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都知事選
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注意 このエントリは激ヤバなので、一定期間経過したら削除します。 あのsaveMLAKの「本を送りません宣言」が話題のようです。 私自身、実にもっともな宣言であると思います。いや、むしろ矢祭もったいない図書館などの事例をみても、前もって想定されていたことでしたから、遅きに失した感もあります。ただし、どんなに正しいことであってもこの種「宣言」を出すことには、何よりも「勇気」が必要です。その意味でこの宣言には支持と賛意、そして敬意を表したい気持ちです。 さて、ここから本題なのですが… 上記「宣言」について、あれこれ感想を述べていられる方々をBlogとかtwitterなどで目にします。おおむね賛意を表します。その中に ・saveMLAKの本を送りません宣言をめぐって思ったことなど http://d.hatena.ne.jp/yoshim32/20120123/1327295854 この中の一文。
我田引用 全世界的な経済の行き詰まり感から、マルクス=レーニン主義からケインズ理論に至るまであらゆる「古典」ともいうべき経済書が引っ張りだこのようですね。 最近の人気といえば、アダム=スミスの『国富論』。いわゆる“小さな政府ヲタ”“新自由主義”のバックボーンでありますし、特に最近はTPPがらみで話題のようで、TPP推進論者がことあるごとに引き合いに出してきますね。 これは、少し違和感。情報化も進みヒトも金もモノの流通も多くなり、技術移転も容易な現代において、18世紀(スミスの時代)をそのままお持込みすることは無理があるというもの。また、たしかに自由主義の立場からの関税の撤廃とかはスミスの語ることではありますが、その実“重商主義”はスミスが批判するところです。 このように、古典的“名著”などは、恣意的に勝手に解釈され、前後の脈絡とか全体の論旨に関係なく、引用する者にとって都合のよい部分だけを
長いタイトルですみませんね。 本日、野暮用で外出したら、「選択と集中の論理」で急速に数を減じつつある、我が市の図書館司書に出くわしました。窓口一筋のこちらとは違い、“カタロガー兼システム担当(と、事務分掌には書いてあった)のエリート様は生き残っているワケです。 せっかくの機会なので、新年会ということでいっしょにメシ食いにいこうや(実は私も先様も下戸)、と誘えば 「最近忙しい…」 と、体よく断られました。なんでも、図書館コンピュータシステムの総取り換えとか。総取り換えとなれば、パチプロならずとも興奮して当たり前でしょう! 「そうなると、Web-OPACも更新だな?! とすれば、少なくとも“ファセット表示”くらいはトーゼン実装するんだよな?」 「はぁ?」 「“ハァ”じゃない“ファ”だよ!“ファセット表示”!! そうだなぁ、あとはオンライン書店との連携で書影の取り込み表示とか書評を利用可能にする
みちのくでがんばる移動図書館に思いを重ね 東北の地で移動図書館が活躍中です。 ・いわてを走る移動図書館プロジェクト http://sva.or.jp/iwate/ 12月に入り、かの地に在っては寒さも日々厳しくなっていることでしょうが、「雨ニモマケズ/風ニモマケズ」頑張ってほしいと思います。 Twitterでもその活躍ぶりがわかります。 http://twitter.com/#!/mobile_library 「移動図書館」…懐かしい響きです。 私は、図書館司書の第一歩を「移動図書館」で踏み出しました。 四輪車なのに「自転車操業」 私が目指し、またあこがれた「司書」は、多彩なツールを手足のごとく用い、テキパキとレファレンス・クエスチョンをさばきまくる「司書」でありましたから、「移動図書館」勤務を命じられたときは、まったくもって面白くない。分類もまったくせずに、ただクルマに本を載せて貸出に動
やるぞ放射能測定! 私の住む街は、別に 「福島は遠きにありて思ふもの」 とうほど、遠くではありません(なんせ一応隣県です*1)でしたが、福島原発とは200キロ以上*2離れた街に住んでおりましたから、放射能汚染についても 「これだけ離れていれば大丈夫だろう」 とタカをくくっておりましたが… 近所の知り合いの内科医に 「キミもやってみない?」 ゲームソフトを小学生で貸し借りするようなノリで、 「放射能測定機」 をお借りしてきました。 ちなみに、その先生のお宅も結構な「値」が出たそうですが 「ウチはレントゲンとかあるから」 というバイアスがかかっているので 「イマイチ信用できん…」 とのこと。そこで、我が家でもやってみて結果を知らせてくれ、というワケ。 やっぱり「フクシマ」だ。200キロ離れても大丈夫じゃない! そんなわけで、面白半分に家中あちこち測定し廻ったのですが、ついに雨どいのところで 1
日本図書館協会(=JLA)のリニューアル 私のように“宵越しの銭は持たない”気質の者ではあっても、さすがに“四捨五入して50代”ともなれば、老後のこともそれなりに関心はでてきます。特に、公的年金の支給開始年齢が大いに気になるところです。 ところで、閑話休題。 最近、リニューアルされたことが“twitter”において評判になっていた ・日本図書館協会(公式) http://www.jla.or.jp/ を今更ながらに拝見。退会届を出してから久々のことです。 意匠とか機能とかはこの際、どうでもいいのですが、傍目に気になるのは、この公式ホームページ、 “誰に読んでもらいたいのか” というメッセージ性が全く伝わらないのが欠点。カンケイシャに云わせれば、おそらく “会員と図書館に関心ある方々のために” という答えがまぁ、予期されるけど、“会員”はともかく、“関心ある方々”に対するコンテンツが魅力・質
批判はたやすいが… ううむ。少し手詰まり感を感じています。 前回エントリでは、日本図書館協会認定司書制度について、その首謀者である糸賀センセーをけなしまくりましたが、古来新制度やその産みの親とか組織を批判することはたやすいことですが、それを革命的にひっくり返すのは難しいことですし、星一徹氏や寺内貫太郎氏がちゃぶ台をひっくり返せば星明子さんや寺内里子さんがその後始末をするようなものです*1。 要は、司書を「国民的職業」としてプロデュースすることですが、なかなか難しいことです。 Top hatenar その方策をさまよううちにたどり着いたのが、 ・ブログランキングサイト「Top hatenar」 http://tophatenar.com/ です。 まぁ、これが何者かであるかはリンク先を読んでいただくとして、その中から「図書館ランキング」を発見。これを調べれば、図書館ブロガーのランキングが一目
外野の声なるもの まぁ、そろそろ来ると思っていましたが、先日 外野ならなんでも云えるだろう という主旨の声が出てきました。 私としても もっとこの先よみたいけれど 上手で長いはまたよけれども 下手で長いは おんざの邪魔よ やめろやめろの声なきうちに ここら当りで 段切まする〜 (八木節) を目指しているところでしたが、実際にそのような声を聴くことは(その人のためにはならないから)残念だと思います。このような論法でいけば、 「閣僚や議員センセイ以外の素人は政治には口を出すな」 と同じようなものです。 もっとも、私も「司書」という職業は、シロート(司書資格を有しない行政職員)を下に見る悪弊がありました。もちろん、私とて自省をこめて回想しているのですが… ところで「認定司書」は? そういえば、1年前は ・日本図書館【教】会が“免罪符”の販売を開始するのか!? <認定司書制度の開始にあたって>(2
AKB48じゃんけん大会も吹っ飛ぶ、衝撃的なニュース 本来ならAKB48じゃんけん大会にうつつを抜かしている頃あいですが、とてもそのような気分になれないような記事です。 ・貸出冊数を虚偽報告15年間で89万冊水増しか 横芝光町立図書館の元職員 http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 これについて、なじみのブロガー各位も、失礼ながら、まったくワケがわからないようで、ブクマコメントを見ても、あっけにとられた表情が目に浮かぶようです。 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 じつは、私は当該職員の方と懇談したことがあります。お互いアスリート気質をもち、奇
逃した魚は… 先日「フライングゲット」 【多売特典生写真付】フライングゲット(Type-A)(全国握手会イベント参加券1種ランダム封入)(数量限定生産盤) アーティスト: AKB48出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2011/08/24メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るを買い損ね、結局通常版【多売特典生写真付き】フライングゲット(Type-A)(生写真1種ランダム封入)(通常盤) アーティスト: AKB48出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2011/08/24メディア: CD購入: 10人 クリック: 40回この商品を含むブログ (17件) を見るに落ち着きましたが、まったくタイトルとは正反対な成り行きに苦笑しました。まぁ、遅まきゲットしての私の感想は、前作を超えるモノではなかったです。次の【多売特典生写真付き】風は吹いている (T
舞踏会から断頭台への行進更新 司書としては「鬼籍」になった私ですが、さっさと、「成仏」というか、自らの「墓誌」を刻んでしまおうというワケでエントリ更新中です。ちなみに、今聴いている曲はベルリオーズ ベルリオーズ:幻想交響曲 アーティスト: サイトウ・キネン・オーケストラ小澤征爾,ラヴェル,ベルリオーズ,小澤征爾,サイトウ・キネン・オーケストラ出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2008/07/16メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見るこの曲、作曲者自身がアヘンを吸っていたという説もありますが、 牧歌的なかつての職場>華やかな舞踏会>転じて断頭台 という流れとなりますと、もはは、他人事とか幻想とかじゃなくなってきますね。まぁ、自分はアヘンは吸ったこともないし、煙草は6年前に止めました。あぁ、でもそうか。「デパス中毒者」といえな
耐えがたきを耐えられず 以前にも書きましたが、手っ取り早くこのブログを店じまいしなくてはならないと感じています。 地デジ閉鎖とともに、このブログを止めるという目標はおろか、今度は「終戦記念日」にシンクロしようとする目論みもまた“耐えがたきを耐えられず、忍びがたきを忍ばず”に、潰えました。 ブログをやめるということは、自分として「司書」という要素が消える、おだやかでないことを言えば「司書としての自分を殺す」ということです。“殺す”という言いまわしには、自分でもおだやかでないものを感じています。十数年にわたる司書稼業から脱却し、単なる「公僕」に成り下がる(いや「止揚」か?)ためには、司書たる自分を抹殺せねばならない、そう実感しています。 ところが、皮肉というか「公僕」とか、当面の職場としての「社会教育」に目を向けてくると、なかなか面白い図書館像が見えてきたわけですし、これまたよせばいいのに「図
(承前) 文科省による「図書館司書講習」もたけなわの季節かと思います。多くの方々が課題なりレポートなり、暑い中一所懸命だと思います。先ほどきまぐれに「図書館設置運動」をgoogleで検索したら、私のエントリが一番最初に列挙されてしまいました。必死で勉強されておられる司書の卵の皆様には、誠に合い済まないことです。が、ノイズを排除したり異聞・異見をも清濁あわせのみ、峻別するトレーニングを今からやっておけ、と助言申し上げます。 識者からのコメント さて、半ば意図的だったのですが、図書館史上重要なトピックをスルーしておりました。そう、「三多摩」のことです。 そのことを教えてくださった(蒸し返してくださった?)kabe_dtk様からのコメント 革新の美濃部都政の図書館振興プロジェクトの中で多摩地区は『中小レポート』や『市民の図書館』を範として運営された歴史的経緯,それに文庫活動をやっていて「街の図書
8/7ブクマコメントに基づき、修正しました。サンフランシスコ講和条約を「ロサンゼルス」という基本的なミス。ご教示いただいた、GCW先生に感謝し、お詫びして訂正します。 図書館史とは… 私が受講した「図書館司書講習」の「図書及び図書館史*1」は、“戦後図書館史”といってもいい内容でした。田中稲城とか今沢慈海などの名前も出なければ、日比谷図書館についても触れられていない。というより、 戦前=暗黒 という実にありふれた図式。戦前日本社会の総否定路線でありました。 闇に光を当てるのがGHQ&CIEになるわけです。 たしかにロサンゼルスサンフランシスコ条約までの、いわゆる占領下において、GHQが“戦前教育=教育勅語”のやり直しという意図から“社会教育”を重視します。ただし、敗戦直後ということで経済の不足、日本独自の公民館重視ということで「実を捨てて花をとった」といわれる図書館法が成立します。 本格的
ある図書館司書のご不幸 私が尊敬する図書館司書のお母様が亡くなられました。 ・http://maru3.exblog.jp/12497237/ 直接の面識はありませんが、一度ソーシャルメディアの場で議論したこともありました。 この場をお借りしまして、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。 私のときのこと 私も数年前父をガンで亡くしました。その頃は、自分は現役バリバリの図書館司書でした。日々ごとに衰えていく父は辛く、毎朝黄疸症状で黄色い顔をしている父の寝顔に“今生の別れ”を覚悟しての出勤です。 ただし、どのような場にあってもカウンターに立つ以上は「覚悟」や「度胸」を振り絞って、“日常どおり”を演じなくてはなりません(先日のエントリでキャンディーズのスーちゃんに対する思い入れは、この体験が所以)。それは辛いことでありましたが、反面プロフェッショナルに“すがる”ことで、
図書館公民館相争い、余力をもって市民(利用者)サービスを行う 先の太平洋戦争では、 「陸海軍相争い、余力を持って米英と戦う」 と云われるほど、陸軍と海軍は対立ばかりしていたようです。 本当は、同じ「軍隊」という組織に属する以上、相携えて共通の敵と立ち向かわなくてはならないはずですけどね。 私の限られた経験では、 「司書@図書館=L」 と 「社教主事@公民館=K」 の相性は、陸海軍ほどヒドくはないが、良いとはいえなかったように思えます。 司書の仲間内、特に先輩方は社教主事を評していわく、 プライドがあり、お高くとまっている 上から目線で話す 等々。 もっとも、これらのセリフ。行政の内部で一般行政職が司書に対して陰で語るときに高頻度で出てきます。まぁ、司書や社教主事のような専門職は多かれ少なかれ、そういうことを云ったり云われたりしているもの。お互いさまでしょうか… 私の個人的な感想(偏見)です
いよいよ、 ・「博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の被災・救援情報サイト ”saveMLAK ”」 http://savemlak.jp/wiki/SaveMLA が始動しました。 前々回エントリ ・Save librarys ! Save librarians ! http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20110319/1300540923 で紹介した、図書館の復興支援サイト「savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報」が、「M・A・K〜博物館・美術館、文書館、公民館」に発展したものです。 実は、私ごと、4月1日から「公民館類似施設」で働いています。 とはいえ、社教主事の資格をもっているわけではありませんし、公民館に愛着があるわけではありませんが、 「teamK」の一員です。 ちなみに「teamK」は正式な
あの地震から2週間が過ぎようとしています。 ・savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報 http://www45.atwiki.jp/savelibrary/ の活動も進んでいます。 前回のエントリ ・Save librarys ! Save librarians ! http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20110319/1300540923 書いたあとで、「杞憂」が「憂慮」すべきことにかわっていることを知りました。 同時に「savelibrary」では、「図書館復興」のことに傾向して、「司書」そのひとその人を尊重してこなかった(していたつもりであっても不十分・無力だった)自分に不甲斐なさと無力感、現場各位への申し訳ない気持ちがあります。 ホームレス図書館員 前回エントリをお読みいただきました「id:jam-014」さん
司書が著作権を知らないのは「自然」 前回のエントリーでは、自分自身「著作権」について無知だったことを改めて知り、かなり落ち込みました。 ただし、著作権を知らない司書は案外多いかもしれません。 “司書となる資格を得ようとする者”が、単位を修得しなければならない科目は「省令」で定めがあります。 ・図書館法施行規則(昭和二十五年九月六日文部省令第二十七号)(抄) http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/04040504.htm これらの科目の中で、「著作権」を関連付けて学ぶ機会・科目(例えば、「図書館概論」「図書館サービス論」)があったとしても、直接著作権そのものを時間をかけて取り扱う機会はなさそうです。 現場においては、文化庁主催や都道府県が主催する講習に足を運ぶ人も多いですから、現役司書の方々の多くは、そのような機会をとらえて著
コメントにある素晴らしい取材協力 承前。 前のエントリでは、取材と館内撮影について書きましたが、さっそく「maruyama_takahiro」様よりコメントをいただきました。 僕がつとめている図書館では、視察や見学の際の撮影は「他の利用者様が写らない様にしていただければ、どこを撮っていただいてもOK」です。 ちなみに…デジタル万引きが犯罪になるのは「映画の著作物」だけです。 図書館では、シャッター音等の理由により蔵書の撮影をお断りしておりますが、シャッター音がでない撮影機であれば、蔵書のデジカメ撮影は、著作権法違反や窃盗にはあたりません。 また、もし館内の写真がご入用でしたら、こんなページもご用意しております。 http://www.flickr.com/photos/lib-yamanakako/sets/72157624531783108/ 私の「問いかけ」に対する「お答え」としては、
取材拒否図書館 お昼休みにtwitterをブラウジングしていたら、とある公共図書館を取材しようとしたら、 H市立図書館は、撮影NG。利用者のプライバシー保護が理由。その理由は当然なんだが、利用者は写さない、撮影した写真はみせる、と言っても、頑なに拒否は残念。 という書き込みがあり、しばらく考え込んでしまいました。 提灯記事を書いてもらおうということで、卑屈になるのも困ったことですが、たいていの場合、好意的な態度を示すのが当然だと思っておりましたから… 帰宅して、さっそく同市の図書館公式HPを拝見すると、“おねがい”と標する次なる記載項目あり。 おねがい 住所、氏名、電話番号等がかわったときは図書館までお知らせください。 図書貸出券は次のとき、お返しください。 市内に居住の方で市外に転出されるとき 市外の方で市内に通勤・通学をされなくなったとき みなさんが利用される大切な本です。 ひどく汚し
人間、年をとると、直近のことは忘れても、ずいぶん昔のことは記憶にこびりつくそうです。 昨年2月、ARGカフェ@つくばでは、 “図書館はいらないか?” という議論。その中でid:min2-flyさんが “図書館という場所” への愛着を語っており、 “デートの場としての図書館” の意義についても言及していたような(id:min2-flyさん、事実と反する記載でしたら、謝罪訂正しますのでDおねがいします)… で、さて前回のエントリで、都立中央図書館の観光記を書きましたが、その際に思ったことは、 「ここ(都立中央)ってデートに最高じゃないか…」 とも思えてきました。 有栖川記念公園もあるし、デートの日程にそのまま組み入れてもいいし、公園を散策中、言葉に煮詰まったり、お天道様にもお二人の前途に 「暗雲がたれこめてきた」 ときの逃げ場としては、最高の場です。 まずは「カフェテリア」を改革! 都立中央は
標記のような主題をあげますと、“〜(指定管理者等)反対運動”のようなものを連想されている方もいらっしゃるでしょうが、健康のための運動の話です Twitterで「スポーツする図書館員」がごく小さく話題になっておりましたが、司書と言えば、神経質・文化系のイメージがありますが、実際は体力勝負であることは、みなさまご存じのとおりです。 ひところ、司書の持病ないし職業病の最たるものに「椎間板ヘルニア」をはじめとする「腰痛」があったと思いました*1。 一日あたり8000冊の貸出を8人で行えば、一人あたり1000冊になります。コマゴマ、粛々、やっているから実感わきませんが、相当な量になります。 一番悪いのは、低層の書架の本を排架*2することですね。きちんと書架に正対し「ヤンキー座り」のようにかがみこんで本を入れればいいのですが、それを横着して、上半身だけ傾けて作業するから、ギックリ腰をはじめとした腰痛の
「観光と情報サービスの勉強会」第1回目が17日(月)に、開催される運びとなりました。 一人3分間各自の研究テーマの発表とそれを受けた討論を行うものです。 テーマ、とまではまいりませんが、いくつか自分なりの視点を紹介します。 図書館の「盲点」と「気づき」 私は、昨年3月末まで図書館司書をしておりましたが、時代の流れ、というか諸般の事情により、現在は市役所でふつうに公務員をやっています。 そうすると、今まで見えてこなかったものが見えてくるわけですね。 ブログにも書きましたが、先日福井県立図書館をお邪魔した際、タクシーの運転手さんから 「パンがうまいので有名」 という、話を聴きました。 “パンが美味いか不味いか” とうのは、図書館の本来業務とは直接かかわりがありません。しかし、理由はどうであれ、図書館にセールスポイントが増える、付加価値をつけることは、悪くない話だと思います。 面白いことは、件の
地域と観光に関する情報サービス研究会(マレビトの会)に参加します 前々回エントリにも書いた、 ・観光と図書館に関する勉強会を始めます(2011-01-02) http://www.arg.ne.jp/node/6869 ですが、 「地域と観光に関する情報サービス研究会(マレビトの会)」 と、あいなりまして、私もメンバーに加えていただけることになりました。 当面、Twitterを利用して意見交換が主になるでしょうが、自分としてはTwitter苦手なので、このブログを書くことによって自分の意見をまとめていければ、と思い、今回より新カテゴリー【旅の空はうわのソラ】をはじめました。このブログであれこれ思ったことをまとめたうえでTwitterに流す、というのはどう考えても“邪道”というよりも“逆走”なのですが、そのあたりはご容赦ください。 ついでに付け加えると、このテーマに興味のある方は、今からでも
皆様、新年おめどとうございます。 さて、年がら年中“おめでたい”のが私でありますが、id:arg氏のメルマガを拝見し、 ・観光と図書館に関する勉強会を始めます(2011-01-02) http://www.arg.ne.jp/node/6869 を拝見して、思いついたのが今回の提案なのです。 ただし、“観光と図書館に関する勉強”には一見カブっているようですが、実はかなりはずれています。 温泉と湯治 まぁ、今日では「温泉」といえば、観光・レジャー・遊興とセットで語られます。 ただし、本来わが国では、その効能から、温泉に入浴したり飲泉したりして、特定の疾病・疾患の治療・緩和に用いられてきました。 たとえば、南紀白浜温泉は、有馬皇子が心の病を治し、これをきいた斉明天皇も足を運んだことが『日本書紀』に記されています。 亡き私の祖母は、温泉に対して“信仰”にも近い感情を抱いてましたから、リウマチ・神
カレンダーがユーウツだった昨年 みなさま、カレンダーの取り替えはお済みでしょうか。 自分は、昨年の今ごろ、新しいカレンダーをみることすら、イヤでたまりませんでした… あの頃は、まだ現役図書館員。紙一重と申しますが、3月31日と4月1日のあいだには、とてつもなく大きな壁が立ちはだかっているように思えました。 あれから、もう1年、いや、まだ1年。 で、今年3月で図書館を離れる方々。 晴れて定年退職を迎える方はまだしも、民間委託、指定管理者、そうそう非常勤の”雇い止め”で、あえなく図書館を離れられる方々の心中に思いをいたせば、心が痛みます。 なにも残してはならぬ 今月あたり、そのような境遇のとある方がTwitterでつぶやくのを拝見いたしました。 私のようないい加減なヤツと違い、 「3月末までに、自分に何ができるか、残せるか」 真剣に悩み、考え、行動に移そうとしていらっしゃいました。 素晴らしい
ボツ(?)になった投稿を発表しますよ あれから2か月たちました 図書館雑誌 2010年10月号(Vol.104 No.10)所載の『督促』と称するコラム<窓>について、図書館の督促事務にかかる住民票請求について、住民票を交付する職にある著者の経験について、住民基本台帳法における間違った記載について、訂正を求める投稿をしました。 日本図書館協会図書館雑誌編集部あて送った原稿はたしかに届いたらしく、「受取確認のハガキ」をいただいたのですが、 ・日本図書館協会からの一足早いメリークリスマス http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20101026/1288091215 にも書いたように、10月を12月にするという、おふざけにもほどがあると思いましたが、やはり、ボツ(保留扱い)だそうな。 基本「図書館雑誌」は、日ごろ投稿も少ないだけに*1、多少の「下剋上」だって掲載されてきた
師走になりました。市役所の窓口も混雑しています。 日々、常々感じることは、まさに「世の中紙一重」であることです。 今日も20件以上の届け出がありました。「出生届」「死亡届」を点検し、受付時間順に並べ、重ねていきます。 さきほど火葬許可書に捺した公印を、今度は母子手帳の「出生の証明」欄に捺します。 婚約届を受け取った職員は、次に離婚届を受付しています。 かくいう、私も今日は5件の死亡届>火葬許可書と、15件の母子手帳をお渡ししました。 もちろん、「お悔やみ」「おめでとう」の言葉をそえながら… そんな日々、不謹慎なことですが、当事者にとり 死亡届=お悔やみ 出生届=おめでた ではないことです。 もちろん、8割、いや95%以上の方は、上の図式にあてはまるのですが、中にはイレギュラーなことも…。 老々介護に疲れた日々を送っていた70代の女性は、90代の老親の死亡の旨記載した除票等を受け取りながら、
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