サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
gyakuten-eigo.net
久しぶりにやり直し始めた人が単語を学ぶ際には、 Duo 3.0のような単語帳に載っている中級以上の単語を学ぶ前に、 まずは試験で使われる英語だけではなく、 一般に使用されている英語の中で頻出で重要な単語から学ぶべきです。 そのような重要基礎単語をまとめたリストが、 既に英語圏の言語学の研究者などにより数多く作成されています。 今回は、その中でも特によく知られており、 収録されている単語も実際に有用で なおかつ英語を学び始め・学び直しの人向けである 以下の4つのリストをご紹介します。 Ogden’s Basic English Word ListGSL (General Service List)AWL (Academic Word List)NGSL (New GSL) & NAWL (New AWL)(リンクをクリックすると、このページ内の 各単語リストの説明の項目へジャンプします。)
(注: 「同じ記号が別の音素に使われているけど、大丈夫?」 と思われた方は、後述の説明をご覧ください。) 補足の説明このページでの発音記号の紹介は以上です。 発音記号の一覧表へアクセスしやすくするために、 ここまで説明文を最小限にしてきましたが、 やはり説明不足な部分がありますので、少しだけ補足したいと思います。 主に、ここで紹介した発音記号のセットの選定理由についてです。 なぜアメリカ英語(米語)の音素に限定?発音をイギリスやオーストラリアなど複数の国のものを包括せずに、 一つの国のものに絞ったのは、その方が発音の初学者にとって学びやすいからです。 一貫したシステムで学べるので混乱しにくくなりますし、 覚えるべき音素の数も減りますので。 そして、その一つにアメリカ英語(米語)を選んだのは、 米語を使用している教材・コンテンツの方が豊富。米語の方が音的にくだけていて、把握するのがやや難しい
目次 NGSL (New GSL)の紹介NAWL (New AWL)の紹介NGSLとNAWLの収録単語リスト関連サイトNGSL (New GSL)の紹介まず、GSL(General Service List)とは、 1920-30年代に渡り数々の研究者により開発され、 1953年に言語学者Westによりまとめて発表された 約2000語の基本英単語のリストのことです。 (詳しくは、「GSLの紹介と収録単語リスト」を参照してください。) そして、NGSL(New General Service List)とは、 そのGSLを最新のコーパスと手法を用いて、 2013年に明治学院大学のCharles Browne教授と 青山女子短大のBrent Culligan氏とJoseph Phillips教授によって 大幅に改訂された2368語からなる現代版の基本英単語リストです。 (上記の単語の単位はいず
英語の発音を学ぶ上で不可欠なのが音素とその発音記号の習得。 それにも関わらず、母音音素の発音記号は 辞書・単語帳・発音の学習書によって少しずつ違い、 発音を学ぶ際の大きな障害となっています。 そこで今回は、それらの違いを […] 投稿【一覧表付き】英語の母音の発音記号の違いと理由のまとめ【辞書や単語帳によって違う?】は逆転英語ガイドの最初に登場しました。
それらとは関係の無い、時間配分などについては それらに加えて国内で発売されている以下の模試形式の問題集5冊(6セット分) TOEIC(R)テスト 非公式問題集 至高の400問TOEICテスト新形式完全攻略模試TOEICテスト予想模試 新形式問題対応新形式対応 TOEIC(R)テスト リアル予想問題集TOEIC TEST 模試特急 新形式対策を受けた経験を加味してコメントしています。 では、さっそく行ってみましょう! 各パートの問題数変更の影響は?リスニングの各パートの内容は大筋では同じですし、 総問題数も100問と変わっていませんが、 各パートの問題数が次のように変更されました。 1(写真問題) : 10 → 6 (-4問)2(応答問題) : 30 → 25 (-5問)3(会話問題) : 30 → 39 (+9問)4(説明文問題): 30 → 30 (±0問)この問題数の変更による影響につ
英語学習のための方法論や教材・サービスであふれ返っています。 しかし、これだけ多くの情報が流通しているにも関わらず、 多くの日本人はいまだに英語をビジネスレベルどころか 日常会話レベルでも使えるようになっていません。 一体これはなぜなのでしょうか? これには既に色々な原因が取り上げられています。 「日本では英語ができなくても十分にいい暮らしができるから」「日本の恥の文化が、失敗を必要とする語学学習を妨げているから」「学校でコミュニケーション重視の英語を教えていないから」などなど。 これらは日本人が社会全体の傾向として 英語を使えるようになっていない原因としては妥当かもしれません。 しかし、これらの障害を乗り越えて、 やる気を持って英語を身につけようとしてる人の成功率までもが いまだに低いことへの十分な説明にはなっていません。 当サイト「逆転英語ガイド」では、最も本質的な原因は 英語を学ぶた
イギリスの言語学者・哲学者である Charles Kay Ogden(チャールズ・ケイ・オグデン)によって 1930年に発表された、「Basic(基本)英語」という 国際言語として普及させるために簡略化した英語 (グロービッシュと似たようなコンセプトの英語のサブセット)を 構成するために厳選された850の単語のリストです。 (Basicは “British, American, Scientific, International, Commercial”の略語でもあるそう。) 厳選されているがゆえに、どの単語も重要であることはもちろん、 他の表現を言い換えをする際にも使いやすい単語、 そして使い方の習熟にも苦労を伴う単語が多数なのが特徴です。 ただ注意しないといけないのは、 できるだけ少ない語彙での標準の英語の代替を目標にした単語リストのため、 基礎単語であっても他の単語で言い換えができる
目次 AWLの解説AWLの作成手順についてAWLの収録単語リスト関連サイトAWLの解説AWL (Academic Word List) とは、 ニュージーランドのVictoria University of Weliingtonの 言語学者Coxheadが2000年に論文で発表した、 学術的な文章・講義などを理解するために有用な単語として選ばれた、 _GSL (General Service List, 約2000語の基本単語) _の 次に学ぶべき570の単語(word family単位)のリストです。 その特徴として、 GSLとセットで学ぶ事が前提のため、AWLにはGSLの単語は入っていない。学術的と言っても、特定の分野でのみ使われるような専門用語ではなく、 どの学術分野でも使われる汎用的な単語が選ばれている。学術的文書の単語出現頻度の約9%をカバーしている。これ以降に作られた分野特化型
『【音節・音素の発音】英語の発音で学ぶべき6分野(前編)』 に引き続き、英語の発音で学ぶべき重要な6分野の中の フォニックス (phonics) と リエゾン (liaison) について 紹介と解説をしていきます。 フォニックス (phonics)フォニックス (phonics)という用語は、 各所で様々な意味で使われているので、 定義するのが難しいのですが、「逆転英語ガイド」では、 「単語のスペルとその発音の間にあるルールのまとめ」 という意味で使っています。 (他の意味との関係については、後ほど触れたいと思います。) フォニックスのルールの例とその意義では、このフォニックスのルールとはどんなものなのでしょうか? cakeという単語の読み方を例に見てましょう。 この単語の読みは/keɪk/(ケイク)ですが、 なぜ/kæk/(キャック)や/keɪkɛ/(ケイケ)ではないのでしょうか? そ
音節・音素の発音・ フォニックス・音の変化・プロソディ」の基礎を習得したら、 ゆっくり話せば内容をほぼ理解してもらえるレベルに達せます。 ただ更に上を目指すなら、もう1つだけ学ぶべき分野があります。 それが、今回ご紹介する「発声」です。 英語の「発声」とは具体的に何?「発声」とは言葉の通り、声の出し方なのですが、 これが英語と日本語ではかなり違います。 では、具体的にどのような点が違うのでしょうか? その違いを簡潔にリストアップしてみますと、 息の出し方より強い息の勢いが必要。腹式呼吸にすると楽になる。声の共鳴点の意識と移動より喉の奥の方を響かせる。母音や鼻音の子音の発音では特に重要。スムーズな発音を助けるための「筋力」舌の動きが圧倒的に多い。口・あご・頬まわりの動きも多い。喉に柔軟性が求められる。口のホームポジションなどが主要なものとして挙げられます。 それぞれの具体的な説明については、
「音節・音素の発音・フォニックス・音の変化」の4項目を見てきました。 今回は、発音学習の分野の中で最重要とも言えるプロソディについて、 「なぜそれほど重要なのか?」 「何を・どうやって・どれくらい勉強したらいい?」 という疑問へもお答えできるような形で解説をしていきたいと思います。 プロソディ (prosody / 韻律)って何? 「プロソディ」とはあまり聞きなれない用語ですが、一体何なのでしょうか? プロソディ(prosody・韻律)とは、自然な英語の発話の中における、音の リズム (rhythm / 緩急・間・テンポ)ストレス (stress / 強弱・強勢・アクセント)イントネーション (intonation / 高低・抑揚)をまとめた、英語の音の流れの音楽的な要素全てのことを指します。 歌におけるメロディのようなものです。 (言語学的にはもっと厳密な定義があるのですが、 今回はそこ
「まずは単語からでしょ」 のような決まり文句と共に。 確かに単語を覚えることは英語の基礎として大事です。 しかし、それ以上に単語の覚え方を身につける方が圧倒的に重要です。 この「単語の覚え方」は、中高で既に英語を学んだ人の大半は、 学校・塾や参考書に教えてもらったやり方、 あるいはそれに自分なりのアレンジを加えたやり方を持っています。 そのやり方でもある程度の単語を覚えることができたので、 覚え方に問題を見出すことはあまり無かったものと思います。 しかし、そのような従来の単語の覚え方では、 ある程度の期間は覚えられてはいても、 高校・大学受験の後にはほとんど忘れていたり、 たとえ覚えていても、話す際にパッと思い出して使えるほどには しっかりと覚えてはいないのではないでしょうか? 「単語の覚え方」の成果の差の要因には、 言語化しにくい覚えるためのポイントの存在があります。 それらはあまりにも
『逆転英語ガイド』とは何? TOEIC/TOEFLなどの試験はもちろん、海外ビジネスや留学にも通用する英語を 独学で身につけられる力を育てるための、発音を重視した学習ガイドです。 今は国内の独学でも、やる気があれば、いくらでも英語力を上げられます。 リスニング・シャドーイングのための映画・ドラマ・Web動画音読・多読のための書籍・雑誌・Web記事アウトプット力向上のためのオンライン英会話・英作文添削文法・単語・フレーズを学ぶための数々の参考書・アプリ などの無料または安価なコンテンツ・サービスが充実してるからです。 ただし、これらを活かすためには、しっかりとした英語の基礎力が必要です。 受験英語ではおざなりにされてきた、本当の意味での英語の「基礎」を 米国(計13年)と日本の行き来の中から独特なスタイルで学んだ筆者が 今までとは一味違った角度から、発音を中心に丁寧にお教えします!
最近ようやく、英語を学ぶ人の間で認知されてきました。 それでもまだ、全ての人が発音から学び始めているわけではありません。 それはなぜでしょうか? 「上級者がよりネイティブっぽく話す時にだけ必要なんじゃ?」「自分は読み書きだけできればいいから、発音は必要ないよ。」「勉強してみたいけど、独学できなさそうなので金銭的に無理。」など様々な理由が聞かれます。 しかし、これらの理由の大半は、間違った思い込みが元になっています。 今回は、これから英語を学び始めよう、 あるいは学び直そうと思われている方に、 絶対に英語の発音の勉強から始めた方がよいと納得していただくために、 発音から学び始めるべき5つの理由として、 成長をすぐに感じられるので、モチベーションが上がる。他の基礎項目の学習にもほぼ不可欠。「話す・聞く」だけでなく「読む・書く」際にも重要。後から学ぶと、それまでに覚えた音を修正するのが大変。「基
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『gyakuten-eigo.net』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く