サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
cbo-media.com
今回は、スターバックスの4P戦略のうち、立地戦略(Place)とプロモーション戦略(Promotion)についてみてみましょう。 1300店舗そのものが「広告」に 1996年、東京・銀座に日本1号店を出店、その後2003年度には500店舗、2013年度には1000店舗を突破、2017年現在1300店を超える店舗数となったスターバックス コーヒー。クーポン割引やテレビCMといったプロモーション(Promotion)をほとんど行っていない同社が強いブランド力を持つ理由の1つは、この立地戦略(Place)にあります。 アメリカのスターバックス本社でマーケティングプログラムの作成と実行に携わったジョン・ムーアは、自著の『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』の中で「出店が最大の広告である」と述べています。 Main&Mainという立地戦略 スターバックスの
「メガネ業界のZARA」を目指し、ファッション性の高いメガネを低価格で提供しているオンデーズ。競合のJINSを追従しつつ、異なる戦略を取っています。 今回はそもそもなぜ「メガネ業界のZARA」を目指すようになったのか、またJINSとの差別化をどのように行っているのか。その戦略に迫ります。 なぜメガネ業界だったのか 海外を含む220店舗を展開し、売上150億円(2016年)まで成長したメガネチェーンのオンデーズ。しかし現社長の田中修治氏が同社を買収した2008年時点では、巨額の債務超過に陥り倒産寸前でした。様々な買収話が持ちかけられていた田中氏が同社を選んだのは一言「メガネ業界だから」(田中社長)でした。なぜメガネ業界に魅力を感じたのでしょうか。 SPAモデルでトップシェア目指す 1つは「メガネ業界のユニクロ」がまだ登場していなかったことが挙げられます。既存の大手メガネチェーンでは、人気ブラ
ブランドリフト調査という言葉をご存知でしょうか?近年デジタルマーケティングが盛んになる中、ブランディングや認知拡大を狙った広告施策を行っても、従来の効果測定で使用するクリック率やコンバージョン率ではその効果が分からないといった課題がありました。 そこで最近注目されているのがブランドリフト調査です。これは認知度や広告?想起、好意度、購入意向といったブランディング系の効果指標を見るためにアンケート調査を行い、効果測定に役立てることができます。現在、GoogleやFacebook、LINE、Amebaなどでサービスが始まっています。今回はそれぞれで利用できるブランドリフト調査について紹介していきます。 「Google広告 効果測定サービス」 Googleでは、 ●YouTubeでの動画広告(TrueViewインストリーム広告) ●Googleディスプレイ広告 などに出稿した広告キャンペーンにおい
今回は業界分析ツールである「ファイブフォース分析」についての解説。実際にハンバーガー業界のマクドナルドに当てはめてみます。「ファイブフォース分析」によってとても明快に業界分析ができ、あなたの会社の経営環境の分析にも役立つことがわかると思います。 業界構造を示す5要素 「ファイブフォース分析」をご存知でしょうか。競争戦略論のマイケル・ポーターが提唱した業界分析手法で、「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の5つの要因が業界全体の収益性を決めるというものです。5つの力が強いほど業界の収益は低く、魅力のない業界ということになります。 まず5つの要因を説明していきます。 売り手の交渉力 部品や原材料などの売り手が強い交渉力を持っている場合、収益性は低くなります。売り手が寡占状態である場合や、独占的技術を持っている場合、買い手は高い価格を受
顧客に商品を認知し、ロイヤルティ(忠誠心)を高めてもらうには「ブランディング」は欠かせません。しかしブランディングといっても、一言では説明できないあいまいさがあるのではないでしょうか。今回はブランディングの意味と意義、そのステップについて解説します。 [toc] ブランド/ブランド構築とは まずブランディングについて考える前に、「ブランド」について定義しましょう。 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会ではブランドを次のように定義しています。 ある特定の商品やサービスが消費者・顧客によって識別されているとき、その商品やサービスを「ブランド」と呼ぶ この定義からわかることは、ブランドとは、消費者や顧客の心の中にしか存在しないものであるということです。企業がいかに「この商品はいい」「このサービスは価値がある」と唱えても、消費者・顧客がそれを認めてくれなければブランドとはいえません。 ですか
市場を分析する手法である3C分析は、マーケティングのフレームワーク(分析ツール)として知られていますが、ブランディングにおいても活用されています。 今回は、日本進出から20年あまりで1,000店舗を超える成長を遂げたコーヒーチェーン店、スターバックスの事例から3C分析を解説します。 3C分析とは? 3C分析の3Cとは、「自社(Company)」・「競合(Competitor)」「顧客(Customer)」という3つの環境のことを意味しています。そして、3つの環境についてそれぞれ ・自社(Company)の強みと弱みは? ・競合(Competitor)はどういったサービスを提供しているのか?(間接的な競合も考える) ・顧客(Customer)のニーズや不満はどういったものがあるのか? などと分析していきます。 ブランディングにおける3C分析 ブランド構築の最初のステップは「市場機会の発見」で
いかなる企業においても、課題のない企業はないでしょう。 「従業員が自ら進んで仕事をしてくれない」 「職場の連帯感が薄い」 「社内のコミュニケーションが足りない」 「顧客に対し自社の価値をうまく伝えられていない」 など、業種や事業規模によってその内容も様々です。そのような課題を克服するための一つの切り口として挙げられるのが「チームブランディング」です。 今回は、チームブランディングが組織に対し果たす役割について紹介します。 チームブランディングとはインターナルブランディングの一環 社内でブランドの価値観を共有するインターナルブランディング そもそも、企業が自社の商品・サービスや自社自身をブランド構築しようとした場合、消費者・顧客や取引先など、企業の外に向かって行うだけでは不十分です。 ブランド構築は経営幹部はもちろん、企業で働くすべての従業員においてできていなければなりません。従業員一人ひと
ブランド構築において、絶対に考えなければいけないブランド・アイデンティティ。ブランド・アイデンティティとは、自社のブランドを顧客にどう思ってほしいかを明確にしたもので、競合他社と差異化する役割を持っています。今回は、そのブランド・アイデンティティについて解説します。 改めて、ブランド・アイデンティティとは何でしょうか? ブランド・アイデンティティの概念を提唱したデービッド・A・アーカー氏は、ブランド・アイデンティティについて、こう説明しています。 ブランドには、「ブランド・ビジョン」が必要である。 そのブランドにこうなってほしいと強く願うイメージを、はっきりと言葉で説明したものだ。 一方、一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会では、こう定義しています。 自社を、あるいは自社が提供する製品やサービスを、「顧客にどう思われたいか」を明確にすることです。 これは、別の言い方をすれば、自分たち
ポジショニングはフィリップ・コトラーが提唱したマーケティング手法であるSTPマーケティング(「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つからなる)の一つとして知られており、マーケティング、ブランディングを考える上で欠かせないものです。 今回はブランディングにおけるポジショニングの重要性についてマクドナルドとモスバーガーを比較して解説していきます。 もともとポジショニングとは、店舗におけるお客の目の高さにあわせた商品陳列のことを指していましたが、マーケティング戦略家であるアル・ライズとジャック・トラウトによる1982年に出版された共著 「Positioning : The Battle for Your Mind」により、新しいマーケティングの考え方として広く知られるようになりました。 著作の中で二人は、 「ポジショニングとは、製品をどこに置くかという話ではない。見込み客
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『cbo-media.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く