サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
brazil2014.yahoo.co.jp
批判報道で退任を決めたホン・ミョンボ 韓国サッカー界を揺らした突然の辞任劇 2014/7/18 12:00配信 キム・ミョンウ/スポーツナビ 写真を拡大 監督続投の発表から1週間後、突然の辞任を発表し、韓国サッカー界を揺るがしたホン・ミョンボ【Getty Images】 突然の辞任劇に衝撃が走った。 日本でも既報の通り、ブラジルワールドカップ(W杯)で韓国代表を率いたホン・ミョンボ氏が今月3日に監督続投を発表してから1週間後の10日、辞任を表明した。 ホン氏は会見で「国民を失望させて申し訳ない。自分の力が不足しているとの考えに至った」と話しており、結果を残せなかったことに対し謝罪の言葉を口にした。 あまりのドタバタ劇に「一体、何があったのだろうか」と気になる人も多かったと思うが、1分2敗の最下位でのグループリーグ敗退が辞任の最大の理由と考えるのが一般的だろう。 だが、辞任の理由は、
足りないものが多すぎたブラジル代表 惨敗がもたらした大きな痛みと問題提起 2014/7/16 11:00配信 大野美夏/スポーツナビ 写真を拡大 最後の2試合を2連敗、10失点で幕を閉じたセレソンのW杯。ネイマールの代役など、足りないものが多すぎた【写真:ロイター/アフロ】 ブラジル人のブラジル代表番記者が「フェリッポン(ルイス・フェリペ・スコラーリ監督の愛称)は古すぎる!」と怒りをあらわにしていた。 昨年のコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)の成功にしがみついて、チームをもっと成長させなければワールドカップ(W杯)には通用しなかったのに、止まったままになってしまった。さらに、合宿中の戦術練習の不足、それに伴う戦術パターンの少なさ。ゴールゲッターの不在、そして、ネイマールしか頼れる選手がいなかった。 コンフェデ杯ではネイマールだけに頼る戦術でもなんとか通用した。しかし、W杯では
ブラジルW杯で“魔球”が少なかった理由 ボールの進化とフリーキックの相互関係 2014/7/16 13:55配信 北健一郎/スポーツナビ 写真を拡大 ブラジルW杯で唯一の“ブレ球”フリーキックが入ったのが、準々決勝でのダビド・ルイスのシュート【写真:Action Images/アフロ】 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は、ドイツの4度目の戴冠で幕を閉じた。今大会を通じ、ある現象が起こっていた。それは、直接フリーキックによるゴールがほとんど見られなかったことだ。ブラジルW杯では全171ゴール中、直接フリーキックが決まったのは3得点。これはドイツ大会(6得点)、南アフリカ大会(5得点)と比べても少ない。 特に目立つのは無回転シュートによるゴールが見られなかったこと。今大会ではブラジルのダビド・ルイスが準々決勝のコロンビア戦で決めた1本しかない。 なぜ無回転シュートが決まらなかったのか?
ザックが果たせなかった夢をロシアの地で ザックジャパンの4年間 最終回・監督編 2014/7/16 12:00配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 日本代表振り返り企画の最終回は「監督」について。ザッケローニ体制の4年間はどんな時代だったのか【写真:ロイター/アフロ】 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会はドイツがアルゼンチンを延長戦の末に1−0で破り、1990年以来となる4度目の優勝で幕を閉じた。 今回スポーツナビでは、アルベルト・ザッケローニ監督と歩んできた日本代表の4年間を振り返り、ザックが日本にもたらしたものは何だったのかを論じる。最終回のテーマは「監督」について。 2010年の南アフリカW杯終了後、原博実技術委員長を中心に監督人事が行われ、選ばれたのがザッケローニだった。イタリアの名門クラブを渡り歩き、数々の実績を残し、初めてのナショナルチームとして選んだのが、日本代表で
ブラジル大会が示した『W杯』の価値 FIFAW杯2014ブラジル大会総括 2014/7/15 12:40配信 大住良之/スポーツナビ 写真を拡大 ブラジルW杯に臨んだ日本代表は「史上最強」とうたわれ、上位進出も夢ではないと考えられていた。失った信頼を一刻も早く取り戻さなければけない【写真:Action Images/アフロ】 日本のサッカーファンにとってFIFAワールドカップ(W杯)2014ブラジル大会は特別な大会だった――。私はそう思っている。 1970年、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)が放映した70年メキシコ大会で日本のファンはW杯と出合い、世界のサッカーのレベルを初めて目の当たりにした。そしてその大会の主役は、間違いなくペレを中心としたブラジルだった。以来、日本のサッカーはブラジルのようになることを夢見て歩んできた。 その「サッカー王国」でのW杯。しかもアルベルト・ザッケ
日本代表は常に“最強”である必要はない ザックジャパンの4年間 第3回・戦力編 2014/7/15 10:40配信 北健一郎/スポーツナビ 写真を拡大 本田(写真)のミランをはじめ、海外ビッグクラブに所属する選手も多く、“史上最強”の呼び声も高かった日本代表。その選手選考について考える【写真:FAR EAST PRESS/アフロ】 6月12日(現地時間。以下同)に始まったワールドカップ(W杯)ブラジル大会は、7月13日にエスタジオ・ド・マラカナンで行われた決勝で、ドイツが延長戦の末にアルゼンチンを破り、4度目の戴冠を果たして幕を閉じた。 今回スポーツナビでは、日本代表がアルベルト・ザッケローニ監督と歩んできた4年間を振り返り、日本サッカーの成長と発展、そして指揮官が日本にもたらしたものは何だったのかを論じる。 第3回のテーマは日本代表の「戦力」について。マンチェスター・ユナイテッド(香
「主役」の座に戻れなかったメッシ 準優勝でも母国の人々から愛される英雄 2014/7/14 16:30配信 藤坂ガルシア千鶴/スポーツナビ 写真を拡大 アルゼンチンの準優勝という結果を称えたいが、メッシに一体何が起きたのかは分からない【写真:ロイター/アフロ】 さて、何から書こうか。言いたいことはたくさんあるのに、気持ちの整理がつかない。 気持ちの整理がつかない理由は「ドイツに負けたから」ではない。アルゼンチンは巧みにスペースを制し、ドイツの動きをコントロールしていたし、決定機さえ決めていれば十分勝てたゲームだった。 準決勝での布陣を繰り返したアレハンドロ・サベーラ監督の采配も正しかったと思っている。だから、アルゼンチンの選手たちが体力の限界を感じていたあの時間帯にゴールを許してしまったことは本当に残念だったが、後味の悪い負け方ではない。前回の南アフリカ大会の準々決勝で、同じヨアヒム・
南米でのドイツ戴冠に思うこと 日々是世界杯2014(7月13日) 2014/7/14 18:25配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 決勝の舞台となったマラカナン。参加204カ国の頂点をドイツとアルゼンチンが争うことになった【写真:ロイター/アフロ】 大会最終日。この日は16時からリオデジャネイロのマラカナンにて、ドイツ対アルゼンチンの決勝戦が行われる。6月12日(現地時間。以下同)にサンパウロのアレナ・デ・サンパウロで開幕した2014FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会も、この日をもってすべての日程を終了することになる。果たして本大会出場32カ国、各大陸予選を含めると204カ国のナショナルチームの頂点を極めるのは、ドイツか、それともアルゼンチンか? この日、私は3位決定戦が行われたブラジリアから、朝の飛行機でリオに飛んだ。決勝の朝というものは、長かった大会を振り返りつつ、フ
栄冠を勝ち取るため進化し続けたドイツ 大会前の不安を払拭し4度目の戴冠 2014/7/14 11:30配信 中野吉之伴/スポーツナビ 写真を拡大 延長の末にアルゼンチンを破り、4度目のW杯優勝を飾ったドイツ代表。大会前は活躍を不安視する声も多かった【写真:ロイター/アフロ】 リオデジャネイロの夜を花火が彩り、ドイツ代表の主将であるフィリップ・ラームが金色のトロフィーを高々と上げた。延長に入っても緊張感が途絶えない展開が続いたアルゼンチンとの決勝戦で、途中出場のマリオ・ゲッツェがまばゆいばかりの素晴らしいボレーシュートを決めてチームをワールドカップ(W杯)優勝へと導いた。 見事に4つ目の星を手にしたドイツだが、大会前にこの優勝を信じていた人がどれだけいたことだろうか。ドイツ国内では準々決勝のフランス戦の勝利でようやく可能性を感じ、準決勝で開催国ブラジルを7−1で圧勝した後にはそれが確信へと
ブラジルのほろ苦き3位決定戦 日々是世界杯2014(7月12日) 2014/7/13 17:50配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 3位決定戦の会場、ブラジリアのエスタジオ・ナシオナウ周辺はカナリア色であふれていた【宇都宮徹壱】 大会32日目。この日は17時からブラジリアにて、ブラジルとオランダによる3位決定戦が行われる。幸い、天気は快晴。気温も日中で20度と、暑くもなく寒くもなく、実に気持ちの良い観戦日和である。問題は、この3位決定戦に対して、両チームにどれだけのモチベーションがあるか、である。 「3位決定戦などやるべきじゃない。私はもう10年前からそう言い続けてきた。それでもとにかく、やらなくてはならないわけだが」 会見でそう語ったのは、オランダ代表のルイ・ファン・ハール監督である。アルゼンチンとの準決勝にPK戦の末に敗れた直後の発言なので、おそらく「やりたくない」という本
隙なきドイツと手数のアルゼンチン データでひも解く決勝プレビュー 2014/7/13 14:15配信 清水英斗/スポーツナビ 写真を拡大 1カ月続いたW杯もいよいよ決勝戦。ドイツとアルゼンチンが、世界一を懸けて激突する【写真:ロイター/アフロ】 1カ月に渡る祝祭も、いよいよフィナーレの時を迎えた。ブラジルワールドカップ(W杯)の決勝に名乗りを挙げたのは、ドイツとアルゼンチン。欧州と南米、それぞれの強豪国が激しく火花を散らすことになる。 ここまで勝ち上がってきた両チームには、どのような特徴があるのか? 本稿は『FIFA.com』のデータを元に、両チームの特徴をあぶり出し、決勝のプレビューをお送りする。 写真を拡大 アルゼンチンはシュート数が95回と多く、手数で勝負するタイプと言える【写真:FAR EAST PRESS/アフロ】 準決勝まで6試合のゴール数については、ドイツが17得点で32カ
運営面はおおむねスムーズなブラジルW杯 異常な物価高騰と失敗したインフラ整備 2014/7/12 12:38配信 元川悦子/スポーツナビ 写真を拡大 ここまでのブラジルW杯を振り返ると、スタジアムでのホスピタリティーなどこれまでのW杯と同様に快適。運営面はおおむねスムーズだったという評価が多い【写真:Action Images/アフロ】 熱戦が繰り広げられた2014年ブラジルワールドカップ(W杯)も、12日(現地時間。以下同)の3位決定戦と13日の決勝戦を残すのみとなった。ここまで約1カ月間にわたり、ブラジル国内12会場でトータル62試合が実施されたわけだが、運営面はおおむねスムーズだったという評価が多くのメディア関係者から聞かれた。 「メディアセンターや記者席などのFIFAゾーンやメディアシャトルなどの運行体制などは問題なかったのではないか」と語るのは、ブラジル・ベロオリゾンテの日刊紙
見るものの心を揺さぶる最後尾の勇者たち GKのMOMが倍増したブラジル大会 2014/7/11 14:15配信 斉藤健仁/スポーツナビ 写真を拡大 グループリーグ第2戦でメキシコのGKオチョア(左)が、ブラジルの攻撃をシャットアウト。スコアレスドローの立役者となった【写真:ロイター/アフロ】 2014年ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会も、残すところ2試合。62試合が終わり、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)にゴールキーパー(GK)が12度選ばれた。前回大会が5度だったことを考えると、すでに倍以上で、今大会は「GKの大会」だったと言えよう。 GKのMOMが倍増したことは、高温多湿の開催地が多く、カウンターからDFラインの裏に抜け出すシーンが多く生まれたことや、決勝トーナメントに入ってPK戦が4度と過去最多タイになるなど、GKが目立つ状況が多かった影響もあるだろう。いずれにせよ、あらためて
歴史的大敗を王国はどう受け止めたのか? 指摘される連盟の体制や育成方法の改善 2014/7/11 13:15配信 沢田啓明/スポーツナビ 写真を拡大 準決勝でドイツに惨敗してから数日、ブラジルの人たちはこの歴史的大敗どう受け止めたのか【写真:ロイター/アフロ】 いつのワールドカップ(W杯)でも、ブラジル代表が目指すのは世界の頂点だ。自国開催の大会であれば、なおさら。優勝以外の結果は、たとえ延長、PK戦の末の敗退であろうと、“惨敗”とみなされるはずだった。 それが、7点も奪われて文字通りの惨敗となれば……人々は、驚き、悲しみ、失望し、そして深い苦痛を抱えて沈み込んだ。 準決勝のドイツ戦終了後、試合地ベロオリゾンテの中心部は拍子抜けするほど平静だった。一部で心配された暴動はおろか、けんかすらほとんど見かけない。市民たちは、怒りの感情を胸の深い部分に秘め、少なくとも表向きは、「ミネイロンの悲
ファン・ハールが導いた誇るべきベスト4 国内の若手主体で作り上げたオランダ代表 2014/7/10 21:30配信 中田徹/スポーツナビ 写真を拡大 PK戦の末惜しくもアルゼンチンに敗れ、決勝進出を逃したオランダだが、国内ではチームを讃える報道がされている【写真:ロイター/アフロ】 ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会優勝への期待が高まっていたオランダだったが、準決勝でアルゼンチンの前に散った。両チームとも得点が無いまま、勝負はPK戦に持ち込まれ、4−2でアルゼンチンの決勝進出が決まった。 オランダにはアリエン・ロッベン、ロビン・ファン・ペルシー、ウェスレイ・スナイデル、アルゼンチンにもリオネル・メッシ、ゴンサロ・イグアイン、エセキエル・ラベッシ、途中出場のセルヒオ・アグエロといった優れたアタッカーがいたが、それでも両チームが作ったチャンスは数えるほど。オランダのルイ・ファン・ハール監督
ライバルの決勝進出にホスト国の人々は? 日々是世界杯2014(7月9日) 2014/7/10 17:30配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 決勝進出を決め、サポーターと共に勝利の喜びを分かち合うアルゼンチン代表【写真:Maurizio Borsari/アフロ】 大会29日目。この日は準決勝のアルゼンチン対オランダが17時よりサンパウロで行われる。衝撃的なブラジル大敗の余韻が冷めやらぬ中、早朝の飛行機でベロオリゾンテからサンパウロへ移動。久々に訪れたサンパウロは、すっかりワールドカップ(W杯)の熱が冷めてしまったような印象を受ける。地元のテレビは、この日のアルゼンチンとオランダの展望についてあれこれ事前情報を紹介しているが、果たしてどれだけのブラジル人がこの日のセミファイナルに関心を持っているのだろうか。そして優勝の望みを断たれてしまった今、残る3チームのうち、どこに優勝してほしいと
強化の足かせだった「アジアのカレンダー」 ザックジャパンの4年間 第2回・強化編 2014/7/10 11:55配信 飯尾篤史/スポーツナビ ザッケローニ監督と歩んだ4年間を「強化」という視点から振り返ってみる【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 6月12日(現地時間。以下同)に始まったワールドカップ(W杯)ブラジル大会もいよいよ佳境。決勝のカードはドイツ対アルゼンチンの対決と決まった。 今回スポーツナビでは、ザッケローニ監督と歩んできた日本代表の4年間を振り返り、ザックが日本にもたらしたものは何だったのかを論じる。第2回のテーマは日本代表の「強化」について。 2011年のアジアカップ優勝、その後はW杯アジア3次予選、最終予選を戦い抜き、開催国を除く国としては世界最速の本大会出場を決めた。一方、震災の影響でコパ・アメリカを不参加、昨年のコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)では
「日本らしいサッカー」は1つではない ザックジャパンの4年間 第1回・戦術編 2014/7/09 17:20配信 清水英斗/スポーツナビ 写真を拡大 W杯本大会を1分2敗で終えた日本代表。ザッケローニ監督の4年間を振り返ってみる【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 6月12日(現地時間。以下同)に始まったワールドカップ(W杯)ブラジル大会。7月5日の準々決勝を終えて4強が出そろい、いよいよ大会は佳境を迎えつつある。 一方、日本代表はグループリーグ3試合を1分2敗で終え、早々と大会を去った。すでに監督、選手たちは帰国し、次のステップへと歩み始めている。また、退任を発表したアルベルト・ザッケローニ監督の後任についてもさまざまな報道がなされ、早くも『新生・日本代表』について語られることになりそうだ。 今回スポーツナビでは、ザッケローニ監督と歩んできた日本代表の4年間を振り返り、日本サッカー
大記録を塗り替えたFWクローゼの素顔 人々に愛される経験豊富な“ジョーカー” 2014/7/09 12:32配信 ダビド・ニーンハウス & フランソワ・デュシャト/スポーツナビ 写真を拡大 準決勝ブラジル戦でW杯通算得点記録単独トップとなる16点目を奪ったクローゼ【写真:ロイター/アフロ】 ネイマールが痛みのうちにワールドカップ(W杯)の終わりを迎えたことで、ブラジルは計算以上の懸念を抱えていた。その結果が、誰もが信じられなかった1−7という大敗につながってしまったのだろう。 一方、2002年W杯日韓大会決勝のリベンジを果たし、3大会ぶりの決勝進出を果たしたドイツ代表。この一戦で注目の的となったのが、36歳のミロスラフ・クローゼだ。 ヨアヒム・レーブ(ドイツ代表監督)が言う『ゴールマシン』がセレソン(ブラジル代表の愛称)相手に先発するかは定かではなかった。しかし彼は先発でピッチに立つと
衝撃を与えた「ミネイロンの悲劇」 日々是世界杯2014(7月8日) 2014/7/09 13:15配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 1−7という衝撃のスコアで敗れたブラジル。多くのサポーターが涙を流した【写真:ロイター/アフロ】 大会28日目。この日は準決勝のブラジル対ドイツが17時より、ここベロオリゾンテのミネイロンで行われる。大会2日目から準々決勝までのマッチデーは、常に2試合以上が行われていたが、今日から決勝までは1試合ずつ。試合数も今日を入れて残り4試合となった。4週間前に開幕した今大会も、いよいよ大詰めを迎える。 この日は、朝からベロオリゾンテ市内のショッピングモールをはしごした。昨夜、原稿を書いていたら、PCの電源アダプターとカードリーダーが相次いで破損し、急いで代替品を購入する必要に迫られたからだ。海外取材も1カ月以上が過ぎると、どんなに注意していてもいろいろモノ
トーマス ミュラー (前半11分) ミロスラフ クローゼ (前半23分) トニ クロース (前半25分) トニ クロース (前半26分) サミ ケディラ (前半29分) アンドレ シュールレ (後半24分)
欧州勢有利も南米勢の意地見せるか 日々是世界杯2014(7月7日) 2014/7/08 18:29配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 準決勝ブラジル対ドイツが行われるベロオリゾンテのエスタジオ・ミネイロン【写真:FAR EAST PRESS/アフロ】 大会27日目。昨日に引き続き、ノーマッチデーである。この日は、完全な移動日に充てることにした。昼過ぎにサルバドールのホテルをチェックアウトして、タクシーで空港に向かい、16時30分のフライトで一路ベロオリゾンテへ。そこからバスとタクシーを乗り継いで、この日の宿に向かうという行程である。 ベロオリゾンテ行きの飛行機は、明日のブラジル対ドイツを観戦するブラジル人が大半を占めていた。私のとなりに座っていた父と子のブラジル人親子も、明日のセミファイナルを現地で観戦するという。「セレソン(ブラジル代表の愛称)が無事にリオのファイナルまでたどり
ベスト4の顔ぶれに見る“W杯の真実” 伝統国が高いノルマを達成し続ける理由 2014/7/08 14:00配信 セルヒオ・レビンスキー/Sergio Levinsky/スポーツナビ 写真を拡大 74年のドイツW杯から現在に至るまで、最も多く決勝に進出したのはドイツ。南米開催のW杯で、欧州勢として初のタイトル奪取に挑む【写真:ロイター/アフロ】 イングランドの偉大なストライカーだったゲーリー・リネカーがよく用いる、「フットボールは各チーム11人の選手と1つのボールを用い、常にドイツ人が勝つスポーツである」というフレーズがある。 恐らくこれは大げさすぎる定義ではあるが、無視すべきものでもない。大きく過去にさかのぼる必要はなく、1974年のドイツ大会から現在に至るまでの11回のワールドカップ(W杯)を振り返るだけでも、準決勝まで勝ち残ったチームのほとんどが伝統あるフットボール大国ばかりであるこ
W杯で見えた日本人が共有すべき課題 世界で勝つための「フィジカル」とは? 2014/7/08 10:10配信 鈴木智之/スポーツナビ 写真を拡大 日本のW杯での戦いは1分け2敗、得点2、失点6で終わった。その敗因を「フィジカル」という言葉で逃げてはいけない【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 1分2敗、得点2、失点6でワールドカップ(W杯)グループリーグ敗退。ブラジルの地で、サッカー日本代表は厳しい現実をつきつけられた。国際大会で敗れると、常套句のように「日本の選手はフィジカルが弱い」や「個の力が足りない」という声があがる。これらの指摘はもっともなようで、なんら具体的ではない。なぜなら、フィジカルや個の力という言葉の解釈は、人によって異なるからだ。 J1ヴァンフォーレ甲府のフィジカル・コンディショニングコーチを務める谷真一郎は言う。 「フィジカルには身長、体重、筋力、アジリティ(敏び
高まるオランダ23人のチームスピリット クルルのPKストップは必然の結果!? 2014/7/06 18:53配信 中田徹/スポーツナビ 写真を拡大 準々決勝のコスタリカ戦は、オランダのファン・ハール采配が的中。延長後半ロスタイムに投入されたクルルが、見事PKを2本ストップし試合を制した【写真:ロイター/アフロ】 ワールドカップ(W杯)欧州予選の10試合で、ルス・ファン・ハール監督はティム・クルル、マールテン・ステケレンブルフ、ケネト・フェルメール、ミヘル・フォルム、ヤスパー・シレッセンと実に5人のGKを起用した。GKはチームの砦であり、本来なら1人の選手に信頼を与え、なるべく固定したいポジションだ。しかし、代表選手の招集条件として、「所属クラブでしっかり出場機会を得ており、コンディションがフィットしている選手」と挙げた指揮官は、GKにも競争を促した。 そのうちの1人がクルルだった。彼は2
清々しかったコスタリカの「終わり方」 日々是世界杯2014(7月5日) 2014/7/06 17:50配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 ペロウリーニョ広場にて、オランダカラーに塗られたバスの前で記念撮影する人々【宇都宮徹壱】 大会25日目。準々決勝2日目のこの日は、13時からブラジリアでアルゼンチン対ベルギーが、そして17時からサルバドールでオランダ対コスタリカが開催される。前日までフォルタレーザにいた私は、早朝の飛行機でサルバドールに移動。ブラジリアの試合は、ホテルの近くの食堂で昼食をとりながらテレビ観戦した。 試合は、前半8分にゴンサロ・イグアインが決めた1点を守り切ったアルゼンチンが勝利し、見事に準決勝進出を決めた。アルゼンチンのベスト4入りは、実に24年ぶり。24年前といえば90年のワールドカップ(W杯)イタリア大会のことで、マラドーナが(ピークを少し過ぎていたとはいえ
ホセ・ペケルマンが見せた涙の意味 コロンビア国民の夢をかなえた知将 2014/7/05 16:30配信 藤坂ガルシア千鶴/スポーツナビ 写真を拡大 ブラジルに敗れた際、涙を見せたコロンビアのペケルマン監督。06年のドイツ大会で敗れた際には流さなかった涙には理由があった【写真:ロイター/アフロ】 ホセ・ペケルマンのあれほど悔しそうな表情を見たのは初めてだった。20年前、アルゼンチン代表の育成部門の責任者に抜擢(ばってき)されて以来、何度か間近で取材をさせてもらったが、その穏やかな人柄からいつも冷静で落ち着いていたホセが、歯を食いしばって天を見上げながら悔やむような、感情を顕にするところを見たことはなかった。 私をもっと驚かせたのは、ブラジルの2点目が決まったあとに見せたその悔しそうな顔ではなく、試合後の様子だった。レポーターからの質問にひととおり答えたあと、「4500万人のコロンビア国民が
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ブラジルワールドカップ特集 - スポーツナビ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く