サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
中東情勢
hirokif.hatenablog.com
何気なくテレビをつけてたら、たけしのニッポンのミカタ!「ゴミ大国ニッポン!列島がごみで埋まる日」で、 「ゴミの分別は無意味」ってことをやっていた。 「ゴミの分別は無意味とのこと」エネルギーの収支を考えてエコを考えるとのこと。 コストをかけてゴミ分別なんて馬鹿らしい。エコはやってみて補助金なしで金銭的に得するようでなくてはインチキだ。 プラスチッックのゴミ分別なんて、あほくさい。 ゴミから燃料をつくる?そのまま燃やせば? 昔のmixi日記 バイオ燃料について思うこと。 2007年06月05日 最近、マスメディアで取り上げられることの多いバイオ燃料だが、かなりうさんくさい。これで環境問題解決とか二酸化炭素の排出が抑えられるとか、間抜けなことばかりを言っている。 最近、NHKのサイエンスアイ?でバイオ燃料を取り上げていたのだが、世論と変わらない間抜けな論調(エネルギー問題解決、環境にやさしい)に
起業を学ぶには起業を行うしかないというのを、最近肌身で感じています。会社は始まったばかりで経験を語るには早すぎると思いますが、今思うことを書きます。それと文章が散らかってます。 事業を行うには、これができないと死ぬみたいなことがいろいろあり、全部解決しないと事業は成り立たないです。 大学の研究者と大きくことなると思うポイントは、考えるシステムが人の社会を含むということです。 大学の研究だと、むしろ社会は切り離して研究対象に純化したシステムを考察します。 研究対象に純化された存在として、研究者は研究者であっても良いかなとは思います。それこそ24時間、研究対象だけを考えて、それこそダイブして行かないと本当に大切なものは捕まえることはできないです。副作用として、浮世離れた研究者が出来上がるかもしれません。まあ、なんとなく最近思うのは、狂人ぽい研究者は雑事を払うために狂人を演じているなと思います。
Haskellでは再帰的に定義された関数は遅延評価で計算される。 この遅延評価はHaskellの売りの一つであるが、これが時には仇となる。 たとえば、優雅な実装例で知られる次のフィボナッチ数の実装は遅く、メモリの消費量も多い。 fib n = fibs !! n fibs = 1:1:zipWith (+) fib (tail fib) これは、値が評価されるまで計算が待機してメモリが保持されつづけられることが原因だ。 これを解決するには、遅延評価ではなく正格評価で計算すれば良い。 Haskellの神話 - あどけない話 ではzipWithを正格化したzipWith’を定義して、計算を早くする例が提示されていた。 再帰でループを表現するのは、haskellならではの優雅な実装方法だけども、基本は遅延評価なので今あげた問題がついて回る。 例えば、C言語で old=init for (i=1;
小室サウンドが流行ってた頃、僕は中学生だった。TRFやglobeのCDをもっていて、よく聞いてた。高校生のころはもっぱら洋楽を聞いていて、邦楽はきかなくなってたけど、去年の夏ぐらいは、globeの曲を聴いてた。 曲を聴いていて、小室哲也はすごかったんだなと思っていた矢先に、小室逮捕のニュースが‥ 正直びっくりした。 一連の報道をみて、小室哲也は人間として"pure"だったのかもしれないけど、同時に"immature"だったのかもしれないと思った。 裁判記録を読むと、お金でよくない人達がまわりに群がるようになり、傲慢になっていてダメになっていく様子がわかる。 それとエイベックスの社長と副社長が小室を再生させようと力になろうとする姿をみて、道義的な正しさを持ち合わせていて、本当に音楽が好きな人たちなんだなと思った。 pureじゃないとcreativeになれないのは本当にそうだと思う。 手塚治虫
マッハの原理は、互いの相対的な位置関係の変化のみで物理が記述できるというものだ。では、次の問題はどうであろう? マッハの遠心力に関する問題 仮に宇宙に球Aと球Bが2つあり、これらが同じ軸上に互いに反対方向に回転しているとしたら、遠心力を感じるのはAかBのどちらだろうか? 現代の物理の言葉でいえば、これだけの条件でAとBのそれぞれの局所慣性系が決まるのかを尋ねている。 局所慣性系は計量テンソルをdiag(-1,1,1,1)にする座標系のことであり、任意の座標系での計量テンソルは、一般相対性理論におけるアインシュタイン方程式より決まる。 アインシュタイン方程式の左辺に含まれる曲率テンソルは、計量テンソルの微分を含むので、計量テンソルの境界条件が必要になる。つまり、計量に関する境界条件を与えることは、それぞれの局所慣性系を決める条件の1つを与えるに等しい。 右辺のエネルギー運動量テンソルをど
ベクトル場のリー微分は何を意味しているだろうか? ベクトル場のリー微分が一変数変換群φ_tの微分で与えられたことを考えるとその意味が分かる。 薄い格子状の線が写像φ_tで変形することを考える。 変形後の線をグニャグニャした線で表す。 ベクトル場が格子状の線の微分で与えられたとすると、グニャグニャした線の接線が写像の微分で与えられたベクトルになる。 つまりリー微分の見方で言うと、 グニャグニャした線の接線が元のまっすぐな線の接線と同一視される。また、格子の間隔がa倍になると、ベクトルの長さは1/aになる。 一形式はベクトルの双対で定義されてたことから、格子の間隔がa倍になると一形式の大きさもa倍になる。つまり一形式は格子の間隔そのものだ。 二形式は面積要素を意味するが、リー微分の見方で言うとグニャグニャした線で囲まれた領域が同じものとみなすことができると言っているのである。 これらのことから
「第一回層圏トポス米田フェスティバル@矢上祭」 開催が決定しました。 第一回層圏トポス米田フェスティバル(10月10日)@矢上祭 をやります。祭りでは主に復習にして、参加できない人に配慮するとともに新規参加者を迎える場所にしたいと思います。 第一回層圏トポス米田フェスティバル(10月10日)@矢上祭 こんにちは、圏論に興味ありませんか?圏論は、プログラム言語の背景として使われたり数理物理で操作を考察するための道具として使われたりしている数学です。 圏論は異なる現象から共通する数学的構造を抽出します。圏論を理解するとロジック、コンピューターサイエンス、物理のつながりが見えてきます。 層圏トポス勉強会では、第二第四土曜日(12:00-19:00)に慶應大学矢上キャンパスにて竹内外史の「層・圏・トポス」を読み進める勉強会を行っています。 本フェスティバルは、朝から夜まで米田のレンマをやる一日限り
追記:m−hiyamaさんがきれいにまとめてくれました。 座標ってなーに? - 檜山正幸のキマイラ飼育記 同相ではない写像(埋込みや射影)で結ばれたユークリッド・数空間の点(スカラーの組)を「座標」と呼ぶのは別にかまわないでしょう。混乱や誤解を招かないように注釈すれば、ですが。 追記終わり 可微分多様体は、十分大きな数空間に埋め込めて、それを使えば大域的に座標が書けるか? ということを考えたが、どうもそれは筋が悪いように思えてきた。 筋が悪い理由としては、 多様体より大きな次元を考えるので座標の成分が独立ではなくなる。それ故扱いにくい。 扱いにくさのわりに大域的に座標を与えるメリットが特になさそう。 同相写像から得られる位相のほうが相対位相よりも一般には強い。 特に最後が一番都合が悪い。これをなくすには、埋め込まれる多様体Mが埋め込んだ空間Nでの正則部分多様体になっている必要がある。こんな
なんとなくメモ An Applicative is a Monoid in the category of endofunctors, what's the problem? monadとかapplicativeとか、めっちゃ役にたつのってなんでだろうと考えてみた。 ようは、関数fとかgとかがあって、それを合成して何かプログラムができたとしよう。 機能拡張をmとする。そうすると fはm fになる。 機能拡張mを考えた時に、構造を維持したいよね。 それを可能にするのがfunctor則。 m (f.g)=(m f).(m g) haskellだと class Functor m where fmap :: (a -> b) -> m a -> m b とかく。これを<$>とも書く。fmap f x = f <$> x さて、Functor mだけど、以下の性質をもっていると便利そうだ。 1 m
cabal hellから逃れるにはstackを使うのが良さそう。以下は設定。 Haskell環境構築_20151226_最新版_4_投稿済み_stack-1.0.0対応版.md - Qiita Install/upgrade - The Haskell Tool Stack からstackのバイナリをもってくる。 適当な場所に置く。 pathを通す。 vi ~/.bash_profile export PATH=$PATH:~/stack-1.1.2-osx-x86_64 alias ghc="stack ghc --" alias ghci="stack ghci" alias runghc="stack runghc --" alias runhaskell="stack runghc —“ source ~/.bash_profile stack setup stack instal
昨日はホッジ作用素の続きを書こうと思ったが、横浜の方で雑用を3件ほど片付けていたのと、帰り道に大学に行ったら、後輩が院試で勉強していたので付き合ってしまったのと、必死に勉強している後輩を置いて、友達と飯食いに行ってしまい、そのままカラオケに行ってしまった。まぁ、勉強している暇がなかった。 免許更新をしたのだが、そのときにメガネをつけなかったので、目を凝らしてしまい、にらめつけるような写真になってしまった。ショックだった。街の中ですれ違いにざまに目つきの悪い人ににらまれることが多々あるのだが、なんか原因がわかったような気がした。ごめんなさい。メガネをかけて歩きます。 それはそうと、計量についてなんか書いてみようと思う。ホッジ作用素を計量がある空間で定義しようと思ったのだが、計量とは何かをはっきりさせなくては、書きにくい。 数学科でもなければ幾何をちゃんと勉強することはない。相対論とかをやらな
ついに圏論ブームがやってきましたね。 epiが環準同型だと全射になるとは限らないのはなんでかと聞かれたので考えてみました。 参考圏論:モノかつエピな射 再び - 檜山正幸のキマイラ飼育記 abstract algebra - Showing two ring homomorphisms that agree on the integers must agree on the rationals - Mathematics Stack Exchange 環準同型とは 1 f(a + b) = f(a) + f(b) 2 f(ab) = f(a)f(b) 3 f(1) = 1. が成り立つ関数のことを言います。以下では2だけを使います。 例として、整数環Zから有理数環Qへの埋め込みeを考えます。 これは明らかに全射ではないです。 さらに有理数環Qから実数環Rへの環準同型fとgを考えます。 さて
H定理(1872年)の批判で、 ロシュミットによる批判があるけど、 「時間対称的な力学から不可逆過程が導かれるはずがない、どこかに間違いがあるはずだ」 ボルツマン方程式は散乱を分布関数で扱っているので、力学系ではなくなっているんだね。量子論では散乱はS行列で確率的に扱われるから、ボルツマン方程式と相性がよい。よく古典系のシュミレーションで完全弾性の粒子をぶつけたりするけど、これはあくまでも力学系なので、ロシュミットの批判が当てはまる。しかし、chaoticなので、大体の場合ボルツマン方程式と同じような振る舞いを示す。 ボルツマンの時代には量子論がなかったので、chaoticな振る舞いにその根拠を求めたのが、長年にわたる混乱を招いたのだと思う。エルゴード理論とか再起定理とか物理的にはナンセンスな議論が繰り広げられた。そりゃ、力学系だと思っていれば、いろいろ疑問は生じるよね。 エントロピー増大
メールサーバーの設定を行った。(2014年9月7日再編集) OS Ubuntu 12.04 各種設定の意味はこれを参考にすると分かる。 Ubuntu 14.04 : MAILサーバー インストールと設定 : Server World ただし、やり方はなるべく手動の設定が少ない以下のやり方にした。 送受信メールサーバーにはPostfix、メールサーバーとメーラーの通信にはDovecotを使う。 apt-get install postfix dovecot-common dovecot-pop3d dovecot-imapd sasl2-bin postfix 設定ファイルは /etc/postfix/main.cf にある。 ubuntuの場合、インストール時にチュートリアルの質問に答えていけば、動くようになる。 internetを選択し、ドメイン名を確認する。 sudo vi /etc/
巡り会ったときのケミカルな予感!! 今年もやります。 登録はアテンドで!! http://atnd.org/events/42643 日時 :2013/10/13 10:00 to 20:00 定員 :30 人 会場 :渋谷 スマートニュース株式会社 飲み会もあるよ。登録してね。 http://atnd.org/events/44084 発表者は情報分野と物理分野の人で幾何な人を予定してます!参加は気楽にどうぞ。 一人一時間を予定。議論もバシバシやっていきたいかと思います。これを機会に興味の幅を広げて頂けたらと思います。 10:00-11:00「建築とコンピュータ・グラフィクスにおける力学と幾何学のちょうど中間」三木優彰 11:10-12:10「複雑流体の変分原理」深川宏樹 12:15-12:30ライトニングトーク 「SmartNewsの裏側」浜本階生 昼休み 60分 13:30-14:3
一番シンプルで本質的な回答は、運動量保存則で説明することだと思う。つまり、空気の流れを下向きにするから。 スプーンの背を蛇口からの水流に触れさせると吸い込まれる。これは水流がスプーンの背に沿って変化し流れを曲げるから。その結果、水の運動量が変化し、スプーンはその反力を受ける。同様に翼によって空気の流れが変わって地面方向に流れるので、運動量保存則により、機体が上方に運動量を受け取る。それだけ そういう説明がないかと少しググってみた。これは今井功先生が何かの本に書いてあった。流体の基礎方程式は、エネルギー保存則、運動量保存則、質量保存則で構成されている。これだけを押さえとけば十分だ。他の定理はこれらから適当な近似や仮定をつかって導かれる。だから、ベルヌーイの定理よりとしてしまうのは、しばしば本質を見誤ってしまう。ちなみにベルヌーイの定理の正体は、非粘性バロトロピック流体の定常流における運動量保
金平糖の話は、「対称性の自発的な破れ」について言及した文章ではないだろうか。南部先生よりも早いかな? 物理学では、すべての方向が均等な可能性をもっていると考えられる場合には、対称シンメトリーの考えからすべての方面に同一の数量を付与するを常とする。現在の場合に金米糖が生長する際、特にどの方向に多く生長しなければならぬという理由が考えられない、それゆえに金米糖は完全な球状に生長すべきであると結論したとする。しかるに金米糖のほうでは、そういう論理などには頓着とんちゃくなく、にょきにょきと角を出して生長するのである。 これはもちろん論理の誤謬ごびゅうではない。誤った仮定から出発したために当然に生まれた誤った結論である。このパラドックスを解く鍵かぎはどこにあるかというと、これは畢竟ひっきょう、統計的平均についてはじめて言われうるすべての方向の均等性という事を、具体的に個体にそのまま適用した事が第一の
アメリカのスパコンの政策 国費の無駄遣いスパコン「京」を再検証する スパコン支援について次の方向性が示されていると言う。 コンピュータ・ベンダーによる商用ハードウェアの開発や「産業界の活性化」を目的とした機器購入に対する出資は、HPCCからは直接やってはいけない。HPCCの支援は、コンピュータアーキテクチャの前競争環境における研究開発までで、この研究開発は、大学または大学と企業の共同研究レベルにおいてなされるものでなければならないし、システムやアプリケーションのソフトウェア側からのニーズに沿って行なわれるものでなければならない。 まとめると、米国政府が支援を行なうためには、次の条件を満たすべきということになる。 「コンピュータアーキテクチャの前競争環境における研究開発まで」 「大学または大学と企業の共同研究レベルにおいてなされるものでなければならない」 「システムやアプリケーションのソフト
以下は簡単なメモ 任意の確率分布関数をキュムラント展開すると、なにかしらのキュムラントを得ることができる。 確率分布関数をキュムラント展開したときに二次までのキュムラントしかないものを正規分布と言う。 したがって、正規分布は確率分布関数をキュムラント展開したときに、高次のキュムラントを切り捨てたものということもできる。 高次のキュムラントが無視できるような確率分布関数については、正規分布で近似可能。 これは、多項式を二次関数で近似するようなものなので、近似が成り立つ範囲ではいつでも使える。 正規分布が有用なのは、そういった理由じゃないかな。 全てが正規分布で近似できるわけじゃないというのが注意点。 以前、これに関連して次の文章を書いた。 非平衡統計力学の摂動展開に対する疑問。 - hiroki_fの日記
寺田寅彦の随筆に「科学者とあたま」がある。 寺田寅彦 科学者とあたま 要約すると、サイエンスをやるには頭が悪くないといけないということらしい。 「科学者になるには『あたま』がよくなくてはいけない」これは普通世人の口にする一つの命題である。これはある意味ではほんとうだと思われる。しかし、一方でまた「科学者はあたまが悪くなくてはいけない」という命題も、ある意味ではやはりほんとうである。そうしてこの後のほうの命題は、それを指摘し解説する人が比較的に少数である。 なぜなら、頭が良いとすぐに難点をあげて、できないと言ってしまうからだ。 頭のいい人は、言わば富士のすそ野まで来て、そこから頂上をながめただけで、それで富士の全体をのみ込んで東京へ引き返すという心配がある。富士はやはり登ってみなければわからない。頭のいい人は見通しがきくだけに、あらゆる道筋の前途の難関が見渡される。少なくも自分でそういう気が
11月初旬 加入の手続き すぐにクレジットカードがdeclineされたとの通知がくる。 あらためて手続き 保険会社の人 これで大丈夫と言う。 12月初旬 いつまでたっても保険証が届かない。 訪ねる。手続き中なので、待ってくれと言われる。 12月中旬 サービスセンターに問い合わせる またもやクレジットカードがdeclineされる。とくに通知なし。 クレジットカードの上限をあげてあらためて登録をすると申し出る。 受け付けれないので、マニーオーダで払えと言われる。 マニーオーダを送付する。 12月下旬 連絡なし。問い合わせる。マニーオーダが使えないと言われる。(実際には使えて、送金は完了している。) クレジットカードでの支払いを要求される。言われるままに了承。支払いが行われる。 二重払いが発生 保険証が届かない。あらためて連絡する。支払いが行われてないと言われる。そんなはずはないと調査を依頼する
相対性理論の変分法について書いてみようと思う。相対論的な変分法には思うところがあって、この際、あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 関連エントリー 一般相対性理論のゲージ理論的見方(1) - hiroki_fの日記 一般相対性理論のゲージ理論的見方(2) - hiroki_fの日記 一般相対性理論のゲージ理論的見方(3) - hiroki_fの日記 こういうエントリーを書くとあやふやな理解が訂正されて勉強になる。 目標は、 重力場の方程式を出すのに、物質の運動を表すLagrangian+曲率を表すLagrangianの計量の変分をとって計算なんて方法があるけど、これには注意が必要だ。 特に、物質の運動を表すLagrangianからから計量の変分をとってエネルギー運動量テンソルを導くには、ある条件が満たされている必要がある。 僕が調べた限り、その条件について書いてあった相対論の本は、ラン
統計力学の新しい基礎づけがなされたとのことで、 Phys. Rev. Lett. 108, 240401 (2012) - Thermal Pure Quantum States at Finite Temperature を眺めてみた。 適当に書いたので、以下は全部ウソです。 通常の統計力学の基礎原理は以下の2つで構成される。 1)熱平衡状態を表す密度演算子は、 [tex:\hat\rho =\frac{1}{W} \sum_{n^\in energy shell} |n>はn番目のエネルギー固有状態で、和はそのうち熱平衡状態とマクロに見て同じエネルギーの値を持つ状態だけについて取る。Wはそのような状態の個数である。 2)ボルツマンの原理 熱力学的エントロピーは S=k_B log W で与えられる。 たったこれだけ。 まず1)について、 統計力学でややこしいのは、密度演算子が物理的な実
数値計算をmany coreの計算機で行うと、ほとんどの数値計算では、演算器の計算速度に対して、メモリからのデータ転送が追いつかずに計算資源が無駄になる。 僕はこの手の問題の解決の一つに、解く方程式系を相対論化するというのがあると思う。相対論の重要な帰結の一つに「因果律」がある。つまり、いかなる情報も光速を超えて伝達しない。 ところが、非相対論的な方程式は、因果律を破る。局所的な変化が次の瞬間に全体に伝わる。 逆にいうと、局所的な物理量の変化をみるには、全体の情報が必要となることを意味する。非相対論的な方程式系を計算機上でに実行するとなると、大量のメモリ転送が必要となる。追記に説明あり。 これが計算機のパフォーマンスを著しく落とす原因となっていて、メモリ転送を抑えるアルゴリズムの開発が求められている。 メモリ転送の問題に取り組む方法の一つとして、相対論化した方程式系を解かせるというのがある
ゆらぎについて、気になること - hiroki_fの日記 に書いたことで、檜山さんから、 "Quantropy" John C. Baez, Blake S. Pollard http://arxiv.org/abs/1311.0813 を紹介してもらった。 ざっと紹介すると 統計力学と量子力学は、どちらも経路積分で書くことができて、次のような類似性がある。 Statics Dynamics statistical mechanics quantum mechanics probabilities amplitudes Boltzmann distribution Feynman sum over histories energy action temperature Planck’s constant times i entropy ??? free energy ??? ここで、???
第三回 物理と情報と幾何のインフォーマルかもな勉強会@スマートニュース株式会社 : ATNDをやりました。 発表者の方から資料を頂きましたので、資料を置きますね。 西尾さん@smartnewsのレポート 「建築とコンピュータ・グラフィクスにおける力学と幾何学のちょうど中間」三木優彰 非公開 「複雑流体の変分原理」深川宏樹 スライドはいずれ論文とともに公開予定です。 流体力学における変分原理の改良 - hiroki_fの日記 ライトニングトーク 「SmartNewsの裏側」浜本階生 非公開 「カーネル法を用いた点過程の解析」手塚太郎 正定値カーネルと再生核ヒルベルト空間について 「有限幾何と分割の組合せ論」山田紘頌 有限幾何と分割の組合せ論 「量子論理と射影幾何」古賀実 古賀さんの資料があるpage MinoruKoga 直リンク 第三回物理と情報と幾何の勉強会「量子論理と射影幾何」.pdf
昨日行ってきました。 2009-04-24 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 みんなでしりとりをしたり、"ああ"と"あ”って何が違うの?みたいな話をしたり。 面白かったです。 参考 モニャドセミナーには参加しなかったんだけど - bonotakeの日記 モニャドセミナーには参加しなかったんだけど 続き - bonotakeの日記 Diary?::2009-04-24 圏論ってシンプルすぎて、最初勉強し始めた時は余計なことを考えてしまうんですよね。 これは何?と聞いても、それを考えることに意味はないみたいに言われると、 ?? となるんです。 公理は3つしかないので、それに一つ一つ戻ってみれば分かりやすかったのではないかと思います。 おおざっぱに言えば、 圏論は、結合律が成り立ち、恒等射が存在するものだけが考察の対象なのではないでしょうか?(対象については省いて書いてる) 1 合成: f・g 2
広大なネットを徘徊していたら、 A covariant action principle for dissipative fluid dynamics: From formalism to fundamental physics http://arxiv.org/pdf/1306.3345v1.pdf なる論文を見つけた。 これは自分がやりたいと思っていた研究だ。ちなみに僕が2012年に出した論文は「A Variational Principle for Dissipative Fluid Dynamics」 タイトルがかなり似ている。そうなんです。変分原理の相対論的な拡張なんですよ。アイデアは前々からもっていただけど、百家争鳴状態の相対論的ナビエ・ストークスに殴りこみに行くには、非相対論で地固めをしてからと思っていたのだけど、先にやられてしまった。変分原理の定式化は散逸さえ決めてしまえば
過去の論文を調べて、自分の主張とかぶっているものがないのかを調べているのですが、面白いことがわかりました。 流体の変分方について、20世紀初頭にある程度分かっていることが、1960年を境にすっかり忘れ去られているのです。戦争で基礎物理がないがしろにされたからなのでしょうか? 科学は常に進歩していると思われがちですが、退歩していることも往々にしてあります。 先人の作り上げた基礎を学ぶだけでは、先人の到達した知恵には及びません。自らつくりあげる苦しみをたどらなくてはならないと思います。 ホンダ技研がボーイング社と共同で飛行機を作っていますが、ホンダの技術者はノウハウが無い為に0からの設計でした。ところが、ボーイング社は過去からの膨大なノウハウを持っています。しかし、ボーイング社の技術者はノウハウを理解しないで継承だけをしているので、ノウハウ以上のことができないらしいのです。材料にカーボーンが使
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『hiroki_f’s diary』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く