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大谷翔平
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CentOS 7 の初期設定状態では、ntpd に替わり chronyd が使用される。 そこで、ntpd と chronyd について、違いを調べてみた。 なお、以下はドキュメント・ベースでの情報である(chronyd を使用していないため)。 # ソフトウェアのバージョン ・chrony-2.1.1-1.el7.centos.x86_64 ・ntp-4.2.6p5-22.el7.centos.1.x86_64 1. chronyd にのみある機能 (1) ハードウェアクロックを同期することができる。 # ハードウェアクロック(RTC) を同期する(11 分毎に実施)。 rtcsync ・/etc/chrony.conf の初期値として設定されている。 (2) step/slew モードの切り替えを細かく指定できる。 (例) # 時刻のズレが 10 秒よりも大きい場合、最初の 3 回は
CentOS 7.1 の firewalld の設定で、複数の条件を合わせたルールの作成(例えば、ポートとアドレスの指定)に手間取ったため、得られた情報をまとめてみた。 詳細は、以下の通りである。 1. ルールの作成方法 下記のいずれかの機能を使用する。 (1) direct option (例) # firewall-cmd [--permanent] --direct --add-rule ipv4 filter INPUT 0 ... iptables にルールを直接設定するようなものである。 (詳細は firewall-cmd(1) の man ページを参照) (2) rich rule (例) # firewall-cmd --add-rich-rule='rule family="ipv4" ...' リッチ言語表現を使用したルール設定である。 指定できる主な項目は、下記の通り
1. 発生事象 CentOS 6.6 において、mail コマンドで ISO-2022-JP のテキストメールが送信できない。 正確には、送信されるが、Base64 でエンコードされたデータとして送信されてしまう。 ・Content-Type: application/octet-stream ・Content-Transfer-Encoding: base64 (補足) ・mail コマンドは、mailx コマンドへのシンボリック・リンクとなっている。 (mailx-12.4-8.el6_6.i686: Heirloom mailx 12.4 7/29/08) 2. 対処方法 2-1. UTF-8 のテキストメールでも問題ない場合 下記の手順により、UTF-8 のテキストメールを送信する。 (1) メッセージファイルの作成 メッセージファイル(mesg_file) を UTF-8 で作成
1. 発生事象 Windows 7 のタスクスケジューラの起動時に、下記のエラーが発生する。 # 日本語版でのエラー・メッセージ 選択されたタスク "{0}" が存在しません。 現在のタスクを表示するには、[最新の情報に更新] をクリックしてください。 # 英語版でのエラー・メッセージ The selected task "{0}" no longer exists. To see the current tasks, click refresh. (補足) ・[最新の情報に更新] でも同様のメッセージが表示される。 ・タスクスケジューラは機能している(正常なタスクは実行されている。) ・同様の事象が発生するとの情報は多数あるが、決定的な解決策は不明のようである。 2. 対処方法 インターネット上で得られた情報をつなぎ合わせ、下記の対応を行った。 (1) 問題のあるタスクの特定 ・タスクス
約半年前に購入したマザーボードを修理に出したところ、新品と交換されて戻ってきた。 同じ型番の製品であるため、基本的にはそのまま設置するだけでよいが、ネットワーク・インターフェースについては、注意が必要である。MACアドレス(物理アドレス)の設定値が製品毎に異なるため、ハードウェアの追加と認識され、ネットワーク・インターフェース名が変わってしまうのである(交換前がeth0なら交換後はeth1となる)。 以下は、自動認識されたネットワーク・インターフェース名を変更する手順である。 ・eth1からeth0への変更である。 ・CentOS 6.x、Scientific Linux 6.x、Debian GNU Linux 6.0.x、openSUSE 11.xを対象とする。 1. MACアドレスの取得(CentOS 6.x、Scientific Linux 6.xの場合のみ実施) ifconfig
openSUSE 12.1 で導入された systemd について、情報をまとめてみた。 (大部分は Fedora 等の他のディストリビューションでも同様と思われる。) 1. systemd での変更内容 (1) サービス systemd では、サービスはユニットという概念に含まれる。 (2) ランレベル systemd では、ランレベルはターゲットという概念に変更された。 (例) run level 3: multi-user.target (またはrunlevel3.target.wants) run level 5: graphical.target (またはrunlevel5.target.wants) (3) サービスの定義 /lib/systemd/system/<service-name>.service または /etc/systemd/system/<service-na
CentOS 6.x において、LDAP 認証環境を構築することになり、その手順を調べた。 今回の手順は、下記の方針で作成したものである。 ・取り敢えず使用できる環境を構築するための手順である(改善の余地がある)。 ・LDAP サーバー、LDAP クライアントは同じノード上に構築する。 ・OS は CentOS 6.4 を使用する。 1. パッケージのインストール # yum install openldap-servers openldap-clients 2. LDAP 管理者のパスワードの作成 # slappasswd (パスワードの入力を求められる。) (実行例) # slappasswd New password: secret … 実際にはパスワードは表示されない Re-enter new password: secret … 実際にはパスワードは表示されない {SSHA}O9
システム環境の更新により文字の表示のされ方が変ってしまったため、その原因を調べることが必要となった。その一環として、fontconfig の設定内容を調べた。 そこで、fontconfig について簡単にまとめてみた。 以下の通りである。 1. 設定内容を表示するコマンド (1) fc-list 条件を満たすフォントを表示する。 ・条件指定がない場合には、すべてのフォントが表示される。 ・表示には、UTF-8 ロケールが使用される。 # 使用可能なフォントの一覧 % fc-list | nkf -e # IPA フォントの一覧 % fc-list | nkf -e | grep IPA IPAUIGothic,IPA UIゴシック:style=Regular IPAGothic,IPAゴシック:style=Regular IPAPGothic,IPA Pゴシック:style=Regular
Emacs のファイル編集では、編集の過程で幾つかのファイルが自動作成される。 また、それらのほとんどはカスタマイズ可能である。 詳細は、下記の通りである(Emacs 21/22/23 を対象とする)。 1. バックアップ・ファイル ファイルへの変更を保存する時に、変更前の状態が保存される。 ファイル名は、<元のファイル名>~ である。 (1) 無効化の方法 (setq make-backup-files nil) (2) 保存先の変更(例) ;; create backup file in ~/.emacs.d/backup (setq backup-directory-alist (cons (cons "\\.*$" (expand-file-name "~/.emacs.d/backup")) backup-directory-alist)) 2. 自動保存ファイル(auto-sa
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