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止まらない松くい虫の被害(その2) 日本固有の美しいマツ林が松くい虫の被害によって次第に姿を消しつつあることは本ホームページの2つのトピックスで取り上げた。トピックス161 では、島根県出雲市でのヘリコプターによる殺虫剤の空中散布と時を同じくして1000人を超す児童が目のかゆみを訴え、殺虫剤との因果関係は不明なのに反対運動によって市は 殺虫剤の空中散布を断念せざるを得なくなった経緯を説明した。また、トピックス198では、松くい虫被害の年次推移、松くい虫のライフサイクル、殺虫剤散布の地域住民に対する 影響調査の結果などについて説明した。今回はその後の状況について少し付け加えたい。 先ず、マツ林における殺虫剤の空中散布を断念した出雲市では被害が拡大し、出雲大社裏山のマツ林は見るも無残な姿に変り果ててしまった。 市は、枯損木の伐採・撤去、健全木に対する薬剤注入を行っているが、焼け石に水の状態とい
この表から分かることは、ミツバチに対する毒性はシアノイミン系化合物の方がニトロイミン系に比べて低いこと である。このような構造上の違いがどうしてミツバチ毒性の差をもたらすのであろうか。ミツバチ頭部のニコチン性アセチルコリン 受容体に対するアセタミプリドの結合親和性は、イエバエ頭部のそれとほぼ同じである。そこで、ミツバチ選択性の理由として考えられる のは、ミツバチ体内での殺虫剤の代謝、あるいは無毒化経路の違いである。ミツバチ体内でのアセタミプリドの代謝は分かっていないが、 植物体内でのこの殺虫剤の代謝物はミツバチに対して全く毒性を示さない。それに対して、イミダクロプリドのミツバチ体内での代謝物の 中には、親化合物よりも高い毒性を示すものがあると報告されている。 代謝に関連して興味深いのは、アセタミプリドやチアクロプリドのミツバチに対する低毒性がある種のエルゴステロ ール系殺菌剤が共存すると打
農薬及び関連分野における最近 のトピックス、農薬の開発と安全性などについて理解して頂くためにこのページを開設しました。 「トピックス」では、最新の話題について自分の意見を加えながら紹介し、「ミニ解説」では、農薬全般に ついてできるだけ平易な言葉で解説します。又、趣味のページとして、八ヶ岳高原の四季などを紹介しています。
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