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ノーベル賞
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5月18 若者から自殺する権利までを奪えるか/原 悟克 カテゴリ:社会 浅利圭一郎さんの記事『自殺と「無邪気な表明」を防ぐには』は、記者として自殺問題の現場に関わってきた浅利さんならではの鋭い視点が光るが、筆者にとって最も印象的だったのは、浅利さんも「自殺の是非には言及しない」という立場をとっていることである。読者に扇情的な印象を与える可能性を厭わず、この記事のタイトルを「若者から自殺する権利までを奪えるか」としたのは、20〜30代の死因のトップが自殺である点、日本が若者にとって生きにくい社会であることは誰にも否定できないはずであるのに、その社会構造にメスを入れずして、自殺を予防する議論だけが一人歩きする対応策へのアンチテーゼを示すためだ。若干、出版から時間が経ってはいるが、若者が自殺に至る精神的な行き詰まりを理解するためには、曹洞宗僧侶である南直哉氏が著した「なぜこんなに生きにくいのか
3月16 続・「節電すべきか」という疑問に対する回答(東北電力、東京電力地域以外)/原 悟克 カテゴリ:東日本大震災 週明け15日の日経平均株価が史上3番目の下げ幅を記録するなど、東日本大震災が日本経済に与える甚大な影響が徐々に予想される中、実体のない心因的な理由で、さらに日本経済の停滞を加速させてはならない。過度な自粛ムードは、その典型といえよう。また、東京電力圏・東北電力圏以外で節電しても、わずかな電力しか被災地や首都圏に送れない ことは、かなり多くの方に理解いただけたようだが、そのうえで「節電すべきか」という問題は、ある程度の前提条件を共有しなければ議論にすらならないので、ぜひ理解していただきたい。わが国のエネルギー行政の長である海江田経産相ですら、首都圏の電力がどのように不足するかを理解していなかった のだから、一般の国民が正確に理解できないのも無理はない。この点は井上晃宏さんの記
3月14 節電チェーンメールと政府のお粗末な節電呼びかけの関係性/原 悟克 カテゴリ:社会 電力会社の社員またはその家族や友人を騙って、東京電力・東北電力地域以外でも節電を促すチェーンメールが大量に出回っている。筆者が入手したのは、亜種とも呼ぶべき「北海道版」だが、どうやら関西あたりにオリジナルがあるらしい。ツイッターを見るかぎりはそろそろ収束しているようだし、朝刊を読めばガセネタだとわかる が、朝のニュースをチェックする習慣のない人がさらにチェーンメールを広める可能性もあるので、夜明けまでにこの記事を公開することを目標に書く。続きを読む 2011年03月14日07:20 nori_hara コメント:1 トラックバック:0 3月13 「節電すべきか」という疑問に対する回答(地域別)/原 悟克 カテゴリ:社会 東北電力が電力供給をおこなう地域では大規模停電が続いている。東京電力が電力供給を
3月14 節電チェーンメールと政府のお粗末な節電呼びかけの関係性/原 悟克 カテゴリ:社会 電力会社の社員またはその家族や友人を騙って、東京電力・東北電力地域以外でも節電を促すチェーンメールが大量に出回っている。筆者が入手したのは、亜種とも呼ぶべき「北海道版」だが、どうやら関西あたりにオリジナルがあるらしい。ツイッターを見るかぎりはそろそろ収束しているようだし、朝刊を読めばガセネタだとわかる が、朝のニュースをチェックする習慣のない人がさらにチェーンメールを広める可能性もあるので、夜明けまでにこの記事を公開することを目標に書く。鉄腕DASHチェーンメール と同様で何のオリジナリティもないが、震災という他人の不幸を契機にし、また、非被災者の正常な経済活動を阻害する点で二重に悪質だ。しかし、IT化が進み、個人でもあらゆる情報の取得が可能なのに、なぜこうも簡単に多くの人が騙されているのだろうか。
3月13 「節電すべきか」という疑問に対する回答(地域別)/原 悟克 カテゴリ:社会 東北電力では大規模停電が続いている。東京電力では14日にも1,000万キロワットの電力不足が予想され、東京電力は500万キロワット単位で地域ごと順番に停電させる輪番停電で対応する予定だ。被災地域のように物理的に送電線が遮断されている場合は復旧を待つしかないのだが、単純に電力が不足する場合は、各電力会社間で電力の融通をおこない合うのが通例なのに、今般は、なぜこれが出来ないのか。若干、情報が若干錯綜しているようなので整理しておく。 2.節電はするべきか各電力会社ごとに事情が異なる。 ①北海道電力北海道は、冬期のエネルギー需要に応える必要性から、需要に対する電力供給能力がそもそも過剰ぎみなので、ボトルネックである北本連系限界の60万キロワットくらいは、おそらく現状でも融通できるだろう。つまり、残念ながら北海道
3月13 東日本巨大地震・道民ができることのまとめ/原 悟克 カテゴリ:社会 東日本巨大地震は、発生から1日半が経過しても、いまだに被害の実態すら見えない状況ですが、北海道民として今、被害が甚大な岩手県・宮城県・福島県の被災者に対して出来ることをまとめました。東京のブロガーからは同じ趣旨の記事が発表されています が、北海道は地政学的に事情が違うので、対比参照しながらご覧ください。まず、やってはならないNGリストからです。 1.ボランティア目的で、向こう見ずに被災地に行かない北海道から被災地までは、海があるのでこの目的で行く人は少ないと思いますが、ボランティアの経験がない素人が行っても、邪魔になるだけです。どうしても行きたければ、日本赤十字社 などがボランティア受け入れのインフラを整備してからにしましょう。2.物資を送る思いつきで特定の物資を送っても、被災地まで届く可能性が低いばかりか、かり
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