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2024年ランキング
blog.livedoor.jp/schizou
8月19 十和田市がすごいことになっている カテゴリ:アート青森・十和田 この夏に訪れた十和田市。西沢立衛の十和田市現代美術館のある官庁通りには、いくつもの野外作品が展示され、夜の闇に美しく浮かび上がる。美術館のライトアップ自体も常設作品のひとつ。光のアートなのだ。これを観なければ常設作品のコンプリートはできない。 大きな家具屋にはギャラリー空間が出現。古ぼけた洋品店の屋根裏では、往年の草間彌生の前衛フィルム上映。そして半ばシャッター街化しつつある商店街は、赤い水玉によって草間ジャックされている。この水玉は、8月29日(日)までの「草間彌生 十和田でうたう」展終了後も残される予定だとか。 十和田市がすごいことになっている。まずは第一報でした。 「アート」カテゴリの最新記事 「青森・十和田」カテゴリの最新記事 タグ :#草間彌生#十和田市現代美術館
8月3 村野藤吾の谷村美術館(糸魚川) カテゴリ:建築アート 谷村美術館で、わが建築界の長老はなにをテーマとしたんだろうか。 知らなくて出かけるとこれは驚きます。本当は知らずに出かけてほしいのだが、それでは私の仕事にならないから続けるが、村野藤吾は日本海の波音が届く美術館の設計にあたり、 “サバク” そう、砂漠をテーマにしたのだった。 「藤森照信の特選美術館三昧」 新潟県糸魚川の谷村美術館は1983年竣工。建築家村野藤吾(1891―1984)が死の前年、92歳のときに竣工を見届けた建築だ。村野の死後竣工した仕事を除けば、まさに遺作である。藤森照信の上記著書でその存在は知っていたが、未訪のうちに今年1月経営難のため閉館。ところが今年の夏、特別に臨時開館が行われるという情報をmemeさんのブログで知り、訪問することができた。 受付の門をくぐり、回廊に囲まれた敷地の中に現れた異形のモノ。藤森照信
6月29 ドルフィー断章 現代思想とともに カテゴリ:音楽JAZZ遍路 アウト・トゥ・ランチ+2 しばらく前に哲学者千葉雅也の『現代思想入門』を読んだのだけど、文章のあちらこちらで「これ、エリック・ドルフィーのことを言ってるみたいだ」と思わされた。そんな部分や、ドルフィー自身が残した言葉を、彼の命日に断章として綴ってみよう。 書くことは、生きられた素材にある形態(表現の)を押しつけることではもちろんない。文学とは、ゴンブロヴィッチが言いかつ実践したように、むしろ不定形なるものの側、あるいは未完成の側にある。書くことは、つねに未完成でつねにみずからを生み出しつつある生成変化にかかわる事柄であり、それはあらゆる生き得るあるいは生きられた素材から溢れ出す。(ドゥルーズ『批評と臨床』守中高明・谷昌親訳) このドゥルーズからの引用に対して、千葉雅也は以下のような変換をする。 ここにはひとつの文学観が
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