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直江兼続 | 直江兼続は兜の前立には「愛」の文字が飾られた。珍しい前立てである。 だが、この「愛」の意味は、現代的な、相手を慈しむといった意味や、相手のためを思って願うなどといったものではない。もちろん、異性に対する思慕の情でもない。だから、現代的な意味合いで「愛」の前立をとらえると、とんちんかんなことになるようなので、注意が必要だ。 現代的な「愛」は比較的新しい概念のようであり、輸入された物といわれているようだ。むしろ現代的な意味合いは「仁」という言葉に託されていたようである。 直江兼続が生きていた時代の「愛」は仏教用語として見ることができるが、それは渇愛という言葉に代表されるように、本能的な欲望で貧り執着する根本的な煩悩を指し、決していい言葉とは言えない。とはいえ、こうした「愛」だけでなく、「和顔愛語」のような汚れのない「愛」という概念もある。だが、こうした場合には「慈悲」と呼ばれてい
本の復刊・古本など, 出版社に思う | 時代小説がブームになり、大手の本屋ではコーナーが設けられたりしている。私はブームで読んでいるわけではないし、ブームは去るものだと思っているので、現在の状況にあまり関心はない。関心はないが、時代小説や歴史小説を書く作家が増えてきており、選択肢が増えているのはいいことだと思っている。とはいえ、乱立気味なのは確かで、毎月出版される新刊の全部を追いかけるのは不可能である。 出版不況といわれているにもかかわらず、毎月の新刊が多い。時代小説や歴史小説だけでも相当な数になる。確か時代小説SHOWさんのブログ「ほぼ日刊時代小説」だったと思うが、年間約200冊の時代小説・歴史小説が出版されているそうだ。ちなみに、トータルの出版点数というのは年間約80,000冊だとNHKのクローズアップ現代でいっていた。 時代小説と歴史小説で年間200冊…読んでられない。 乱立状況はそ
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