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青空研究室はてな跡地(移転済) 取り急ぎですが、三ツ野さんが門下生のプレゼンの傾向についてまとめてくださっているので僕も一言 僕と村上君が生成論をやっているというのはおそらくその通りでしょう。 このかぶり方自体が、流行かどうかはともかくとして、今コンテンツを論じる時は人間的=固有名的「製作」ではなく動物的=匿名的「生成」を重視せざるを得ない状況がけっこう一般的になっているということを示しているのではないかと思います。 しかし僕と村上君の差異も見逃せない。僕の発表はgdgdなので本番をお楽しみにといっておくことにして、村上君の発表を見た限りでは、むしろニコニコ的あるいはMAD的な対象によっていかにして人間的で固有名的なものを再構築するかを追求している様に思う。 村上君の認識ではもはや作者の精神がコンテンツに宿り、そこから崇高な経験を得るみたいなロマン主義的な図式は前提に出来ない。しかし彼はそ
そろそろ出揃ってきた今期のアニメでは、まあ基本的にコードギアスR2がもっとも注目を集めているようですがそこに殴り込みをかけるかのように『仮面のメイドガイ』の勢いがとんでもないことになっています。 基本的にメイドガイは権利者がやってるのか運営がやってるのか知りませんが一日二日でたいてい削除されてしまいますが、上のニコ動のリンクを見ればわかるとおりメイドガイは断続的に再うpされ続けていて、そのたびに余裕で再生数が一万越えしまくりです。しかも僕の目算ではメイドガイは放映されてから一週間くらい経つにもかかわらず今日まで四日連続で総合ランキング入りをしているという異常事態。上二つは僕がうpしたのですが、学校から帰宅したり朝起きて動画をみるたびにあまりの伸びにロイヤルミルクティー吹きまくりでした(思いっきりランキング入りと化していた。そんなこと基本的に異例です)。しかも今日に至っては乳首が見えるAT-
昨日はネグリ来日“中止”講演があったみたいですね。僕も行こうと思ってたところ、用事があったのでいけなかったんですが、知り合いの松平さんによると事件があったようで。 実はその件の花咲政之輔氏は僕も知り合いで(風の噂では今をときめく萱野稔人を子分にしていたとかいなかったとか)彼らが主催したシンポジウムのテープ起こしをしてたり、一緒にビラを配ろうと誘われて逃げたりしているような間柄なんですが、話を聞く限りネグリのイベントではかなり派手なことをやったみたいです。 この事件をどう捉えるかについては色々考えがあると思いますが、僕個人としては正直言ってテンションが下がってしまった。僕は彼らの考え方ややり方には全く同意も共感もしないけど、ビラ配った奴を逮捕するなんてことは全く間違っているし、彼らの大学において潜在的に存在しいまや顕在化を待つばかりの“闇”の部分を暴露する能力の高さは非常に優れていて(これは
どうも、峰尾です。僕も今年の文学フリマに参加いたしますのでもろもろ告知いたします。 すでに公式サイトにて告知されていますが、僕、峰尾俊彦と卯月四郎(id:ke_ta)共同編集のサブカルチャー批評誌『5M Vol.3』(発行:サークルファイブエム、頒価:500円、公式サイト:no title)が12月6日の文学フリマ(会場 大田区産業プラザPiO)にて委託頒布されます。委託先は「ぼっちーず」(ブース:R-5)です。また新月お茶の会(J-8)でも委託されます。 目次はこのようになっております。 特集・十文字青 十文字青インタビュー――「自分を掘り進めるように書く」 十文字青作品クロスレビュー(卯月四郎×藤原斎×夜鷹明) ぼくら虫けらどもの姦しい孤独の果て(藤原斎) 愛の遠近法的倒錯――『ぷりるん。』について(卯月四郎) 十文字青における声の諸相(夜鷹明) 対談・ライトノベルはライトノベルの夢を
今日、件の東浩紀氏による批評家養成講座?「ゼロアカ道場」に行ってきました。以下私的なレポです。 まず朝の九時開場、九時半説明開始という超朝早いスケジュールなので僕は七時起床。しかし死にかけのすて6でガンガン抜きまくったアイマスのPVを見てたらどんどん時間がたっていって家を出たのが八時過ぎ。これはやばいガチで遅刻か…とか思ったら池袋から講談社のある護国寺まで二駅だったという近いっぷりで普通にちょうど九時くらいについてマックで朝飯を食うくらいの余裕はありました。 これが講談社。最初はガチンコな銀行かと思いましたがしかし講談社なんですね。写真じゃわからないですけどひぐらし垂れ幕とかが下がってました。 さて、講談社に、入るするとなんと、いきなり僕の見知った顔が。あ、あなたはゼロアカにでることをブログでおくびにも出してなかった匿名希望さん!匿名希望さんじゃないか!というわけで知り合いの人と速攻邂逅。
ラカンはこう読め! 作者: スラヴォイ・ジジェク,鈴木晶 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2008/01/30 メディア: 単行本 購入: 8人 クリック: 216回 この商品を含むブログ (83件) を見る ジジェクの新刊で、大変分かりやすいラカン入門かつジジェク入門といえる一冊。 まあ、今までの著書で出てきたラカンの解説のネタをわかりやすく一まとめにした本という感じで、なんだかんだいってあまりジジェクがよくわからなかった僕にとっては大変嬉しい本でした。 イデ崇と操り人形しか読んでない僕でも、見たことのあるネタもたくさんあったわけですが、しかし、初めて見るネタもあって、中でもネクロフィリアに関するネタが個人的にはちょっとツボに入りました。 サイバースペースのこの側面、すなわち、付き合うのは現実の人間でないのだから、誰にも嫌がらせすることなく自分のもっともみだらな幻想を思い切り
http://d.hatena.ne.jp/mine-o/20071229/1198859001でチラッと書いてますが、以前流れた同窓会みたいのを今日(19日)やることになりまして、行って来ました。人があんまり来なかったので、ファミレスでダベるという形になりましたが、女5人に対して男僕1人みたいな、形の上ではなんちゃってハーレム状態でした。女の子と割と長い時間話すのは久々。 まあ三時間くらい話してたんですが、女の子の話す話のかなりの部分が突き詰めてしまうと「彼氏と旅行してセックスしました」という構造を持ってる話ばっかだった(笑)。 てかファミレスでノンアルコールなのに下ネタが多すぎた。なんか、彼氏と温泉旅行行ってセックスする時に浴衣は着たのかとか、ラストは必ず口で処理ってどうよ(ひとりそういう子がいた)とか、Tバックは旅行の時かさばらないとか、合コンして不細工な33歳の男が猛アタックして帰
最近ネットで自意識が炸裂してる奴が多すぎ!いや、ヤツら(って誰?)の自意識過剰っぷりはいくらなんでもやばすぎでしょ!まずイライラしたのはTVアニメの自粛関連の話題だ。 自粛に関しては突き詰めてしまえば「いや〜ワレワレロリオタはキモいから邪険に扱われてもしょうがない。だからTV局に公正に扱われなくてもしかたない。むしろ公正じゃないとTV局を批判している奴のほうがどうかと思う。(うほ!自己否定してる俺って他のロリオタよりわかってる!うひょー俺ってクールだゼ)」というような意見が多すぎる。こういう自意識は大変けっこうだし、ハッピーに生きるには欠かせないことだし、そう簡単に抜け出すことのできないものだけど、いくらなんでもなんかめんどくさそうなことが起きそうだったらだったらとりあえず自粛しとけというTV局の体質の問題と、ワレワレオタクはセカイから受け入れられない存在なんだよ!みたいな自意識の問題を混
明日(というか日付的には今日)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の二回目を見に行くので、すて6とかを駆使してTV版エヴァンゲリオンを見返していたのだが(今のところ4話まで。スペイン語字幕付き(笑))、新劇場版よりも断然面白くてめっちゃ絶望した。 まず、これは新劇場版を見てからだとよくわかることなのだが、TV版は実によくTVという形式でアニメを作るという制約をすごくうまく利用している。TVならば時間は三十分ずつで、OPがあってそして話のタイトルがあって、CMにはいるときのアイキャッチがあって、キリのいいところでいいところで話を終わらせて「つづく」とエンドマークをつける、というような制約があるわけだが、TV版エヴァはそこらへんの形式的な制約を見事に作品の演出へと送り返している。例えば、極太明朝で表される「第×話○○」みたいなやつは場面と場面を区切るよい句読点になっていて、見る側は非常にテンポよ
今週のらき☆すたは賀東昭二脚本で、特に特徴的な回でもなかったけど一つすごい面白いところがあった。 それはBパートのこなたと父親の会話。こなたが父親に対して父さんはロリコンなのかとか父さんが私をぺたぺた触るのは女の子だから?とかとんでもないことを父親に質問する場面だ。そこでは普通の考えではお互い二人とも知りたくないだろう部分をあまりにもあけすけに語りまくっている。父親の性癖を聞くことを不快さを伴わずにできるだろうか?最も面白かったのがこなたが自分の母親をギャルゲのキャラみたいだよねと表現したこと。母という存在をギャルゲキャラと表現するとは!こんなことは普通(二次元だろうが三次元だろうが)ありえないだろう。 普通、家族とはどのように描写されるのか?例えばエヴァンゲリオンは結局のところ(特にTVシリーズにおいては)典型的なエディプス劇だ。エディプスの三角形から逃げろや逃げろ、どころかシンジなんか
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見てきた。ぶっちゃけて言えば、全く熱くなれなかった。エヴァに対する情熱が全く湧いてこない。何といっても他の人の感想とか見る気がまったくしない。だって、『ヱヴァ:序』の時点で面白い感想なんて出しようがないだろうし、作品自体が他人の感想への欲望を掻き立てないからだ。そこらへんはらき☆すたとかと逆だ。 まず、『ヱヴァ:序』はTV版エヴァ六話までを少しの違いをはらみつつも全く新しく描き直したというものなわけだけど、正直言ってもの観いている間ものすごく退屈だった。もちろん大体のストーリーを知っていたというのはあるけど、それにしても絵が新しくなれば面白く見れるだろうと思っていた。しかしその予想は外れて、上映中の時間がものすごく長く感じられてすごくキツかった(エヴァのプロモ - 最果て系×××れたセカイでキレイな作画だけで絶賛していいとか書いてあるけどそんなわけなかった
インシテミル 作者: 米澤穂信 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/08 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 598回 この商品を含むブログ (348件) を見る [rakuten:book:12083974:detail] 今日は米澤穂信の新作の『インシテミル』を読んでみた。じつは僕は米澤作品を読むのが初めてだったんだけど、ピンとこなかったなーというのが正直な感想だった。米澤は青春ミステリとか乙女男子パフォーマンス系とか呼ばれているようだけど、どこらへんが青春でどこら辺が乙女なのかもわからなかったし。とりあえずネタバレ回避のためにものすごい抽象的に感想を書いてみる。つっても話の骨組みははいってるので人によってはネタバレかも知れんけど。というかネタバレかも。 まず簡単にあらすじの確認。本作は高収入のアルバイトと称して12人の人間がクローズドサークルの館に集められるこ
やっぱり議論になる「ライトノベルの定義」の話 - 平和の温故知新@はてな この辺りまでライトノベル - 最近はたまに何か書いたりしてる 未定義なのはライトノベルだけか? - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜 ライトノベルの定義話を収集中 - REVの日記 @はてな 今どうもライトノベルの定義についての話が議論されているようです。で、そこらへんの話から派生して、桜庭一樹とライトノベルとどういう関係なの?見たいな話もちらほらでています。 で、SANDBIRDが桜庭一樹はラノベの定義を計るいい物差しになるんじゃないかとの意見で、狷介庵無聊雑録は桜庭は元々の資質的にはラノベではなく一般文芸の人、つまり自然主義リアリズムの人間なんじゃないかという意見です。ただ、僕の考えでは桜庭作品、特に一般文芸のほうで出版されている最近作においては、ラノベ的なものと一般文芸的なものをごっちゃにしてしまうことによって、一
もう三日前だけどリトルバスターズ!クリアした。はっきりってものすごい傑作だったと思う。 まず、リトバスはリトルバスターズ!はKey2.0の処女作だ - 鍵っ子ブログでも言われているように、今までのkey的なものからの切断を狙って作られているように思える。それは、麻枝の発言でも確認できるし、シナリオレベルではもちろんのこと(例えばリトバスではkey的な池沼キャラは目立たないし、池沼っぽいところもシナリオレベルで説明がなされていることが多い。また、リトルバスターズ!考察・解説 恭介-麻枝、世界-Keyゲー説 とっぽいとっぽい。(ネタバレ注意)の考察も面白い。ただし僕の考えでは麻枝だけでなく久弥直樹、涼元悠一、樋上いたるの複合体からの切断だと思うが。)、ミニゲームだったり(そしてミニゲームはシナリオレベルでも関係してくる)、樋上いたるによる樋上いたるではない“終わった”絵だったりと様々なレベルで
とりあえず今のところそれなりにまったりと観ていたらき☆すただけど、さすがに今回は面白かった。 今回、誰もが思うのは、らき☆すたというアニメ本編というよりも京アニによるオフィシャルならき☆すたのMADムービーなんではないか、ということだろう。 らき☆すたはMADムービーがかなり充実していることがよく知られているが、らき☆すたのMADが非常に面白いのはMADムービー作品がらき☆すた本編にあってもおかしくないような、本編のようなMADができていることだ。たとえば地味☆すたやTANIGUCHI CHANNELなどは本編の映像に別の音声や既存の音声を組み合わせてらき☆すた本編とは別の物語紡ぎ出しているMADだがこれがほとんど本編に紛れ込んでも違和感がないデキで驚く。そしてニコニコのコメントを見ているとこれらのMADがほとんど本編と同じように見られているように思える。例えばTANIGUCHI CHAN
ニコニコ動画 ニコニコ動画 BSアニメ夜話の時をかける少女特集をニコニコ動画で見た。 筒井康隆が個人的には一番共感できたかな。好きなシーンも同じだったし。とりあえず筒井康隆がコメントで超尊敬されていてそのあおりで、コメントと本編と合わせてみると東浩紀理論が深くて超最先端みたいな雰囲気になってたのは笑った。こういうピュアな尊敬のされ方を見てるといかにサブカル論壇が汚いかがわかりますね。こう深いとか文学的とかみたいな言葉を抑圧なしでしゃべれる空間って本当にいいよ。我々は筒井の超おおざっぱな文学論やそれに対するコメントのようにもっとピュアになるべきである。 あと岡田斗司夫が引くほど痩せていた時かけに否定的で時かけをセカイ系認定していたのが面白かった。もちろんセカイ系のこういういい加減な使用はまずいが、同じくいい加減にセカイ系という言葉を使っている宮台真司が時かけを反セカイ系に位置づけていることと
人類は衰退しました (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2007/05/24 メディア: 文庫 購入: 37人 クリック: 621回 この商品を含むブログ (569件) を見る 読了。傑作ではないけど、ロミオのテーマの深まりを良く表していて示唆的だった。 田中ロミオは「家族計画」にしろ「CROSS†CHANNEL」にしろ「最果てのイマ」にしろ、安息できるコミュニティの(不)可能性を一貫して描いてきた作家だと言っていい。そして、今までロミオ作品においてコミュニティを構成する要素として最も重視されてきたのは主体間のコミュニケーションの問題である。その主体間コミュニケーションを最も重要な要素として描いていた傑作が「CROSS†CHANNEL」だろう。C†Cにおいては安息のコミュニティができるかどうかは個々の主体が通じ合うかにかかっていた。つまり最終審
3月25日に新宿ロフトプラスワンで行われたイベント、「エロマンガ・スタディーズVol.1」に行ってきました。 出演者は本格的なエロマンガ評論書エロマンガ・スタディーズを出しこのイベントのプロデューサー!?の永山薫、マンガ批評を塗り替えた評論書テヅカ・イズ・デッドの著者の伊藤剛、ホームページ漫画に関するWebページ「OHP」でものすごい物量のマンガのレヴューをしこの今回のイベントではほぼ主役のしばたたかひろ、という面々。前回のイベント(前回のレポ)では第一部では永山薫の著書エロマンガ・スタディーズ、あるいは永山薫という人物についての話、二部では黎明期からのエロマンガの歴史の流れを追っていく、という感じだったのですがとても時間が足りず、二部の話が現在に到達する前に時間切れでしばたたかひろ氏が用意してたネタを使わずに終わってしまいました。ということで今回はそのリベンジとして伊藤、しばた、永山の三
1月31日に新宿ロフトプラスワン行われたエロマンガ is Dead (or Alive)special issue 2007に行ってきました。以下それのレポです。出演者は以下の面々。 第一部 東浩紀 小谷真理 第二部 山本夜羽音 しばたたかひろ 司会 伊藤剛 主賓 永山薫 他サプライズゲスト 到着まで 11頃新宿着。フンパツして800円の中華のランチを食べて所持金が二千円を切る。 喫茶店とか行く金がないので、その後ジュンク堂新宿店に五時間くらい潜伏して網状言論F改―ポストモダン・オタク・セクシュアリティを読んだりフロイトの「不気味なもの」を読んだりして過ごす。ただ読みできる状態になってた甘詰留太の二代目はこすぷれーやー 1 (ジェッツコミックス)をよむのに夢中になっててたら七時過ぎてたのにビビッて、あわててジュンク堂を出る。 ロフトプラスワン見つからず 歌舞伎町の歓楽街にある交番にいた偉そ
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