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線量 定検時に上昇 ■通院中も「従事可能」 中部電力浜岡原子力発電所(静岡県浜岡町)で作業していた嶋橋伸之さん=当時(29)=が白血病で亡くなり半年たった一九九二年春。勤務先の会社にあった遺品が、両親に届けられた。机の引き出しにあった給料袋やくしなどに交じり、放射線管理(放管)手帳二冊があった。 ◆ 原子力施設での作業員の被曝(ばく)線量は、放射線従事者中央登録センター(東京都千代田区)が一元的に管理し、記録は放管手帳に記載される。手帳は、被ばくの前歴とともに健康診断、放射線防護の安全教育歴も記される。 嶋橋さんの手帳は、中部電力の発電所で「保修業務」などの元請け会社・中部プラントサービス(名古屋市)が発行、その下請けだった嶋橋さんの会社で保管されていた。 ◆ 両親が知りたかった息子の被ばく線量は、すべて放管手帳にあった。嶋橋さんの死後、何度も手帳を返してくれるよう掛け合った。やっとの思い
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