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都知事選
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この時期恒例となっている「2011年IT業界におけるTOP10予測」が発表された。IDCのチーフアナリスト(兼シニア・バイスプレジデント)であるフランク・ジェンス氏の発表をリアルタイムで聴講したのでポイントを報告したい。 2010年のタイトルは「Recovery and Transformation」(回復と変革)とのことで、市場規模は不況以前に回復する一方、(1)新興国市場の拡大(2)クラウドコンピューティングの進展(3)モバイルデバイスとアプリケーションの普及(4)ネットワーク高速化などにより、大規模な業界再編を示唆していた。 2011年のタイトルは「Welcome to New Mainstream」(ようこそ新潮流)で、(1)クラウドサービ(2)モバイルデバイスとアプリケーション(3)ソーシャルネットワーキングが市場に浸透し、成熟期を迎える。各々の分野での破壊的テクノロジーが融合さ
米国市場では、ホスティング事業者、通信事業者が矢継ぎ早に発表したクラウドサービスの事例を頻繁に耳にするようになってきた。2010年は、これらのパブリッククラウドをどう活用して、社内のプライベート・クラウドとどう繋ぎ込むかが、エンタープライズ企業における目下の課題になっているようだ。 4月にニューヨークで開催された「Cloud Computing Expo」でも話題となっていた、いわゆるクラウド・フェデレーションが重要となってくる。(前述クラウド・フェデレーションで加速するプライベートクラウド参照) そこで、今回のエントリーでは、異なるクラウド間のデータ移動を可能にする標準化動向を見ていきたい。今週のシリコンバレーは、ストレージ・ネットワーキングの発展を目的とした業界団体「SNIA(Storage Networking Industry Association)」主催のシンポジウム「Summ
ITとビジネスを結びつけ世界をリードする企業向けIT最大のイベント「Interop Las Vegas」が今年もラスベガスで開催された。関係者によると、今年の出展社は300社、来場者は18,000人を超えたとのことで、昨年と比較して、景気回復の兆しが伺える。 クラウドの潮流は、もう終わり? 昨年のInterop Las Vegas(昨年のブログ参照)は、何はともあえれ、クラウド、クラウド、クラウドっとクラウド一色だったが、今年は違う。どのカンファレンスに出ても、展示会場においても、クラウドという単語を全面に押し出しているベンダーは少ない。 かといって、クラウドはバズワードだったのだろうか?というと、そうは思わない。つまり、クラウドの潮流が浸透して、ビジネスとして現実味を帯びてきたと言えるのではないだろうか。各ベンダーは、クラウドのビジネス・モデルの中で、自分の立ち位置をはっきりして、何を提
4月19日−21日の3日間、今回で5回目を迎える「Cloud Computing Expo East 2010」が今年もニューヨークで開催された。昨年はルーズベルト・ホテルの1角での開催であったが、今年はマンハッタン最大のコンベンションホール「Javit's Convention Center」に格上げされての開催となった。 昨年は、AmazonのWener Volgels氏(CTO)が基調講演に登壇し、Web2.0系のスタートアップ企業の事例を発表するなど、どちらかというと、パブリック・クラウド(IaaS)を活用しましょうという印象が色濃かった。しかしながら、今回のカンファレンスのオープニング基調講演に登壇したオラクルのRichard Sarwal氏(SVP of Development for Oracle Enterprise Manager)が「エンタープライズ企業のIT部門は、ビ
今月はクラウド関連カンファレンスのオンパレード。昨晩からニューヨーク入りして「Cloud Computing Expo in NY」に参加しています。 来週からはInterop Las Vegasと併催される「Enterprise Cloud Summit」に参加予定ですので、タイムリーな情報をご提供していこうと思います。 それでは、第1弾として先週シリコンバレーで開催された「Under the Radar Conference」の様子をお伝えしよう。 同カンファレンスは、スタートアップ企業が資金調達を目的にビジネスプランをアピールし、投資家や大手ユーザー顧客、視聴者が投票してジャッジするという思考を凝らしたものとなっている。1社あたり6分のライトニングトークで、自社のテクノロジー、ビジネス・モデル、プランを的確に伝え、ジャッジの心を動かすプレゼンテーション・スキルも要求される。 出場した
クラウド・コンピューティング・モデルの適用は、従来のコンピューティング・モデルと異なり、お金さえ支払えば、好きなだけの容量のコンピューティング・リソースを利用することができる。そういう意味では、クラウドを活用する上でROI(投資対効果)を考えないわけにはいかない。 「The Future of Business Computing is Here」というテーマで、シリコンバレーにて開催された「Cloud Connect Conference」では、業界リーダー、アナリスト、コンサルタント、エンドユーザーの立場からクラウド適用におけるTCOとROIについて活発な議論がされた。(基調講演のプレゼン資料はこちらからダウンロードできるので抑えておきたい) 今回は、クラウドのROIについてのパネル・ディスカッションの様子を紹介しよう。 クラウドの投資対効果の測定は難しい? 結論から言うと、「IT資産
3月1日から4日間、毎年恒例のセキュリティ業界最大のイベント「RSA CONFERENCE 2010」がサンフランシスコで開催された。同カンファレンスには、セキュリティに足を突っ込み始めた2004年から参加し続け、今回で7年目を迎える。 2004年当時の出張レポートを読み返してみると、基調講演には、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、シマンテックのジョン・トンプソン氏(元会長)、サンマイクロシステムズのスコット・マクリーニ氏、シスコのジョン・チェンバース氏と蒼々たるメンバーが登壇しており、今では懐かしい限り。各ベンダー・トップの世代交代の波が押し寄せているなか、RSA Conferenceの顔であるEMCのバイスプレジデント、アーサー・コビエロ氏(RSAプレジデント)だけは健在だった。 それでは、アーサー・コヴィエロ氏の初日の基調講演の模様をお伝えしよう。 同氏は、冒頭で「我々セキュリティ業界
今年もこの季節がやってきた。オープンソース関連の2大イベント、オライリー出版主催の「Open Source Convention(OSCON)」が、サンノゼ・ダウンタウンのMcEney Convention Centerで開催され、今回で11年目を迎えた。 ダイヤモンド・スポンサーは、Intel、MicroSoftが飾り、プラチナスポンサーはGoogle、次いでFacebookとなっている。基調講演は、Web2.0の生みの親で知られるTim O'Reilly氏はじめ、Chris DiBona氏(Google)、Tony Hey氏(MicroSoft)、Simon Wardley氏(Canonical)、Mark Surman氏(Mozilla)と蒼々たるメンバーが登壇した。小さい小部屋で行われるセッションは、Java、Linux、Apache、Emerging Topicsに、今年からクラ
Twitterの訪問者数が急激に伸びています。3月のニールセン・オンラインが発表した調査結果によると、2008年2月のユニーク・ビジター数が47万5,000人だったのに対して、2009年2月では703万8,000人と1382%の伸び率。しかも、ビジターの世代別統計では、35~49歳の割合が41.7%と、圧倒的に伸びているとのことで、企業ブランディングや顧客リレーションなどビジネス利用も増えてきているのではないかと想像しています。 そこで、今回紹介したいのは「Twitterユーザコミュニティを活用したクラウドソーシング・サービス」を提供しているスタートアップ企業です。Googleのお膝元、Mountain Viewに本社がある「Tweet Brain」社は、TwitterアカウントでTweet Brainサイトにサインアップすると、Twitter登録者に対して質問を投げることができたり、回答
ハーバード大学があるケンブリッジ郊外のガソリンスタンドでデジタルサイネージを体験しましたのでご紹介します。 日本も多くなってきていますが、こちらでは殆どのガソリンスタンドはセルフ給油です。ここでは、ABCのニュース番組、Google Mapの表示、家電のBest Buy、カード会社のAMEXのCMが流れていたのですが、レバー片手に思わず釘ずけになってしまいました。 ある調査結果によると、車社会である米国では7割の人が週平均1.5回、ガソリンスタンドに訪れ、平均滞在時間は6分だそうです。確かにこの時間はボーっとしながらメーターを見ていますね。 ガソリンスタンドの店主によると「広告主に効果があったかどうかはわからんが、毎月$100の設置料が入るから小遣い稼ぎにはいいんだよっ」とのことで、来月にはあと2台追加されるようです。 Google Map上で渋滞情報を連動している。 自社の宣伝も忘れずち
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