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先日銀座を歩いているときに、H&Mのそばを通りかかった。 平日の19時過ぎで、さすがに空いているだろうと思ったし、空いていれば入ってみようと思っていたのだが、30人を超える行列があり、入るのをやめた。 人によっては待望の日本上陸だろう。 安くて、オシャレで、いつも新しい商品があって。 あれ?これってIKEA上陸のときと似ている。 IKEAはもう日本に来てしばらく経つので、行ったことのある人は多いだろう。 安くて、オシャレで…品質が悪いものばかり。 ファブリックの酷さはとんでもないし、クッションの綿はスカスカ。 ガラス食器は白く濁っているし、陶器の釉薬はマダラ。 食器の品質が悪いなんて概念、初めて知った。 5900円で買ったビリーという本棚は、半年で歪みが生じ、棚が落ちた。 まるで張りぼてのごみの中から当たりを探す、宝探しのお店だ。 H&Mもそう
そごう・西武では9月21日(金)に集英社が運営する公式ファッション通販サイト『集英社FLAG SHOP(フラッグショップ)』のリアルショップをそごう横浜店3階にオープンいたします。人気ファッション誌『LEE』、『Mar… Read more →
知っている人は大抵みんな大ファンで、知らない人は全く知らない、ラーメンズというコントデュオがいる。 (まあ、CM以外ほとんどTVに出ないから認知度が低いのは仕方ないのかも知れない) 彼らのネタに”ホコサキさん”というものがある。 ある言い訳をする男の言葉尻をとらえて、もう一人が解説としておかしな指摘をするものだ。 「今日の料理の再放送は、昨日の料理じゃないのかと。」 「折りたたみ傘。……折りたたまない傘ってあるか?」 とまあ、そういう突っ込みを入れていくのだ。 このDVDに入っています。 さて、本題。 セレクトショップと言うとまず挙がるのが、BEAMS、UNITED ARROWSあたりだろう。 その他いくつも大手があるが、現在多店舗展開するそれらの多くがセレクトショップではなくなっている。 自分たちの審美眼や店のテイストに適った商品を買い付けてき
このブログを読まれている方は、ほぼ確実に服への強烈なこだわりを持たれている方ばかりだと思う。 服の買い方としては、自分の琴線に触れたアイテムを、必然性を持って、ピンポイントで選んで買うことは多いと思う。 私の場合で言えば、 特に決まった店もブランドも無く、これといって欲しいアイテムも無い。 ぶらりと入った店に響いた服があれば、手持ちのアイテムとの相性も考慮しながら買う。 これがいつものパターン。 そういう人は、販売員とどのように関わっているだろうか? かつて大学生だった頃は、雑談話が盛り上がる販売員さんがいたが、”販売員として”お世話になったことといえば、服の作りやメンテナンスについて、そして他のアイテム展開やデリバリー時期といった質問に答えてもらうくらいであった。 しかし今では、在庫を調べてもらうくらいの、ただの雑用係としてしか接していない。 先日、新
しばらく前に両国さくらさんのブログの記事に「日本のメディアはみんなヒモつきで、適正なファッション批評がされていないのではないか?」とコメントしたところ、極めて丁寧なご返答記事を執筆していただいた。 要約を引用させていただく。 1.一般向けメディアのうち、一般紙の場合は、優秀な人材をコレクション担当者として育成しようという社の方針がないため。また、ファッション担当記者は肩身の狭い立場に置かれる社風のため。 2.一般向けメディアのうち、特に雑誌の場合は、読者に掲載商品を売りたいというコンセプトに立って編集されているため。 3.業界紙誌は、第一義的には、業界の企画担当者向けの情報素材提供のため、コレクション報道を行っているため。 4.日本人の国民性そのものに、批評や批判をあまり好まないところがあるため。 5.記者の中に(特に業界紙誌)、懇意になった日本人デザイナーに対して
意識せずともオシャレな服装になる人がいる。 顔が良いとかスタイルが良いからとか、そういうのではなく「クローゼットから適当に選んだだけだよ」と言いながら、色やサイズや着こなしが上手にできている人。 中学時代に仲の良かった女の子がそういう子だった。 大学生のある日、原宿でファッションスナップに遭ったという。 いきなり写真を撮られて「すみません。non-noなんですが、写真撮らせてもらえませんか?」と声を掛けられて「え、イヤです」と断った。 「それじゃ、このまま(さっき撮った適当な写真を)掲載させてもらいますね」 「困ります」 「それじゃ、ちゃんと撮影させてください」と半ば脅迫され、いやいやながら応じた。 「これ、雑誌に乗るんですか?」と訊くと 「沢山撮った中から選ぶので、それはわかりません」と言われて、少し安心したものの、結局は半ページ使った大きな扱いで掲載された。 「載ってたの見たよ」と連絡
今年のファッション界の話題としては ユニクロ一人勝ち H&M上陸 など安さ(或いはコストパフォーマンス)に関するものが目立った。 しばらく前のトップショップなど、サブプライムが顕在化する前からそのムードはあったのだから、それは今後も確実に進んでいくことだろう。 そんな中アウトレットモールの話題も世間を賑わした。 ついにはマルジェラまでアウトレットに入ってしまうのだから、多くのブランドが凋落しているかのようだ。 もはやヴィトンとエルメスくらいしか、プロパーでやっていけるブランドは無いのだろうか? どこぞの言葉を借りれば、WHAT IS BRAND?という感じだ。 以前静岡県の三島に住んでいたこともあり、御殿場のアウトレットは日常的に利用していた。 その時に、ジルサンダーのカシミアニットが7割引だったことに驚いた。 シーズンのデザインに大きく変化がある
以前このようなデザイナーの分類をコメントでいただいたのだが、今回は私の思うデザインスタンス別の分類というものを書いてみようと思う。 「トレンドデザイナー」 マスマーケットを煽動し先導するデザイナー。 時代の空気を先読みし、みんなが着たい気分の服を提案してゆく。 数多のMDブランドが彼らのデザイン傾向を、拝借あるいは咀嚼し、安価で市場に供給する。 代表はドルガバ、トムフォード、カールラガーフェルド、マークジェイコブスなど。 「イノベイティヴデザイナー」(或いはアーティーデザイナー) 衣服表現の可能性を追求し、コンセプチュアルに今までに観た事の無い世界を開拓してゆくデザイナー。 希少であり、現代アートとの関連性で語られることも多い。 また、自身でアートを標榜しているデザイナーもいる。 代表は、川久保玲、マルタンマルジェラ、キャロルクリスチャンポエルなど。よ
以前、服を選ぶ際にもっとも重要なのがシルエットであろうと書いた。 (→オシャレ要素とテクニック) さて、ここでシンプルに美しい洋服を語るときに、避けて通れないのが「シルエットがキレイ」という殺し文句である。 この言葉は洋服を選ぶ際に頻出し、客側には多くの場合で購入決定打となりうるが、店側にすればとても安易な販売促進フレーズともなる。 だが、この「シルエットがキレイ」という言葉を考えてみよう。 どのメーカーであれ、専門のパターンナーがいて、対象となるボディに対し、プロが見てOKを出したシルエットの服を作っているのだから、ある意味、全てが「シルエットのキレイな服」と呼びうる。 それでも、我々には「この服はシルエットがキレイだ」とか「キレイではない」かの感想が別れて生まれる。 「シルエットがキレイ」というのは、着用した服が適度なゆとりの身体包囲性を持っており、また、身体
今期の東京コレクションをいくつか観に行った。 相も変らず黒ずくめのコレクションを発表するデザイナーがあとを絶たない。 それらを見るたび、飽いた気持ちになる。 どうしてその狭く奥深いところに、入っていってしまうのか? 形、素材、色とファッションの重要な要素であるのに、どうして色を排除するのだろうかと、いつも思う。 (音楽で言えば、メロディ、ハーモニー、リズムからハーモニーを抜くようなものか) 曰く「黒は輪郭を際立たせる。シルエットを見せるのに最適」 曰く「黒は強い色だ。強い服を表現したかった」 言わんとしていることは理解できる。 (アカペラ・ソロで伝えたいということか) 山本耀司と川久保玲がモード界に登場したとき、欧米では「黒の衝撃」と騒がれた。 彼らの功績は、身体に沿わないフォルム、使い古したような素材などがあるが、最大の功績は黒の導入であろうと
こういうブログを書いていると、さぞかしオシャレな人だろうと思われるし、オシャレだと思い込んでしまっている人もいる。 しかし何度か書いているように、私はオシャレではない。 先日会った、大学時代の友人は気持ちよくそのことを指摘してくれた。 「お前はよぉ、何か垢抜けないんだよなぁ」それは通常落ち込むべきセリフでありながら、私にはとても嬉しい指摘だった。 「やっぱお前はわかってたよな。そうなんだよ。自覚してんのよ。でも、詳しいからって勘違いしてしまう人も多いんだよ」 と、破顔しながら彼に答えた。 元々にセンスが欠けている私は、知識をもってそれを補った。 きっちり詰めようと思えばできるのだが、それを億劫と思うため、普段は適当に服を着て、その結果『何か垢抜けない』状態になってしまうのだ。 (そしてその適当さ加減は、最近さらに悪化している…) 仕事のときは2プライスのス
東京オペラシティ アートギャラリーでの「感じる服 考える服」を見てきました。 内容的には、こちらを見れば充分かなと思います。弐代目・青い日記帳「感じる服 考える服」 服の展示数はプアです。SASQUATCH fabrixは服じゃないし。 色々疑問はあったのですが、サブタイトルが東京ファッションの現在形とあり、なるほどねと思いました。 東京では過去にもこういうデザインやっているとこあったし。 さて、中でも特に気になったのはANREALAGE。 real、unreal、ageをミックスしたネーミングだそうですが、実物という意味ではリアルですが、ファッションとしてはアンリアルだなと思いました。 彼の作品は”服”ではありますが、残念ながら”ファッション”には成り得ていないなと思います。 ファッションは人が生活するときに着るものです。 人が着て、動いたときに完成するものです。 ANREALAGEは、
今回の記事は、多くの推測が入っています。 また、メンズモードを基本に書いています 最近のファッション誌を見ていて思うのが、カジュアルなモードがほとんど無くなったということ。 一昔前、雑誌で見るモードは、色があって、品のいい少年が着るような格好が溢れていた。 ブランド名でいうと、ジョゼレヴィアパリ、プリドボテ、クリストフルメール、ポール&ジョー、リチャードエドワーズ… いわば、小洒落た日常着という感じか。 しかし、最近の雑誌を見ると、タキシードやジレなどのフォーマルテイストだったり、ダメージ加工のロック服が主流のようだ。 上品さというより、ワイルドさを醸している。 また、かなり細身。 (そして私が好きだったのは昔の服で、今のロックテイストは着られないので、ファッション離れが進んでいる) 流行がそうやって移ろっていくことは、自然なこと。 しかし、気に
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