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夏の料理
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**ネタバレ注意** 映画を見終った人むけのレビューです。 これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。 まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。 『Rocky Balboa』を、先行オールナイトで観た。本編上映前に、他の映画の予告編が流れる。ハリウッドの最新大作映画の予告編は、どれも情報過多の目まぐるしい編集で、目を惹くエフェクトや派手なCGがあって、例外なく美男か美女が出ていて華やかで、ウヒョーいかにも楽しそうだなあと思う。 続いて始まった『Rocky Balboa』はいかにもみすぼらしく、古色蒼然としていた。全然、手の込んだ映画ではない。金もかかっていない。映画は貧乏くさい街を映した、貧乏くさい映像で始まる。 エイドリアンの死後、ロッキーは表向きは世界との折り合いをつけて生きている。一見穏やかな老後に見えるが、それはロッキ
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いつの間にか随分と名が知られるようになりました。批評が本業になりつつあるのでここに書き込むことは少なくなるでしょうが、今後もよろしくお願いします。
**ネタバレ注意** 映画を見終った人むけのレビューです。 これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。 まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。 「ロボット三原則」といえば、ほとんどのSFファンはアシモフの名前を挙げるだろう。(もっともアシモフ自身は「三原則は編集者キャンベルと打ち合わせの時に彼が言い出したものだ」とも言っている) アシモフのロボット小説第一作目は1940年に執筆した「ロビイ」という短編で、この時点では「三原則」は明示されるところまでいたっていない。「ロボット法第1条」で人間に危害を加えることは不可能、くらいのことしか出てこない。1941年執筆の「われ思う、ゆえに…」「うそつき」というロボットもの短編をへて、1942年の「堂々めぐり」という短編で初めて「三原則」すべてが明示されている。 なおこの映画の中で真新し
一部サブカル分野で今、話題の「セカイ系」(と思って、このPOVを作っていると、あっという間に死語になってしまった)。キーワードは「セカイ」「ジカン」「ワタシ」「カンサツ」「閉塞」「シャカイ」「キョウカイ」「コドク」「ブンガク」「ネイチャー」「地方都市」「夕焼け」「鉄塔」「フミキリ」「海岸」「模型」「地図」「思春期の自己肥大」「(内)ウチュウ」「ヴィトゲンシュタイン」「デカルト」「荘子」あたりだろうか。思春期ドラマの畸形化とも発展系とも捕らえることができて興味深い。ミニマムで狭く閉じられた人間(関係)のみで模された「セカイ」。そのセカイへの(批判的な)作り手の自己言及が存在しないこと。A:セカイ系映画、B:セカイ系人間が登場する(映画はセカイ系に肯定的)、C:セカイ系人間が登場する(映画はセカイ系に否定的)、D:カクメイ系(ハリボテセカイへ戦いを挑む人々)。
高校時代、同じクラスに無類の映画好きがいた。その彼と修学旅行で同じ班になった。行き先は北海道。函館に到着して班ごとの自由行動になったとたん、彼がこう言った。 「映画観ようぜ」 函館の映画館では『メジャーリーグ』がかかっていた。ロードショーなので東京に戻ってからでも観られる。正直、私はその映画自体には興味がなかった。しかし「東京でも観れる映画をあえて修学旅行中に北海道で観る」というシチュエーションの面白さに惹かれた私は、函館観光を一時中断して一緒に観ることにした。 『メジャーリーグ』はまあまあ面白かった。しかし映画が終わって席を立とうとすると彼がこう言った。 「すっげえ面白れえ。もう一回観ようぜ」 え。 いや、もういいだろう。もう一度観ると自由行動の時間は完全につぶれてしまうし、それになにより二度観るほどの映画じゃないし。そう思った。そう言いかけた。しかし彼のいかにも人なつっこそうな笑顔の裏
**ネタバレ注意** 映画を見終った人むけのレビューです。 これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。 まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。 パッと見た印象では、『ラピュタ』は傑作テレビアニメーション『未来少年コナン』の焼き直しだ。もちろん『コナン』よりも後に作られた『ラピュタ』は、単なるテレビアニメと劇場アニメの違い以上によくできている。オレとてオタクの端くれ、コナンとラピュタを比較して技術だの表現だの思想だのというマジメな話ができないわけではないが、ちょっと違うイヤな話を書きたい。それは『ラピュタ』でズバ抜けて面白い登場人物、ムスカとそれにまつわる少女の描き方の話だ。 『コナン』にもムスカに相当する、レプカという悪役が出ていた(名前まで似てるよ)。こいつがまた悪いやつで、シータに相当する少女ラナをいじめるのですね。それ
おちゃらけた監督の心をくすぐる映画会社のロゴ。いじられる会社の気持ちは如何に? インディシリーズはお約束。T・バートン作品には実に多い。個人的には「こち亀」が一番好き。 A:そのまま導入シーンにつながっている。 B:いいかも。 C:単なるおちょくり。
現代の評論家四方田犬彦が選ぶ、「これだけはどうしても見ておかなければならない世界映画史の113本」というタイトルなのですが、110本しかリストにありません。四方田氏が数え間違えたとしか思えないのですが、ですから、このPOVも110本しかありません。あしからず。 Aは最重要作品です。
指定なし Drama Action Adventure Comedy Romance SciFi Thriller Mystery Crime Horror Documentary Western Musical War Animation Fantasy Family Short Silent Film-Noir
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