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ドラクエ3
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2016年11月15日01:00 カテゴリ戦中戦後風俗 進駐軍のPXと占領期略字辞典 太平洋戦争(1941/S16-1945/S20年)の終戦後、連合国軍の占領下だった1945(S20)年から対日講和条約(サンフランシスコ平和条約)の発効の1952(S27)年4月28日までの期間を占領期と呼びます。GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の最高司令官ダグラス・マッカーサー米陸軍元帥が最高権力者として日本の占領政策を統括しました(1951年4月まで)。 連合国のアメリカを主とする進駐軍は、空襲を免れた建物・施設を接収して使用しました。第一生命館はGHQ本部、日比谷帝国生命館はMP司令部・法務局、警視庁は米極東憲兵法廷、聖路加時病院は米陸軍病院、放送会館は民間情報局、ホテルは米軍の宿舎、東京宝塚劇場はアーニー・パイル劇場、代々木練兵場はワシントン・ハイツと呼ばれた将校宿舎に、などで、これらの施設は
2016年02月26日01:00 カテゴリ昭和30年代・服飾 下着デザイナー鴨居羊子さんとチュニックTUNIC 戦後(昭和30年代初頭)の下着ブームにはずせない、鴨居羊子さんの情報を少し手持ちの雑誌などから。鴨居羊子(1925-91)さんは新聞記者を経て、チュニック制作室を立ち上げ1955(S30)年12月「W・アンダーウエア展」という下着の展示会を開催後、1957(S32)年からは下着ショーを積極的に催し1958(S33)年にチュニック株式会社を設立しました、下着デザイナー以外にも随筆・絵・人形制作など多彩な活躍をされたことでも有名です。初期の鴨居さんの下着はとても先鋭・刺激的なものでしたからスキャンダラスにマスコミが取り上げることが多く、下着ブーム期の話題となりました。昭和30年代初頭の下着ブームは戦後の復興後、洋装が一般に普及したこと、安価な下着製品の普及と化学・合成繊維の発達、とい
2015年12月27日00:00 カテゴリ明治大正・化粧昭和戦前・化粧 ベルツ水とその処方 ベルツ水とその古い時代の処方(作り方)の変化などです。ベルツ水は明治期に来日したドイツ人医師エルヴィン・フォン・ベルツ氏が調剤したとして有名な、現在はグリセリンカリ液という名前で薬局で売られているアルカリ性の皮膚軟化剤(含腐食剤)です。古い時代、ベルツ水やそれを希釈したタイプのアルカリ性化粧水は一般的なものでその作り方も広く知られていたようです。ベルツ水はグリセリンの保水性や、グリセリンカリ液のカリである水酸化カリウム(苛性カリ)のアルカリの皮膚の角質を軟化させる作用によって皮膚の亀裂や硬化やカサカサ状態を改善するとされていて、1933(2)年日本薬局方に甘油鉀液(グリセリンカリ液)として記載されたようです(ネットの国会図書館で調べたのですが確証はないです)。以降現行の薬局方でもベルツ水(Liquo
2017年02月01日01:00 カテゴリ昭和30年代・服飾 1960(昭和35)年の紫とロマネスクモード 1960、昭和35年の洋裁誌から紫色とジュニア・少女向けのロマネスクモードの特集です。ロマネスクとかゴシックとか、言葉本来の定義や意味はともかく…レースやリボン、ギャザーにフリル、ふくらんだスカートや袖、とひらひら可愛らしい浪漫的な洋服は、いつの時代も少女に大人気、ということでしょうか?装苑の5月号なんですが、誌面のレイアウトもなかなか素敵で今でいうゴシック風味??紫色の特集とともにロマンチックな春です。今月のテーマカラーはむらさき――ちいさいすみれいろのブーケは恋人に送るもの――むらさきは5月に咲くバイオレットやリラの花、夢や甘さ、ロマンチックでエレガントな色。リラ(ライラック)の花って言葉、すごく昔風で憧れます。最右のモデルは入江美樹さんで後の指揮者・小澤征爾夫人…最左(も入江さ
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