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大谷翔平
buffermanager.blogspot.com
最近twitterやFacebookをみていると、CCPMとアジャイルについて議論しているのを見かけますが、自分の書いている物を引用しているものもあるのでTOC/CCPMについて自分のやってきたことと、アジャイルについて自分が思うことだらだら書いてみます。乱文失礼 今の会社に入った2002年からCCPMのインプリメントを10年やってきました。海外の方から色々教えてもらって、現場で指導してきたのですが、結構大変でした。CCPMの計画の立て方は入念に教わったのですが、私の行く大規模開発環境だと、計画を立てているのは1ヶ月、開発期間は1年以上、コンサル契約も1年以上、計画しているとき以外の長い期間どうするのかは手探りでやらざるを得ませんでした。 そうしているとバッファが赤になったり、黒になったりして、どうすればいいのだ!!となるので大変でした。海外の書籍も色々見ましたが、海外の事例は期間の短い物
「リーンスタートアップ」Eリース著今一大ムーブメントを起こしているような感じですが、この書籍は非常に実務的で面白い。 この書籍に書かれているMVPという言葉が、この考え方を実現するもっとも重要なポイント。MVPとは、minimum viable productの略で、私は、製品の仮説検証に必要最小限のものと理解しています。 製品を完成させるためには莫大な開発コストがかかります。要求が明確で、お金の支払いが確実であれば、すべて開発してもよいのですが、新製品開発のような、売れるかどうかわからないというリスクがある場合、全部完成させるのではなく、売れるかどうか検証できる最低限の機能を作り仮説検証していく。リーンスタートアップにはこの具体的なプロセスが紹介されています。 このリーンスタートアップの考え方は、リーン製品開発の「意思決定を遅らせる」という考え方と対立しているのではないか?昔はやったイン
「アジャイルがダメだと思う7つの理由」から始まったアジャイル論争の現時点のまとめ アジャイルソフトウェア開発について極端な議論をされています。極端に話すと議論がわかりやすい。議論を見ていると7つの理由のうち「全体スケジュールにコミットできない」「アーキテクチャ上の無駄が生じる」の2点が興味深い。「全体スケジュールにコミットできない」は自分の仕事にも絡むので書いてみます。 ちなみに、私はアジャイルのコンサルタントでもないので利害関係ありませんし、開発者ではなく企画の立場。できれば全てのソフトウェア開発がアジャイルソフトウェア開発でやった方が良いのではと思っています。 ・全体スケジュール スクラムでは直近の期間(スプリント)についてのみ計画する事になっており全体計画がありません。これについては確かに企画側は困ります。全体計画がなければ予算取りができませんし、変化に対して対処できません。 開発側
今回開発しているTOCの新たなセールス&マーケティングコンサルティングプログラムとソフトウェアは、1年程度構想を行いコンサルティングプログラムのテキストを作って、それからソフトウェア開発を始めています。 今回のコンサルティングプログラムの開発は、議論の進め方が今まで通りだと完成しないと認識としていました。 コンサルティングプログラムの目的は「お客様の売上高を増加させる」と明確なのですが、それを実現する方法を考えるとなると、複雑でどのような因果関係があるのか把握するだけでも困難な問題です。 今までのコンサルティングプログラムや、沢山ある参考書籍、相当なコンサル経験と知識のある人、これらを集めて開発するにしても、議論の進め方を工夫しないと完成できそうにありません。 そこでリーン製品開発にあるLAMDAサイクルというものを使うことにしました。 LAMDAプロセスとは、車の開発が欧米と日本でかなり
昨年1年をかけてTOCによるセールス&マーケティングのコンサルティングプログラムの大改訂をおこないました。現在これに加えソフトウェアを開発しています。 TOCによるセールス&マーケティングとは、ザ・ゴール2に描かれている市場制約の打破の方法ですが、今回のコンサルティングプ...
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