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TGS2024
blog.livedoor.jp/osinoue
今年8月15日から17日にかけて、中スラウェシ州のパルとポソを訪れた。かなり田舎だろうと予想はしていたが、実際、中スラウェシ州はインドネシアの中でもっとも開発の遅れた州のひとつといってよいだろう。州都パルでさえ最高級ホテルで三ツ星クラスが一軒あるだけである。いわんやポソである。 州都パルからポソまでは車で東方へ5時間余。ポソのメインストリートは、中央市場前のせいぜい20−30軒からなる商店街と、県知事庁舎や県議会議事堂のあるいわば官庁通りの2本だけである。ほかには何もない。宿屋もホテルと呼ぶほどのものはなく、安宿が2−3軒あるだけである。 こんな田舎町でなぜ世界が注目するほどの宗教紛争が起こったのであろうか。パイが小さければ小さいほど、その奪い合いも激化するということなのであろうか。 ポソでイスラム教徒とキリスト教徒の間の宗教紛争が勃発したのは1998年12月のことである。もともとは若者同
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