育力や問題解決力の向上も支援している。そういった経験から、大学入学前に君に知ってもらいたいことがある。 いいかな。それにはかなり厳しい現実も含まれている。でも、目をそらさず、冷静に頭を働かせ、これから自分がどうするべきか考えてみてほしい。大丈夫。君ならできる。僕はそう信じているからこの文章を書いている。そうでなければ、不必要に不安や混乱に陥らせてしまうだけだからね。 <本当のことを知ってほしい>
★大学がもし100人の村だったら この1年間、講演会やSNSで繰り返し言い続けているもののなかなか社会の共有知識にならない事実があります。その事実とは、大学がもし100人の村だったら、12人が中退し、13人が留年、残る75人のうち30人(4割)が就職失敗か大学院・専門学校進学(就活の挫折含む)。結果、新卒で就職するのは45人で、最初の会社で3年以上続くのは30人程度、いわゆる“ストレーター”は3割だということです。 その裏で、「奨学金を返せない若者」が急増しています。 ●「金融事業化」する日本の奨学金制度 「返済できない若者」が急増 (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000301-bengocom-soci 奨学金は、大学を4年で卒業し、新卒で就職してから10年以上正社員で働きながら返済
昨年のクリスマス前にフェイスブックに載せたコラムです(一部改訂)。私はずっとモテナイ君だったのでどうしたらよいのか分からないこともたくさんあるのですが、これから結婚相手を探そうと考えている方々の少しでもお役に立てば幸いです。 ◎結婚は25歳で決めなさい 先日、京都の大学で仕事を終え、自宅に帰る途中、 客先の若い大学職員さんと偶然鉢合わせて京都駅まで一緒に移動した。 定期的に京都出張するようになったのは一昨年の4月から。 僕が結婚したのが一昨年の5月で、 ちょうどその1か月前から毎週の京都出張が始まっている。 (それ以前も比較的コンスタントに京都出張はしていたのだけれど。) 結婚式の前の月からの定期出張、 そしてその事実を打ち明けたのが直前の3月だったということもあり、 当初は妻から「結婚詐欺師」と呼ばれていたことなど、 20代の女性にわりと受けそうな持ちネタを織り交ぜつつ、 他愛もない話を
転職のタイミングと、転職できる働き方に関するショートコラムを書きました。現在転職活動中の方(こちらの方にはあまり役に立たないかも)や将来的に転職を考えている方の少しでもお役に立てば幸いです。 ◎転職のタイミング 「縁故採用」というと親のコネを思い浮かべる人が多いと思います。しかし実際は友人・知人の紹介や取引先の社長や管理職から誘われて、というケースの方が一般的です。 こういう事実を知ってから、転職について私はこう考えるようになりました。 「会社を辞める時に、うちに来ないか、と言ってくれる人が3人以上いるなら転職OK。3人もいないなら、今の会社でもう少し頑張ることも考えよう」 縁故採用はお互いにメリットがあります。まずお互いのことをよく知っていることです。そういう状態での転職ですから、人間関係も良好、待遇も比較的恵まれている場合が多いのではないでしょうか。また、ミスマッチも少なく、継続しやす
私の両親はフリーランスでした。30年以上二人のフリーランスを見て来た彼らの一生から、教訓めいたものを抽出しようと試みました。才能ある若いフリーランスの方々やこれからフリーランスを目指す方々の少しでもお役に立てば幸いです。 ◎一生食べ続けられるフリーランスの条件 ノマドやフリーランスになりたい人は潜在的に多いように思います。私の両親は二人ともフリーランスでした。ここで、私が両親を見ていて学んだある事実を皆さんと共有したいと思います。 <フリーランスの20代> 若い人がフリーランスとして成功するのに、最も重要なことは何だと思いますか? 「年上から好かれること」 ではないかというのが、30年以上観察してきた私の結論です。 フリーランスの仕事というのは、仕事を発注してくれる人がいなければ成立しません。その発注してくれる人、つまり予算や決済の権限を持っている人は、20代の時は大抵年上です。BtoBの
このたびオフィシャルサイトを開設しました。また、2005年から書き続けてきたブログをライブドアブログからnoteに移転しました。オフィシャル情報はオフィシャルサイトで、日々の活動などはnoteでお伝えして参ります。 【山本繁オフィシャルサイト】https://shigeruyamamoto.themedia.jp/ 【note】https://note.mu/shigeruyamamoto 僕にとっては可愛すぎる後輩・安田祐輔くんのデビュー作『暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由』を今朝読み終えた。この本は教育関係者みんなが読むべき一冊だと思った。 その理由を簡略に述べたい。 「やりたいことは、過去の不幸な出来事から生まれる。」 というのは僕が経験から導き出した実践知だ。安田くんは、彼と彼のご両親、そして彼が見聞きしてきた様々な不幸(例えば
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