サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
blogs.itmedia.co.jp/infogapbuster
内田樹先生が情報リテラシーについて大変興味深い記事を書いていたので、それについて言及したい。 ★情報リテラシーについて(内田樹の研究室) この記事では、大分私の言いたい事が内田流に上手く表現されているのを読んで心地良い気持ちになりました。 内田先生は、インターネットによる情報爆発が情報格差を生み出したと言っています。 しかし、正確にはネットに上がっている情報の範囲では格差が生じているが、それ以外の部分は、前から格差があるのだと思っている。ネットは全ての情報が掲載されているかのように錯覚しやすいが、インターネットが普及する以前の情報はアーカイブ化されていないし、暗黙知など属人的な情報はネットに載っていないことを意識すべきだと思います。 本稿では「情報の階層化」について書いたが、実際に起きているのは、「階層化」というよりはむしろ「原子化」である。人々は今では個人単位で情報を収集し、「自分が知っ
今回の震災の爪痕が段々明らかになるにつれて、居ても立ってもいられない思いに駆られます。 さて、今回の震災では、情報社会の以下の2点の課題が浮き彫りになりました。 (1) 情報格差の拡大 (2) 情報インフラの脆弱性と対策不十分 (1)については、情報収集・情報発信の点で大きく差が見られました。 前者の情報収集については、 ・計画停電情報:実施時間、影響範囲、対象外地域などの情報 ・避難情報:支援、交通、食料、医薬品、通信、原発、疎開などの情報 ・安否情報:所在地、生存情報など などがあります。 情報を得ている人とそうでない人では、大きく差異が生じていました。 【情報を得ている人】 ・最短ルートで行動できる ・必要なものを確保できる ・自分や家族等の安全を確保できる 【情報を得ていない人】 ・ロスの多い行動をしている場合がある ・必要なものを確保できない場合がある ・場合に
東北関東大地震の震災地の皆様がご無事であることをお祈り申しあげます。 震災地においては、行政や支援の方による津波や原発障害などの生命に関わる重要な情報伝達が行われていますが、 一部の情報弱者には情報が十分に伝わっていないのが現状です。 ここでの情報弱者とは、以下の2点になります。 (1) 音声によって情報を受け取る事ができない方(主にろう者/聴覚障がい者) (2) 物理的や施設的に情報を遮断されている方(何らかの事情で避難所に行けない方など) (1)については、非常時の伝達が音声によると事が大きいのが主な原因です。 非常時には、準備の関係で、TVには手話通訳や字幕がつかない事が多く、 情報弱者には情報が十分伝達できない事が多くあります。 こないだのNZ大震災の時は、政府の会見には全て手話通訳がつきましたが、 日本では当初は全くついていませんでした。 一部の放送に字幕や、手話関係の番組に手話
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blogs.itmedia.co.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く