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ノーベル賞
garth.hatenadiary.org
ジダンの勢いよく、決然たるヘッドバットは何かを振り切ろうとするかのように見えた。いったい何を振り捨てようとしたんだろう? フランス国民の期待?「時代を背負う天才」としての重圧? あれは自殺だった。たぶんジダンは誰かに殺して欲しかったのだ。 本来ならば、今回のワールドカップはジダンの大会になるはずではなかった。すでに盛りを過ぎたジダンとフィーゴが記憶されるような大会であってはならなかった。でも、ベッカムと高給取りの仲間たちはあまりに無能だったし、ロナウジーニョと世界一の攻撃陣はサンバを踊っていただけだった。アフリカからのお客さんはヨーロッパ諸国の老獪さの前になすすべを知らなかった。ドイツは可能性を感じさせたけれど、いかんせんチームとして若すぎる。だからジダンとフィーゴとロナウドと2002年大会の残像たちにとどめを刺せるのはイタリアしかなかったわけである。でも、そのイタリアでさえ、トッティがヴ
ふと思い立ったんでぶらりと観戦に。ちなみに愛媛の試合を見るのははじめて。広島ユースの選手が何人かレンタルで入ってチームが締まった、という以上のことは知らない。 だが、驚いたのはヴェルディの方だった。開始二分で平本が超J2級のミドルシュートをサイドネットにぶちこんだときにはさすがレベル差あるかな?と思ったがそのあとはやられ放題。 一言で言ってしまえば九十分間全員がボールウォッチャーという感じ。どうも約束事がないので、全員ボールが来てから動き出す。したがってつねに出足が遅れて、カットされまくりの裏をつかれまくり。ひたすら中に絞ってくるんで、愛媛が両サイドにボールを散らすとすぐフリーになってしまう。ジーコ・ジャパンの試合を見ているかのようだった。重傷だなあ。 愛媛の選手では江後と田中俊也の2トップが切れており、ヴェルディDFの淡泊さもあって何度も裏を取ってチャンスを作っていた。ただ、ちょっと素直
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