サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
clinic.tosaki.jp
糖尿病の主な原因は2つあります。 1.膵臓の「インスリンを出す力」が弱いか、2.せっかく出たインスリンが効きにくい体になってしまったか、です。 1は遺伝と関係し、2は生活習慣と関係します。どちらか片方が原因で糖尿病となる人もいますが、両方が原因で糖尿病になる人もいます。 血糖値を下げるホルモン・インスリンは膵臓(すいぞう)から分泌されています。 血糖値が高いと、血糖値を無理やり下げようとインスリンを余分に出すため、膵臓はどんどん疲れて「インスリンを出す力」が弱っていきます。 この状態は糖尿病になる前の「耐糖能異常(糖尿病の予備軍)」の段階ですでに始まっていて、年々進んでいき、現代の医学ではもとに戻すことは難しいと考えられています。 実は糖尿病の初期と診断された時点で膵臓の力は、すでに健康な若い人の40~50%程度にまで落ちていると報告されています。 「耐糖能異常」や「境界型糖尿病」と言われ
血糖値を測定できる小さなセンサーをお腹に貼り付け、1週間の血糖値を5分に1回自動的に記録し続けます。センサーは貼り付けたまま入浴も可能です。 はずした後にパソコンに接続すると、血糖値の変化を1週間分グラフで見ることができます。 これまで気づかない間に起こっていた低血糖や、意外な時間に高血糖になっていることがわかり、のみ薬やインスリン量をより適切に変更でき、血糖コントロールを良くするきっかけとなります。 CGMは皮膚の組織間液の電気抵抗を測定しこれを血糖値に換算して表示していますので、補正のため血糖自己測定(これまでどおりの針を刺して血液をとる測定)がときどき必要です。 腕に貼り付けたパッチに機械を「ピッ」とかざすだけ(非接触)で、血液を採らなくても血糖値をリアルタイムで測定することができます。 指に針を刺す必要がないため痛みがまったくなく、服の上からでも何度でも血糖値を測ることができます。
HbA1c【ヘモグロビン・エーワンシー】値とは、赤血球中のヘモグロビンという色素のうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値です。 ふだんの血糖値が高い人はHbA1c値が高くなり ふだんの血糖値が低い人はHbA1c値も低くなります。 過去1-2ヶ月の血糖値の平均を反映して上下するため、血糖コントロール状態のめやすとなる検査で多くの病院の糖尿病外来で毎月測定されています。 「今日は病院で検査だから」と食事を控えると、血糖値を下げることはできますが、 HbA1c値は下がりません。 反対に最近2ヶ月くらいがんばって食事を控えた人は、検査の前日だけたまたまたくさん食べてしまったとしてもHbA1c値は上がりません。 気温にたとえると、「血糖値」が「気温」で、「HbA1c値」は「月間平均気温」のようなものです。 およそですが、 HbA1c値 5.6%未満(NGSP値) ふだんの血糖値が正常範
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI ~ 名古屋市天白区の糖尿病と甲状腺の...』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く