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衆院選
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評論 第189回 2006年7月15日 北朝鮮に挑発されているのは誰なのか 2006年7月6日、北朝鮮は6発の短距離ミサイルと1発の長距離ミサイルを発射した(長距離ミサイルの発射は失敗だった)。世界各地で「これは『挑発』だ」という激しい批判の声があがった。発射以降今日にいたるまで、北朝鮮は異常な静穏さを示している一方、北朝鮮以外の各国はどたばたと言葉の応酬に追われている。 まずアメリカだ。ニューヨーク・タイムズ紙は、アメリカの反応を、「ブッシュの転換──忍耐を持って敵に対処」と表現している。チェイニー副大統領は、北朝鮮の脅威を煽る雰囲気をしずめようとして、北朝鮮の技術力は「未熟」だと述べた。またブッシュ大統領は、アメリカは外交でやっていくと述べた。「これは外交の問題なんだよ。事態の打開には時間がかかる」とのことである。 その外交なるものは、主としてクリストファ
Fernand Braudel Center, Binghamton University List of previous commentaries in English and translations in other languages Commentary No. 189, July 15, 2006 "Whom Has North Korea Provoked?" On July 6, 2006, North Korea launched six short-range missiles and one long-range one that failed. Around the world, thunderous critics said that this was a "provocation." Since then, North Korea has exhi
コメンタリーに関するすべての権利はイマニュエル・ウォーラーステインが留保し、エージェンス・グローバル社が管理します。テキストを掲載・再版する権利や許可を得るときは同社に連絡してください。 メール:rights@agenceglobal.com 翻訳や抜粋を非商業用のインターネット・サイトに掲載するときにも、同じ手続きが必要です。 テキストに一切の改変を加えず著作権を明示するなら、ダウンロードすること、Eメールなどで電子的に転送することを許可します。 著者への連絡は(iwaller@binghamton.edu)へどうぞ。 コメンタリーは月2回の発行です。現代の世界情勢について、ニュース速報のような視点からではなく、長期の展望を持って省察を行うことを意図としています。 © イマニュエル・ウォーラーステイン 1998年 1999年 2000年 2001
FERNAND BRAUDEL CENTER for the Study of Economies, Historical Systems, and Civilizations Binghamton University, State University of New York The Fernand Braudel Center was founded in September 1976 to engage in the analysis of large-scale social change over long periods of historical time. (Adobe Acrobat Reader is needed to view some pages. Download the program here.) Nesar Ahmad Memorial S
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