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えぼり 著者のえぼりさんは意識障害患者を多く抱える中小病院で看護師を続けるかたわら、国際医療支援のためだったり、ただ気が向いただけだったりで世界のあちこち、特にスペイン語圏を漂っていらっしゃいます。 日常の看護のこと、学生時代の思い出、中南米のめずらしい食べ物、そして看護をめぐる世界の出来事まで、柔らかな感受性で縦横無尽に書き尽くしたブログ《漂流生活的看護記録》は圧倒的な人気を誇っていました(現在閉鎖中)。その人気ブログを、なんと我が「かんかん!」で再開してくださるとのことッ! これはこれは大変な漂流物がやってまいりました。どうぞ皆様もお楽しみに! パパパ〜ンダ 街中を歩くと青い碇(いかり)のマークに「ROOM FOR RENT」と書かれた看板を掲げた家が目に付く。これは「カサ・パルティクラール」という認可を受けた一般家庭が旅行者に自宅の一部を貸している宿泊施設の一種で、だいたい日本円で一
大澤真幸(おおさわ・まさち) 1958年生まれ。社会学者。 著書に、『行為の代数学』『身体の比較社会学』『ナショナリズムの由来』(毎日出版文化賞) 『〈自由〉の条件』『〈世界史〉の哲学 古代編・中世編』『社会は絶えず夢を見ている』等のほか、 橋爪大三郎氏との共著に『ふしぎなキリスト教』『ゆかいな仏教』がある。 個人雑誌『大澤真幸THINKING「O」』を刊行中。 オフィシャルウェブサイト http://osawa-masachi.com/
『訪問看護と介護』2013年2月号から、作家の田口ランディさんの連載「地域のなかの看取り図」が始まりました。父母・義父母の死に、それぞれ「病院」「ホスピス」「在宅」で立ち合い看取ってきた田口さんは今、「老い」について、「死」について、そして「看取り」について何を感じているのか? 本誌掲載に1か月遅れて、かんかん!にも特別分載します。毎月第1-3水曜日にUP予定。いちはやく全部読みたい方はゼヒに本誌で! →田口ランディさんについてはコチラ →イラストレーターは安藤みちこさん、ブログも 第14回 看取りをとおして思い知ったこと(最終回) 14−1 14−2 14−3 第13回 看取りの時間 家で看取るということ〈その6〉 13−1 13−2 13−3 第12回 崖っぷちでの出来事 家で看取るということ〈その5〉 12−1 12−2 12−3 第11回 死にゆく人と対話する︱家で看取るということ
1950年生まれ。合気道7段、居合道三段、杖道三段の武道家であり、神戸市に2011年に完成した道場兼能舞台の「凱風館」を主催している。 フランス現代思想、ユダヤ人問題から映画論や武道論まで幅広い著作で知られる。 武道論に『私の身体は頭がいい』(文春文庫)、『武道的思考』(ちくま新書)などがある。 第6回小林秀雄賞、新書大賞2010、第3回伊丹十三賞などを受賞。 『死と身体』(医学書院)は知る人ぞ知る隠れた名著! ブログURL: http://blog.tatsuru.com/ 第1回 矛盾の中へ ◆意図を持つと体が動かない――焦点化と拡散化 内田 合気道の稽古をご覧になっていかがでした? 熊谷 憑依しながら見るというか、いろいろな人の中に入り込んで追跡する感じで見ていたので、終盤クラクラしてきました(笑)。本当にいろいろなことを連想的に思いましたので、どれからお話ししたらいいのか……。そう
信田さよ子(原宿カウンセリングセンター所長) 1946年岐阜県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了後、 駒木野病院勤務などを経て、現在に至る。 臨床心理士。依存症のカウンセリングにかかわってきた経験から、 家族関係について提言を行う。 著書に『アディクション・アプローチ』『DVと虐待』(ともに医学書院)、 『ザ・ママの研究』(よりみちパン!セ/イースト・プレス)、 『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』の墓守娘シリーズ(春秋社)、 『家族の悩みにお答えしましょう』(朝日新聞出版)他多数。 カウンセリングは、しばしば現状追認的であり、現状維持に利すると考えられてきた。カウンセラーをしていますと言うと、心を見透かされるかもしれないといった妙な誤解を示され、「心理学なんて」という軽蔑の混じった視線を投げかけられることもある。 そんな反応には慣れっこだが、三〇年以上もバーンアウトせず
本書編集担当 石川誠子こと、イシカーさん 精神科医療者の皆さんなら、「呉秀三」という名前と、「わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸のほかに、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」というフレーズを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。このフレーズは今回現代語訳した『精神病者私宅監置ノ実況』に出てくる一文です。 呉秀三は、精神病者を私宅で監禁することを強制する精神病者監護法を廃し、新しい法律(精神病院法)を作り、病者を病院で看るという形を目指そうとした人です。そして新しい法律制定の根拠として、政治家向けに作成した調査報告書が、この『精神病者私宅監置ノ実況』だったといわれています。その意味で、この本は近代精神医療の原点といっても過言ではありません。 制作期間3年という異例の長さで、「明けても暮れても呉」とばかりに本書の編集に携わった編集者2人が、個人的感想も含めて
熊谷晋一郎(くまがや・しんいちろう) 1977年生まれ。小児科医。新生児仮死の後遺症で、脳性まひに。 以後、車いす生活となる。 東京大学医学部卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務を経て、 現在東京大学先端科学技術研究センター特認講師。 少年時代に明け暮れたリハビリ生活を 科学的かつ官能的に描いた『リハビリの夜』(医学書院、2009年)で、 第9回新潮ドキュメント賞受賞。 平成24年8月24日 熊谷晋一郎(小児科医、脳性まひ当事者) 1 はじめに 薄れていく恐怖と痛み、深まっていく孤独の中で、リビングウィルに思いを込めたすべての人々に対し、私は、心からの敬意を表したいと思います。 私は、大切な人に負担をかけることなく、ひっそりと、粛々と、死への準備をしようという深い思いを想像すると、胸が熱くなりますし、むしろそのことを批判しようとする人に対して、怒りを覚えます。 この文章
川口有美子 『逝かない身体』(医学書院)で2010年6月第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。 NPO法人さくら会理事、有限会社ケアサポートモモ代表取締役、日本ALS協会理事。主な活動として患者会や執筆のほか国の難治性疾患克服研究と重度障害者の地域生活ための政策立案に携わっている。 最近の成果としては、認定特定行為業務従業者研修(たんの吸引と経管栄養の研修)モデル事業を、人工呼吸療法の当事者団体であるさくら会で受託し、8年前に開発した7時間のカリキュラム(「進化する介護」)で非専門職でも医療的ケアを短期間で教習できることを実証。介護職員によるたんの吸引と経管栄養の制度化にこぎつけた(2011年4月から施行)。 川口有美子さんに聞く ■尊厳死法制化に向けた動きが具体化 2012年6月6日、超党派の「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長:参議院議員・増子輝彦氏)は「終末期の医療における患者の
名越康文 1960年生まれ。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院精神科主任を経て、99年、名越クリニックを開業。専門は思春期精神医学。精神科医というフィールドを越え、テレビ・雑誌・ラジオ等のメディアで活躍。著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書、2010)、『薄氷の踏み方』(甲野善紀氏と共著、PHP研究所、2008)などがある。2011年4月より「夜間飛行」(http://yakan-hiko.com/)にて公式メルマガスタート。 本稿は、2011年1月26日、医学書院で行われた「ナーシング・カフェ 医療者のための心の技法」での名越康文氏の講演をまとめたものです。 前回より続く 怒りのコントロールは仏教においても大きなテーマ では、僕が東洋の心理学と呼んでいる仏教では、怒りについてどう述べているのか。仏教の経典の現代語訳や解説を読んでみると、なんのことはない、250
岡田慎一郎 岡田慎一郎 1972年生まれ。理学療法士、介護福祉士,介護支援専門員。身体障害者,高齢者施設の介護職員,介護講師を務めるなかで、従来の身体介助法に疑問を抱き、独自に身体介護法を工夫。2003年、武術研究家の甲野善紀氏と出会い,その古武術の身体操法に感銘を受け、師事する。2004年頃から、古武術の身体操法を応用した「古武術介護」を提案したところ大きな反響を呼んだ。現在では、医療、介護施設などを中心に全国で年間200を超える講習会活動を行っている。 著書に『古武術介護入門(DVD付)』、『DVD+BOOK 古武術介護実践篇』(医学書院)などがある。 岡田慎一郎公式サイト(http://shinichiro-okada.com/) 連載「働く身体のつくりかた」など、古武術介護の岡田慎一郎先生のコンテンツの一覧です。 【連載】働く身体のつくりかた 全8回でお届けしたこの連載では連載では
今村顕史 都立駒込病院感染症科医長・感染対策室長 著書に『JJNスペシャル82 感染症に強くなる 17日間菌トレブック』がある。 感染症の情報満載のtwitterはこちら→@imamura_kansen イラストレーション:櫻井輪子 http://www.wakonosu.net/ 冬~春にかけて流行するウイルス性胃腸炎の代表が、「ノロウイルス」と「ロタウイルス」です。 この2つのウイルスの典型的な流行パターンは、「前半がノロ」で「後半がロタ」という順序で流行がすすみます(ノロのあとはロタ→“ノロタ”と覚えておきましょう)。 まだ、ノロウイルスの散発的な集団発生は起こっている状況ですが、全体的なノロウイルスの発生数は減ってきています。これからは小さなお子さんが感染しやすいロタウイルス胃腸炎の流行期です。ロタのことをしっかり学んでおきましょう。 ロタウイルス胃腸炎の症状 ロタウイルス胃腸炎は
プロフィール 北川貴英 システマ東京代表。1975年6月生まれ。空手をはじめさまざまな武術や身体論を学んだ後、2005年にロシア武術「システマ」に出会う。08年、システマ創始者ミカエル・リャブコ氏より公式インストラクターとして認定される。現在、朝日カルチャーセンター、東急Beなど多数の定期クラスをもつほか、防衛大学課外授業、公立小学校などで指導を行う。2011年、『システマ入門』を上梓。システマブログ(http://systemablog.blog54.fc2.com/) 岡田慎一郎 1972年生まれ。理学療法士、介護福祉士,介護支援専門員。身体障害者,高齢者施設の介護職員,介護講師を務めるなかで、従来の身体介助法に疑問を抱き、独自に身体介護法を工夫。2003年、武術研究家の甲野善紀氏と出会い,その古武術の身体操法に感銘を受け、師事する。2004年頃から、古武術の身体操法を応用した「古武術
村岡 聡 群馬県当事者研究会ピアリンクメンバー。 21歳で自殺未遂、それから36歳までの15年間ひきこもる。 現在、41歳。 第1回(2回連載) 視線の先には縁側のある古い家が見える。自分の修行のために1週間、母の実家に泊まりにきた。小学校1年生、7歳の私はそこで誓った。 「なんでも自分で考え、判断する強い人間になろう」 モノトーンのはっきりした記憶。 * 私は母から、「わがまま、甘えん坊、神経質の引っ込み思案。そんなんじゃだめだよ」といつも言われていた。 たしかに私は、親戚の家に行っても挨拶もできない。前を向いて道を歩けない。そのうえみんなと一緒に集団登園するときは、いつも30mくらい先を歩いてしまう。ときどき後ろを振り向くと、みんながわいわいがやがやと楽しそうに歩いてくるのを見て、どこかほっとする。 遊びのときも一緒だ。いつの間にか輪から離れて座り、みんなを眺めてぼんやりしている。そう
熊谷晋一郎 1977年生まれ。新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。 小中高と普通学校で統合教育を経験。 大学在学中は地域での一人暮らしを経験。また全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害をもった学生たちとともに、高等教育支援活動をする。 東京大学医学部卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現在、他の障害をもつ仲間との当事者研究をもくろんでる。 著書に『発達障害者当事者研究 ゆっくりていねいにつながりたい』綾屋紗月との共著)、『リハビリの夜』。 身体介助に必要な「怯え」と「覚悟」 「介護されるプロ」、古武術介護を体験する 「介護するプロ」がいれば、「介護されるプロ」がいる。脳性マヒの当事者として生き、小児科医・医学研究者として活動を続ける熊谷晋一郎氏は、まぎれもなく「介護されるプロ」といえ
名越康文 1960年生まれ。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院精神科主任を経て、99年、名越クリニックを開業。専門は思春期精神医学。精神科医というフィールドを越え、テレビ・雑誌・ラジオ等のメディアで活躍。著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書、2010)、『薄氷の踏み方』(甲野善紀氏と共著、PHP研究所、2008)などがある。2011年4月より「夜間飛行」(http://yakan-hiko.com/)にて公式メルマガスタート。 本稿は、2011年1月26日、医学書院で行われた「ナーシング・カフェ 医療者のための心の技法」での名越康文氏の講演をまとめたものです。 心の成り立ちについての共通了解をつくる 名越康文です。はじめまして。よろしくお願いします。 医療職に限らず、人事や営業といった対人関係のお仕事をされている方に聴いて頂く講座では、僕は必ず「人間の心の成り立
前回はこちら 単 独 に 耐 え る と い う こ と 危篤の状態から引き返してきた父親の状態は、比較的安定していた。 安定とはいっても、病状が改善されたというわけではない。 劇的な改善が期待できるわけでもない父親のような老人にとって、安定とは昨日と今日があまり変らないということであり、それだけで十分だと思わなければならない。 酷い譫(せん)妄状態は相変わらずで、ベッドに固定され、点滴や計測のチューブに繋がれている安定である。 俺はどこかで、もう父親はこれ以上回復することはないだろうと諦めに似た気持ちになっていたと思う。 このあまりうれしくない予感は一か月後に現実になるのだが、そのときはそれがいつになるのかということも考慮の外であった。 諦めとは、将来に関して関与する気持ちを捨て去ることなのかもしれない。なるようにしかならないし、なるようになればよいと思うことだろう。 諦めには悲哀がつき
名越康文 1960年生まれ。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院精神科主任を経て、99年、名越クリニックを開業。専門は思春期精神医学。精神科医というフィールドを越え、テレビ・雑誌・ラジオ等のメディアで活躍。著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書、2010)、『薄氷の踏み方』(甲野善紀氏と共著、PHP研究所、2008)などがある。2011年4月より「夜間飛行」(http://yakan-hiko.com/)にて公式メルマガスタート。 本稿は、2011年1月26日、医学書院で行われた「ナーシング・カフェ 医療者のための心の技法」での名越康文氏の講演をまとめたものです。 前回より続く 怒っている人も、苦しんでいる 怒りというものが、僕らを苦しめているものの正体だということをずっと語ってきましたが、そうすると当然、「ではどうやって怒りをコントロールしたらいいのか」という疑問
内海 健…東京藝術大学保健管理室・精神科医 / 綾屋紗月…アスペルガー障害当事者 / 熊谷晋一郎…脳性まひ当事者・小児科医 内海健氏は1955年生まれ。東京大学医学部卒業後、東大分院神経科で臨床に従事。帝京大学医学部精神神経科学教室を経て現在に至る。2000年に発行した『うつ病新時代 ――双極性2型障害という病』(勉誠出版)は、鋭い社会批評と精神医学への深い洞察で名著の誉れ高い。 綾屋紗月氏は1974年生まれ。東大先端科学技術研究センター研究者支援員。2008年に『発達障害当事者研究』(医学書院、熊谷氏と共著)でデビュー。その後『前略離婚を決めました』(よりみちパン!セ)、『つながりの作法』(NHK出版、熊谷氏と共著)を刊行。 熊谷晋一郎氏は1977年生まれ。東大先端科学技術研究センター特任講師。上記綾屋氏との共著のほか、『リハビリの夜』(医学書院)で新潮ドキュメント賞受賞。 ★★ 発達障
前回はこちら 「 変 化 」 の 年 に 母親が亡くなった二〇〇九年は、「CHANGE!」のスローガンで歴史的な選挙に勝利したバラク・オバマの第四十四回アメリカ大統領就任から始まった。世界初の黒人大統領の誕生は、ほんとうに世界が「変化」するのではないかという期待を抱かせるに十分な明るいニュースであった。 しかし明るいニュースを切望する時代とは、必ずしもよい時代とはいえないかもしれない。この年も、人々が「変化」に期待しなくてはならないほど、澱んだ空気が世界に充満していた。 前年のリーマン・ショック以来、世界経済は混乱し、不況の波が日本にも押し寄せてきていた。トヨタ・ショックと呼ばれた、世界企業トヨタの大不振に続いて、日本を代表するメーカーであるソニーが十四年ぶりの営業赤字を計上した。一月に発表された前年十二月の完全失業率は四・四パーセントとなり、前月からの悪化幅は、現在の調査方法になってから
尾上義和 (社会福祉法人藤沢育成会、PSW) 2009年に障害者団体向け割引郵便制度を不正利用したとする容疑で、当時の厚生労働省村木厚子局長らが大阪地方検察庁特別捜査部によって逮捕・起訴された(その後村木氏は無罪確定)。 その後捜査を進めていくなかで、社会福祉法人全国精神障害者社会復帰施設協会(全精社協)との関連が浮かび上がった。大阪地検特捜部は2009年10月20日、精神障害者福祉施設「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)の運営費などに流用する目的で厚生労働省から調査研究名目の補助金計約5100万円の交付を受けたという容疑で全精社協の会長、元副会長、元事務局次長、元常務理事(尾上義和氏)を逮捕した。 2009年11月、会長と元副会長は起訴処分(2010年に執行猶予の判決となる)、元事務局長と尾上氏は起訴猶予処分となった。 ――本稿は、本件について大阪地検の取り調べを受けた当事者の尾上氏
平川克美(ひらかわ・かつみ) 1950年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、渋谷区道玄坂に翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。1999年シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加。現在、株式会社リナックスカフェ代表取締役。 本連載を大幅加筆した『俺に似たひと』は、1月20日発売!! 定価1680円(税込)です。 なお『小商いのすすめ――「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』(ミシマ社、1680円)も同時刊行。こちらもよろしく! 『俺に似たひと』1月20日発行! (四六版、240頁、税込定価1680円)ISBN978-4-260-01536-3 物 語 と い う 形 式 これから「俺に似た人」について語ろうと思う。「俺に似た人」とは、ついひと月ほど前に亡くなった俺の父親のことである。 この二年間、俺は父親の介護をするために、実家に戻
雑誌『精神看護』の緊急特集「東日本大震災で揺れた私たち」を無料PDFで(5月末まで)公開しています! 緊急特集 未曾有の大震災に私たちは,物理的にも心理的にも大きく揺れました。言葉にできない思いを,これほど多くの人が一度に感じるときはそれほどないでしょう。この地震で,何が揺れたのか,言葉にしていただきました。 ■患者さんに起きた、急性ストレス反応の事例をリアルに報告。 PDF:被災地の病院では何が起きていたのか―福島市・富士病院からの報告 加藤 久美/5病棟スタッフ一同(医療法人富士病院・看護師) ■「共感疲労」を、知っているとの知らないのでは違います。 PDF:共感疲労という二次災害から看護師を守る 武井 麻子(日本赤十字看護大学・看護学部長) ■私たちが揺さぶられたものは一体何だったのか。日常をどのように営めばよいのか。 PDF:地震で本当に揺れたもの 春日 武彦(精神科医)
医学書院webサイト(http://www.igaku-shoin.co.jp/top.do)では、弊社発行雑誌『JIM』で特集した震災関連記事のPDFを無料公開しています。今後、他の雑誌・書籍の震災関連記事・ページのPDFを随時公開いたしますが、公開までの間、かんかん!でもPDFを公開いたします。このたびの震災で被災された方々の救出・救命・治療に当たられる医療従事者の皆様にご活用いただき、少しでもお役に立てれば幸甚に存じます。
六車由実(むぐるま・ゆみ) 1970年、静岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。民俗学専攻。東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員、同大学芸術学部准教授を経て、現在、静岡県東部地区の特別養護老人ホームにて介護職員として勤務。 論文に「人身御供と祭」(『日本民俗学』220号、第20回日本民俗学会研究奨励賞受賞)。『神、人を喰う――人身御供の民俗学』(新曜社、2003年)で2002年度サントリー学芸賞受賞。 『クロワッサン』(マガジンハウス、2011年1月10日、25日発行号)「おんなの新聞・介護」に2号連続で取材記事掲載予定。 トイレは小さなワンダーランド 老人ホームの利用者さんたちとじっくりとつきあってみると、人間の行動と記憶との深いかかわりに驚かされることがたびたびある。 私は以前にそのことを『看護学雑誌』の連載でジェスチャーゲームの例などを挙げながら述べたことがあ
六車由実(むぐるま・ゆみ) 1970年、静岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。民俗学専攻。東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員、同大学芸術学部准教授を経て、現在、静岡県東部地区の特別養護老人ホームにて介護職員として勤務。 論文に「人身御供と祭」(『日本民俗学』220号、第20回日本民俗学会研究奨励賞受賞)。『神、人を喰う――人身御供の民俗学』(新曜社、2003年)で2002年度サントリー学芸賞受賞。 シリーズ ケアをひらく 『驚きの介護民俗学』 3月15日発行! (A5六版、240頁、税込定価1680円)ISBN978-4-260-01536-3 「キーワードは『驚き』ですね」 これまで「驚きの『介護民俗学』」を連載させていただいていた『看護学雑誌』は12月号をもって休刊になるが、医学書院編集者・白石正明さんのご厚意により、こうして《看護師のためのwebマガジン「
「まんがだからわかる!できる!看護のための薬理学レッスン」~Lesson13 抗不整脈薬~ 薬を知れば気づけるミス、チェックできる徴候、防げる事故がありますよね。 それはわかっていても、膨大な薬の知識を、病態と結びつけながら、体系立てて理解することは簡単ではありません。 たくさんの知識を整理するために「まず必要」な基本事項を、まんがで解説します。 続きを読む いちおし! 第7回 腕組みの男性 若年性認知症当事者が描く、日常とおれんじドアのエピソード。 第3回 プローブマークとエコー画像の関係 難しく考えずに、とにかくエコーに触れてみよう! 看護未来塾 聞いて下さい!マスメディアのみなさま 「COVID-19 による集中治療室の看護体制と看護師の... 【最終回】疾病経験がわたしにもたらしたもの 高次脳機能障害当事者の人類学者が自らの体をフィールド・ワークします! 『マンガで学ぶ! がんのキ
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