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9月4 金沢の名料亭閉店とそういう時代の始まり カテゴリ:暮らしのこと危険に関すること 金沢の料亭、つる幸さんが11月で店を閉めるそうだ。新聞報道によれば理由は大おかみの高齢化と人手不足。このまま続けることはサービスの低下に繋がるということらしい。建物は能登の旅館さんが取得、高級旅館として再スタートする。 この記事を読んで思ったのは、つい先日書いたエントリー、「広大なバックヤードが支えるもの」だった。ホテルオークラのサービスを支える、見えない部分について書いたのだが、書きながら、これを残していくのが難しい時代になるだろうなと思っていた。理由は簡単だ。このところ、個人経営の老舗飲食店の閉店がいくつか続いていた。理由は高齢化、人手不足。チェーン店であればいろいろやりくりすることもできるし、ブランド力があれば、それはそれでなんとかもできる。だから、オークラのようなところはそれでもまだ良い。 だが
4月18 正義の味方という迷惑 カテゴリ:暮らしのこと住まいのこと 少し前に住宅困窮者への配慮をテーマにした勉強会に参加した。 現場で長年実践に携わっている人が話してくれるということで、 それを勉強したいと会場いっぱいに人が集まったのだが、 その中に長年に渡り、そのテーマについて研究、実践し続けている人がいた。 社会の無理解と戦い、成果を上げて来た方だそうで、すごい人なのだろうとは思う。 だが、だからだろう、 彼からすると当日の出席者は理解が足りない、偏見に満ちた人たちに見えたようだ。 彼は主催者の穏やかな制止を無視し、何度も大声を出した。 関心があるなら勉強しろ、知識が足りん! 要約すると、まあ、そんなことが言いたかったんだと思う。 そして、彼の指摘は間違いのないところだが、 全ての人が何十年も現場にいる彼ほどの知識を身に付けていることはまずありえない。 人は時々、自分が知っていることは
9月8 縦割りの電柱 カテゴリ:暮らしのこと街のこと 電柱はフツー、路傍にある。真ん中にあった日にゃ、交通の邪魔になるからだが、 ここでは平然と道の真ん中に電柱がある。 フツー、これを見たら、頭の中に?が3つ、4つ、飛び回るだろうと思うが、理由は簡単だ。 写真左手の塀の位置を見て欲しい。これが正面のお宅の隣家で、正面の家も建て替えるまでは 左の塀の位置まで電柱近くにあったはず。写真には写っていないが、たぶん、右側も同じだ。 だが、このお宅、建て直すにあたり、道幅を広げるために後退した。 いわゆるセットバックと言う作業で、かつては建てられたけれど、今の法規に則ると建てられない、 細い道に面したお宅が建て直す際に経なければならない試練(?)である。 自宅の敷地、家は小さくなっちゃうけれど、地域の防災などを考えると道幅は広げなくちゃねというわけである。 だが、せっかくセットバックして、これまで消
7月27 空家問題と地形 カテゴリ:街のこと住まいのこと 明日は朝から広尾で取材。 29日に発表される総務省の住宅・土地統計調査に関連して空家の話を聞きたいと依頼があり、 できれば、話をした後で、空家の多い場所で歩いてみたい、案内して欲しいという。 行政の取り組みということを考えると、実績のある足立区あたりが良いのだが、 私自身の時間的な制約もあり、近いところにしたいとそれほど数は多くはないが広尾、 集合住宅の空家、路地がわかりやすい大久保を提案、 意外性があると広尾を歩くことになったのである。 実はそのいずれにも、 そしてそれ以外の空家問題にも首都圏の場合には地形という共通項があるのではないかと私は考えている。 明日訪れる広尾はガーデンヒルズや各国の大使館などがあり、 お屋敷街というイメージを持たれる人も多いと思う。 だが、それならなぜ、広尾の商店街に銭湯があると思う?である。 銭湯があ
7月15 一人旅の楽しみ カテゴリ:食べること街のこと 出張が続いた。山形へ行き、新潟へ行き、いろんな人に会った。で、しみじみ思った。旅が楽しいのは人に会うからだなと。ついでにやはり一人旅は良いなと。人に会うチャンスが増えるからだ。ま、飲食店が主だけれど。一人だと旅館に泊まりにくい(一人はそもそも設定が無かったりする)という大きなデメリットもあるのだが、それを考えても一人旅は楽しい。 山形ではたまたま入った店のご主人が東日本大震災時に大きな被害を受けた場所にいたとのことで、その当時の話をいろいろ聞かせていただいた。また、来てねと名刺をもらった。 新潟でも同じように店の人たちとおしゃべりに興じ、傘を借りて帰った。それを返しに翌日行ったら、歓迎されたのなんの。最近、新潟に転勤になったというお隣の女性とすっかり話し込んでしまい、とても楽しかった。「今日も傘を貸したら、明日も来る?」と聞かれたが、
8月7 さて、鎌倉で カテゴリ:暮らしのこと 鎌倉駅で新聞記者さんと待ち合わせて、話を聞きに行った。 このところ、話題になっていた鎌倉の放置駐車違反の件である。 少し前に一件落着していたのであるが、 私としてはきちんと説明していないのが気持ち悪く、 一人でも本人に話を聞きに行くつもりをしていたのだが、 事件が始まった頃から関心を寄せてくださった方があり、 ご一緒することになったのである。 さて、その結果であるが、 本人のいささかオーバーな反応をそのままに書いてしまった私に責任がある。 軽率であった。 「人命救助」ではなかった。 実際の事件の流れはこうだ。 書くのが面倒なので、本人をAさんとしよう。 出先で転倒して歩けなくなったと車中で連絡を受け、 Aさんは家人を迎えに急いで鎌倉駅西口へ向かった。 ロータリーのファミマの真ん前に車を停め、 ハザードを出し、緊急で病人を迎えに行きますとのメモを
7月13 「人命救助して罰金1万8000円」を神奈川県警に聞いてみた カテゴリ:暮らしのこと危険に関すること 分からないことは分かるまで調べ、しつこく追い続けるタイプである。 当然、昨日の人命救助して罰金1万8000円には まったく、納得が行っていない。 と、そこへ知り合いがいいことを教えてくれた。 たしか、道路交通法的に 「怪我人の救護など、やむを得ない場合」は駐車できるとうろ覚えしていました、 とのことで、埼玉県警のホーム―ページを調べて教えてくれたのである。 見ると、駐停車禁止・駐車禁止除外対象一覧(公安委員会への手続きが不要なもの)とあり、 その中に 「急病人の搬送、救護等人の生命、身体に係る緊急やむを得ない理由により使用中の車両」 とあり、間違いなく、これにあたると思うのですが、というのである。 コレだ! すぐに神奈川県警のホームページを見る。 が、どこにあるのかが分からない。
4月24 どうして空き家が増えるのか 少し前、空き家の多い街のエントリーに どうして空き家が増えるの?という質問をいただいた。 単純に答えるのは難しいと保留していたので、 今回、ここでいくつか、理由を挙げてみようと思う。 まず、ひとつ。 相続する人がいない、分からない、 あるいは所有者が分からないといったケース。 お年寄りが一人で居住していていたものの、その方が亡くなり、 さて、相続人は誰?となった時に手掛かりがないという場合がある。 戸籍を辿って行くなど探る方法はあるのだが、 これにはとても手間と時間がかかる。 また、住んでいた人が引っ越してしまい、 建物の所有者が分からないということもある。 本来は建物を建ててから1カ月以内に登記をしなくちゃいけないことになっているが、 それがなされていない、もぬけの殻の家だとすると、 これまた非常に厄介なことになる。 次に、相続する人、所有者が見つか
7月12 人命救助して罰金1万8000円 カテゴリ:暮らしのこと危険に関すること 鎌倉在住の知り合いが怒っている。 かんかんに怒っている。 私もその怒りは正当だと思う。 ぜひ、状況を読んでいただきたい。 話はこうだ。 彼は路上で倒れて歩けなくなっている人を見つけ、 車を降りて、その人を助けた。 鎌倉の駅前近く、駐停車禁止でもない場所で、 多くの人がその状況を見ている。 ところが、駐車監視員はそれを駐車違反だといって 罰金1万8000円なりを言い渡した。 向こうの言い分はこうだ。 決まりは決まり、ハザードつけようが、心肺蘇生しようが、関係ない。 車を放置したあなたが悪い、それが法律だ。 気に入らないなら裁判だな、とも。 警察は運が悪かったなと。 確かに法は法である。 しかし、ここで破った法と人命との軽重を考えると、 杓子定規に、はい、罰金ねというのはどうも納得がいかん。 罰金を取られるから、
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