サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
blog.omuomugin.com
たまたま社内で自分が主催しているアジャイルに関する勉強会で BDD (Behaviour-Driven Development) の話をすることがあった。 個人的には、「Given, When, Then でテスト書くやつでしょ?」といった形で Gherkin記法 だけが一人歩きしている印象があるためその誤解を解くことを目的にその勉強会では話題に挙げたのでその熱が冷めないうちに自分の認識のメモを残しておきたい。 とはいえ、 https://cucumber.io/docs/bdd/ を読めば全てが書いてあるので気になった人はそちらを参照して欲しい。 前置きはそれくらいにしつつ、上記のドキュメントの中から抜粋してきた以下の画像が BDD の全体を示している。 この図が言わんとすることは、 BDD というのは Discover Formulation Automation の3つのステップで構
自分が社会人になってからずっと答えの出ない問いの1つが 「開発の改善 (例えばリファクタリングなど) は KPI (売上など) に翻訳して説明する必要があるのか、ないのか」 である。 この土日は割と暇だったり、こういうことを考えるきっかけもあったので整理してみている。 あくまでも現段階での自分の考えのスナップショットのつもりである。 大前提として、プロのソフトウェアエンジニアはビジネスの実現のためにモノを作る職業だと考えているのでこの問いは 「エンジニアが好き好んで新技術の導入する or しない」 とかではなくあくまでも ビジネスに貢献するという目的を持った上で説明責任として1つ1つの改善をKPIに翻訳して説明する必要があるのか? である。 なのでちょっと昔に流行ってた「エンジニアに自由を!」みたいな議論をしたいわけではない。 勘違いされがちなので前置きを丁寧めにしてみた。 ちなみに自分の
先日サーバントワークスさんが公開した 計測によるスクラムチームのパフォーマンス向上 を読んで、 以前自分が書いた 開発の改善はKPIに翻訳しなければいけないのか をもうちょっと言語化することができそうだったのでメモ。 TL;DR 結論としては、開発の改善はKPIに翻訳しなければいけないのか でも書いた通り 開発組織はビジネスの実現を担っている職能であり、理想的には 「永久に持続性がある状態」で 「0秒 でしかも 並列数を無限」 でモノが実現されて、「不具合やパフォーマンスの劣化は 0」 であってほしい。もちろん現実世界ではどれも実現できないのでそこにいかに近づけるかということを目的に改善を実施すればよく、売上などのKPIに翻訳する必要性は必ずしもない から考え方は変わってないが、改めて整理して 開発組織は、Ability to Innovate と Time to Market 2つのケイ
コンパウンドスタートアップというLayerXの挑戦 の記事などで年末から年始にかけて Compound Startup が話題にあがっていた。 ただしいくつかの記事や Twitter での反応などを見て、「複数のプロダクトを同時多発的に作る」という部分にフォーカスがいっていてなんとなく腑に落ちなかったのでおそらく出典でもある Parker Conrad (Rippling CEO) built an $11 BILLION customer-obsessed business と The One Thing Everyone Knows About Building a Startup is Wrong with Parker Conrad (Rippling) を改めて見て自分のメモ用に残しておこうと思っている。 結論から言うと、重要なのは「複数のプロダクトを同時多発的に作る」ではなく
たまに、Twitter などで 「CIの改善をスクラムでユーザーストーリーとして扱うか?」という疑問の声を聞くことがある。 この問いかけは結構難しいと思っていて、スクラム (もっというとアジャイルの世界) が題材にしているものを考えるきっかけになった。 まずよく見る回答としては、以下がある ユーザーストーリーは必ずしも、ユーザーにとっての価値と限定しなくてもいいので開発者への価値と考えてユーザーストーリーに加えてもいいんじゃないか スクラムに割く時間をある割合にして20%程度の遊びを持たせることでこういったタスクを着実に消化していくのがいいのでは 障害対応などの割り込みタスクとかと同じ扱いをすれば良いのでは etc… これらの答えはそれぞれ一理あるのだが、どちらかというとタスクの扱いの話をしていてなんでそういった扱いでうまくいくのかという話に微妙に触れていないというのが最初の感想だった。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.omuomugin.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く