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ノーベル賞
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2014.10.29 Tweet KK mangaメディア初登場&独占インタビュー「とにかくロマンが足りないし、もっと夢中になりたい」――GEZAN主宰レーベルから初作をリリースした関西ジャンク・スカムの急先鋒に迫る 関西アンダーグラウンド(使い古された言葉だとしても、響きがかっこいいので使ってしまう)から、また気になるバンドが現れた。KK manga。ジャンク、スカム、ハードコア・パンクの割り切れなさや取りとめのなさを体現する20代前半の5人組だ。 大阪のやばいライブハウスといえばの難波ベアーズ、十三ファンダンゴ、心斎橋火影、心斎橋サンホールなどでライブを重ね、名物イベント「大阪ロックデイ」や「汁SONIC」に出演。最近だと、関西のいかついバンドを東京に一同に集めたワッツーシゾンビ主催のイベント「関西ウルトラショック!!!!!!」にB玉や馬車馬らと乗り込んだり、東京の某ライブハウスを出禁
2016.4.10 Tweet 最後のレコード屋 第3回 マイク・サイトー(その1)――音楽ライター・松永良平のレコードショップ・クロニクル 第3回 マイク・サイトー(その1) ※「第1回」「第2回」は、雑誌『音盤時代』に掲載しています。詳しくは「ちょっと長めのまえがき 『最後のレコード屋』を再開するにあたって」をご参照ください。 ※「第3回 マイク・サイトー(その2)」はこちら。 2015年、マイクさんは70歳になった。 白髪をオールバックになでつけた赤ら顔は、どこか沖縄の守護像であるシーサーを思わせる。小柄だが引き締まった体は、年老いて体重や体型が手に負えなくなっているたいていのアメリカの老人とはあきらかに違う。長年、レコードを持ち運びしているからだろうか。 レコードをぱんぱんに詰めた箱の重さは、持ったことのある人にしかわからない部分がある。“野球肩”とか“テニス肘”みたいな、おなじス
2016.4.10 Tweet 最後のレコード屋 ちょっと長めのまえがき 『最後のレコード屋』を再開するにあたって――音楽ライター・松永良平のレコードショップ・クロニクル ちょっと長めのまえがき 『最後のレコード屋』を再開するにあたって 「最後のレコード屋を探している。最後のレコード屋はどこにあるんだろう。最後のレコード屋はどこにいるんだろう。この連載では、かつてぼくを音楽に狂わせ、あるいは、だれかの人生をレコードで狂わせていったいまは亡きレコード屋と、その店を背負っていた人たちのことを書いていきたいと思っている。彼らがどう夢を見て、どう生きたかを記すことが、この世で最後のレコード屋へと続く、未来への道しるべのようなものになればいいと勝手に願って。」 ────『最後のレコード屋』序文(『音盤時代』より) この『最後のレコード屋』という連載は、2011年に雑誌『音盤時代』の1号からはじまった
2015.11.16 Tweet EBM(T)ロングインタビュー――平成生まれのバーチャル聴覚室主宰ユニット、ナイル・ケティングと松本望睦に聞く「アート、TOKYO、同時代」 1989年生まれでベルリン在住のナイル・ケティングと、1990年生まれで横浜在住の松本望睦からなる東京発のバーチャル聴覚室主宰ユニット、EBM(T)。それぞれパフォーマーやトラックメイカーとしても活躍しているふたりだが、このインターネットギャラリーでは、音楽領域にとどまらないカッティングエッジな海外アーティストのサウンドを発信し続けている。そんな彼らがこの度、東京都現代美術館で開催中の展覧会「東京アートミーティングⅥ “TOKYO”−見えない都市を見せる」において、最年少キュレーターに抜擢。James FerraroやTCFら海外の先鋭アーティストが出品作家に名を連ねる、非常にエキサイティングな展示を行っている。 そ
2015.10.9 Tweet 熟村丈二インタビュー――ゴルジュークの始祖にしてCRZKNYの師匠、音楽と美女といま最も熱い場所・中国地方を語る 伝書鳩を飛ばし続けて1年強、ついに謎に包まれまくったゴルジュークの始祖・熟村丈二先生との接触に成功した。ゴルジュークとはインド~ネパール発祥の岩壁ダンスミュージック「ゴルジェ」と、シカゴハウス~ゲットーハウスが独自の進化を遂げた「ジューク」が合わさった音楽だとされているが、そうではない。ゴルジェとジュークの前にゴルジュークがあったのだ。順番が逆なのである。 という嘘かまことか、すでに都市伝説と化している話の真実を確かめるべく、先生に伝書鳩インタビューを試みた。どこにいるのか、本当に実在するのかもわからない先生との往復書簡に鳩もボロボロ。だが、音楽と美女とともにあった氏の半生、高弟・CRZKNY氏とのことや彼が住む中国地方のことなど、たっぷり聞くこ
2015.8.30 Tweet T.美川(非常階段、インキャパシタンツ)×小川晃一(おやすみホログラムプロデューサー)インタビュー――ノイズ、オルタナティヴ、アイドルを繋ぐ「エグフェス2」出演者に迫る オルタナティヴ・ロックの意匠を身にまとった楽曲とフロアを巻き込んで毎回カオスな現場を作り出すパフォーマンスで、ライブアイドルファン以外からも注目を集めているおやすみホログラム(以下、おやホロ)。そんなふたりが非常階段、インキャパシタンツなどで30余年の間ノイズ界の第一線で活躍し続けるT.美川と、2015年9月5日(土)、下北沢Basement Barで開かれるライブイベント「エグフェス2」で初めて共演する。 そこで今回、美川とおやホロのプロデューサー・小川晃一のふたりに話を聞いてみた。インタビューは年齢差22歳(美川は1960年生まれ、小川は1982年生まれ)のふたりのリスニング体験を紐解い
2015.6.30 Tweet Koedawgメディア初登場&独占インタビュー――FREE MIXTAPEが話題を呼ぶラッパーに迫るべく一路つくばへ まずはこの曲を聴いて欲しい。今回紹介するKoedawgというラッパーの「ミルフィーユフィクション」という曲だ。 自己主張が強いわけではないのに、それでいて耳に残る声。異様なほどに甘い歌詞とメロディーに、不思議とフィットしてしまっている下ネタのワード・チョイス。そして彼の最大の魅力が、ヒップホップに詳しい人が聴けば一発でわかる、Migosっぽいフロウだ。 Migosとは、その個性的なフロウで人気を博しているアトランタの若いラップ・トリオである。どう個性的なのかというと、彼らのヒット・ソング「Versace」なんて、フックで18回も「ベサチ」と言っているだけだ。もはや歌とかラップとかの次元を超えて打楽器のような彼らのフロウだが、だからこそリズムを
2015.3.18 Tweet きのこの精と山のきのこたち 第1回「ぼくのくらし」――注目のクリエイター・星川あさこが紡ぐ山のきのこの物語 こんにちは はじめまして ぼくは きのこの精と いいます 山のきのこを みまもるために 山で 生まれました 山には たくさんの きのこが 生えていて いろんな かたち いろ を しています びっくりするようなこ かわいいこ へんなこ ちいさいこ おおきいこ その きのこたちを みるのは とてもたのしい ですよ きょうは ぼくの いつものくらし ごしょうかい しますね 山には きせつ によって いろんな きのこ 生えます 山に いくたびに いろんなこ いる ずっとそこに いるこもいるよ ぼくは そのこたちに いつも 会いにいきます これは だいたい 7月 くらいに ぼくの 山では みかけるこです もようが わっかになっていて かわいいね ぼくは ぐるぐる
2015.1.29 Tweet Cherry Brown×ライムベリー座談会「とにかく作り続けていくことが大事」――独自のスタンスで活動する2組、アイドル&ヒップホップの明日はどっちだ!? アイドルとヒップホップ。この二つはインターネットの発展とともに面白い動きを見せているシーンという共通項がある。交流が簡単で速くなるにつれて、様々な要素が混じる速度は上がり、ファンからアーティストへの反応もよりダイレクトなものになる。その中でも特にユニークで、ある意味で日本的な表現をしているのが、アイドルラップユニット・ライムベリーとラッパーでトラックメイカーのCherry Brownだ。ヒップホップとアイドルやゲームなどのオタクカルチャーをバックグラウンドに持つ2組の対談を楽しんで欲しい。(取材・文/滝沢時朗、写真/松本亮太) ※ライムベリーの復活後初ワンマン直前のインタビューはこちら。 ※ライムベリー
2014.12.19 Tweet 清く正しくイルマティック!ライムベリーにマジ注目!――復活後初のワンマン直前、イルでドープなアイドルラップユニットに直撃インタビュー HEATHAZEをご覧のみなさん、おいっす!!今、とにかく楽しみたいと思ってるなら、アイドルラップユニット・ライムベリーに注目して欲しい。「こんなハードでコアなカルチャーサイトにアイドル?」と違和感びんびん物語の人もいるかもしれないが、ここはちょっと耳ヲ貸スベキ!ライムベリーは、アイドルと洋邦ヒップホップは言うに及ばず、ディズニーランド、スターウォーズ、ドラゴンクエストなどなど様々なポップカルチャーを凝縮し、それを3人の女の子が爆発させるというフレッシュなグループなのだ。そこでHEATHAZEでは、12月21日(日)にワンマンライブ「MAGIC PARTY VOL.2」を控えた彼女達にメールインタビューを敢行!彼女たちのかわ
2014.5.17 Tweet 足立正生(映画監督)と阿佐谷隆輔(脚本家)の対話「想念をつかって、頭蓋骨の中で生きている永山則夫になってみろ!」◆『花火思想』をめぐって その日、足立正生監督のお宅へ向かう途上、雪が風に乗ってひらひらと舞い始めた。こういうのを風花と言ったよね、と足立監督。降る雪を窓の外にみながら、炬燵を囲んで、長いがゆえに、あまりに短すぎる一夜がはじまった。 6歳で初めて酒を飲み、12歳で初めて酒を美味いと思ったという足立監督のすすめてくださる美酒を口にしながらの歓談。ときに究極の芋焼酎に酔い、パレスチナ産白葡萄酒にまどろみ、アブサンに昇天し。 いや、そんな厚いおもてなしをいただきながら、われわれはへべれけつづけていたわけではなかった。そこで交わされた真摯な対話を、ここにお届けしたい。 1986年生まれで今年、初脚本作『花火思想』(監督・大木萠)が公開されたばかりの阿佐谷隆
2014.3.15 Tweet セーラーかんな子、貴女はいったい何者だ?◆噂が噂を呼ぶDJ/バンドボーカルがメディア初登場&独占インタビュー セーラーかんな子という女性をご存じだろうか?MAZE(メイズ)というパーティーのレギュラーDJを務め、ヒップホップイヴェント田中面舞踏会にも出演するなど、ここ最近いろんなところで目にするようになった。同時にswaptv(スワップTV)を中心とした§✝§(サス)では絶叫系のヴォーカルを披露し、おじぎちゃんとのDJユニットぇゎモゐ(えわもる)としても活動。こういった具合に露出を増やしているものの、いまだ彼女についてはミステリアスなところが多い。オモイデレーベルからリリースされた『✞(night)✞ mixes』、それから自身のサウンドクラウドに上がっている『6』といったミックスを聴いても、謎は深まるばかり。 というわけで、セーラーかんな子さんにイ
キング・オブ・ノイズとオルタナティヴ・アイドル、まさかの邂逅。いや、これはもはや偶然でもなんでもなく、出会うべくして出会った二組として紹介するべきだろう。非常階段とBiSのメンバーによる新バンド=BiS階段。彼らがついにアルバム『BiS階段』を完成させてしまったのだ。 きっかけは2012年11月に四谷OUTBREAK!で開催されたイヴェント〈自家発電 vol.00〉だった。JOJO広重からのアプローチによって実現したという彼らの共演は、結果的に両者の新たな可能性を引き出すことになり、交流はそこからさらに発展。ついにはこうして音源を発表するまでになった。 BiSの楽曲に非常階段の粗暴なノイズが絡みつく。BiS階段の生み出すサウンドの構造は至ってシンプルなものだが、どうにもこれが泣けるのだ。いや、BiSの楽曲はもともと泣けるんだが、そこに脳天を突き刺すような激しいノイズが併せられることで、おセ
みなさま大変ご無沙汰しております。2020年に入ってすぐ、歴史の教科書に載るくらいの事態になってしまいましたが、お元気にしていますか。 こちらは映画館やライブハウスに行ったり人に会ったりするという当たり前のことが全然当たり前じゃなかったんだと、そして「自分の身は自分で守る」「家族や友達を大切に... [続きを読む]
2013.4.6 Tweet KILLER-BONG×マヒトゥ・ザ・ピーポー(下山)対談◆4/10「HERE AND THERE」出演の前に 「もてたいんです」「かなしいんです」「転覆させたいんです」――。芋焼酎の水割りに手を出してしまったときから、筆者が暴走する予兆はあった。3月、都内某所。自主イベント「HERE AND THERE」に出演いただくKILLER-BONGと下山(GEZAN)のマヒトゥ・ザ・ピーポーの対談取材が酒場でできるとあって、最初から胸はやる気持ちだったこともある。方や音の黒煙をふかしまくるBLACK SMOKER RECORDSの首謀者であり、K-BOMB、KILLER-BONG、GUITAR-BONGとさまざまな名義で活動する黒い蠢き。方や「サイコデリシャス・ハードポア」を掲げ、規格外の気概とほとばしりで東京を侵蝕すべく、大阪からやってきた赤い咆哮。平静でいられよ
2012年に『水星』がiTunes Music Storeのアルバム総合チャートで1位を取ったことで話題になり、各方面から注目を集めているtofubeats。現在、若干22歳だが、高校時代から作品を発表しはじめ、Maltine Recordsなどのネットレーベルや自身のサイトから多数の音源を発表し、その一方でアイドルのリミックスや楽曲制作を手がけるなど、知る人ぞ知る存在になっていった。その彼が4月24日にファースト・アルバム『lost decade』をリリースし、その前の4月7日にはSonarSound Tokyo 2013へ出演する。昨年の大ネットレーベル祭などの自身のホームグラウンドのライブでは、「水星」などの代表曲で合唱が起こるなど強い一体感のあるライブを行なっていた彼だが、時の人となっている今、フェスへの出演やファースト・アルバム『lost decade』のリリースによってどのよう
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