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ブラックフライデー
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朝晩がようやく涼しくなってきて長袖の服が必要だとクローゼットをのぞき、秋にちょうど良い薄手の長袖が少ないことに気づいた。厚めの生地のワンピースやスウェットなどはあるのだが、それらを着るにはまだ暑い。 ふむ、そろそろまた服を作りたいと思っていたから良いタイミングだ。服づくりに着手することにした。今回は長袖のシャツワンピースにしよう。 今まで3着ほどしか作ってないが、その少ない経験でわかったのは服作りは縫い始めるまでの下準備の工程がとにかく面倒くさいということ。縫える段階まできたら9割くらい終わった気持ちになる。 まずは型紙づくり、それから布の裁断。紙に正確に型紙を写し取ったり、大きな布を捌きながら慎重に切り進める作業は全身を使い、思いの外重労働だ。ワンピースとなるとパーツも多く、作業もそれだけ疲れる。今日も布をすべて切り終わった頃にはヘトヘトになっていた。あんぱんを食べて休憩したもののそれ以
好きな絵師さんのイラスト(Twitterでご本人が配布していたもの)をスマホの壁紙にしているのだが、ふと「自分が描いたイラストも壁紙にできるんだよな」と気づいて、気づいた瞬間やりたくなる。 少し前に描いた愛犬の絵に着彩して、サイズを変更したらあっという間に完成した。 画像サイズがでかいけど面倒だからそのまま貼る 早速自分のスマホの壁紙に設定してみる。こ、これは、自画自賛だがけっこうかわいいじゃないか……。夫にも送りつけたらすぐに使ってくれたようでホーム画面のスクショが返ってきた。にやけるうれしさ。 ついでにと、同じイラストを使ってブログ用のアイキャッチ画像をつくってみる(冒頭に貼ってあるもの)。こちらもサイズを変えただけだが、まあ悪くない。 ちょっと思いついて、日記カテゴリの記事用には共通の印をつけようとスタンプ風の……なんて言うんだ、画像? をつくってみる。こういうちまちました制作が妙に
街へ出た。2週に1度の通院のためだ。 わたしは街から離れたところに住んでいて、車でだいたい2時間かかる。本当なら1時間半くらいで着く距離なんだけど、いつもどこかしらが渋滞していて結局30分は延びる。 交通量が多かったり車線が複雑な場所を運転するのはどうしても怖くて、今までは行き帰りとも夫に運転を任せっきりだった。しかしさすがに負担も大きかろうと、わたしも片道だけでも運転できたらと思っていた。 で、今回の通院では帰りに初めてわたしが運転することにした。なんだかんだ言っても普段から車を乗り回してはいるので、夫のナビさえあれば恐れていたよりもすんなりと高速に乗ることができた(高速までの「街」部分が最も怖いのだ)。 交通量は多いものの一本道で走りやすい高速を進むうち、あることに気づいた。 「このあたり、アップダウンが激しいんだね」 「知らなかった? そう、けっこう高低差があるよ」 わたしはいつも助
休日の朝、パン屋さんへ朝食を買いに行くため外に出た。車に乗り込もうとしたとき、ふと近くのアパートのベランダで洗濯物を干している人が目に入った。 もう早朝とは言えない時間ではあったが、冬の朝の空気はまだキンと冷たく、濡れた洗濯物をひとつひとつハンガーにかける作業はとても寒そうに映った。車を発進させてからも、その人が洗濯物を干していく映像がなんとなく頭に残り続けた。 なぜこんな何てことない光景が引っかかるんだろうと不思議に思っていたが、しばらくしてある可能性に思い当たった。「屋外で洗濯物をハンガーにかけていく」という作業を自分はしないからかもしれない。 ■ わたしが見たあの人はたぶん、洗い終わった服たちをカゴに入れて屋外にある物干し竿まで運び、そこでハンガーにかけたりピンチで挟んだりしていたんだろう。一方わたしは、カゴに放り込むところまでは同じだが、すべての洗濯物をあとは物干しにかけるだけの状
1週間の京都滞在から帰ってきた。旅行ではなく、簡単に言えば夫の出張にホイホイとついて行くというものである。そのためわたし自身はかなりのんびりと過ごしたつもりだったけれど、慣れない環境で過ごすというのはそれだけで消耗するようで、かなり疲れが溜まっているのをこれを書いている今も感じている。 ◾️ 10時のチェックアウトで宿泊先を出て、自宅へと車を走らせる。といってもわたしは助手席に座ってナビをしていただけのだが、わかりにくい分岐を過ぎるとその役目も終えた。すると気が抜けたようで、途端に猛烈な眠気に襲われる。実は京都にいた間は睡眠がとても浅く、ほとんどずっと寝不足の状態で過ごしていた。それがいざ帰るとなるとすぐにオフモードになるもんだなあと妙な感動があった。しかし助手席というのは読んで字の如くであり、爆睡をかます気にはあまりなれないのか、今日のようにどんなに眠くてもすっかり眠りこけるということは
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