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中東情勢
junji0412.hatenablog.com
そっと忍び寄る静かな衝撃。姿を変え、気配を消し、わずかな精鋭を従えて確実に標的を狩る。 11月25日に全世界同時シェアされたThe Weekndの新作『STARBOY』を一聴したインパクトがまさにそれだった。デビューから自身のトレードマークだったヘアスタイルを一新し、ビジュアル面からトラックメイクに至るまで、徹底したコンセプトを掲げた今作『STARBOY』は、まさにThe Weeknd自身の手によって第2章を迎えるにふさわしい内容だ。 トータルタイム68分、全18曲と前週にシェアされたBruno Mars『24K Magic』とは対照的なボリュームである。あくまで“デジタルアルバム”として現代のテクノロジーに則った今作は、圧倒的なボリュームからも、アルバム全体を通して聴かせる自信に満ち溢れている。まだ聴いてない人は是非デジタル購入するか、Spotify, Apple Musicなどでストリ
(引用元:Pneumatic cannons make a big finish for Rolling Stones' Concerts) The Weekndが来月11/26にシェアする新作『STARBOY』。おそらく、いや、間違いなくKanye West『The Life of Pablo』, Frank Ocean『Blonde』同様、”これ以前、これ以後”と時代を分かつ作品として語り継がれることだろう。 そんなThe Weekndだが、つい先日までここ日本を訪れていたことがネットを中心に話題となっていた。自身のInstagramに東京、京都の観光地を次々と写真に収めてはアップする様子は、純粋につかぬ間の休息を堪能していること伝えてくれるものとなった。 The Weekndさん(@theweeknd)が投稿した写真 - 2016 10月 5 6:21午前 PDT さらにここ最近の大
@PCMusic インターネット発〜ロンドン経由〜世界行き 2013年に産声をあげたロンドンのインディーレーベル〈PC Music♪〉は、僅か3年というスパンでそのレーベルネームを世界規模のものとした。形容を無視したレーベルカラーと独自のカテゴライズと言わざるを得ないトラックメイカー/プロデューサー/シンガーを数多く有し、グラフィックも合わせた総合的なアートレーベルとも称することができる。新進気鋭のレーベルでありつつ、様々なカルチャーと共犯関係を築いてきたオンリーワンな歴史を持つ。しかし、認知度も上がり確実に特定のエレクトロニカファンを獲得してきたこのレーベルは、実はまだ未成熟であり、現在も発展途上中なのである。 今年その〈PC Music ♪〉が、何やらおかしい。いや、怪しい。 活動領域は守りつつ、何か例年とは異なるレーベルスタンスを築こうと模索しているような動きを見せている。小さな変化
先週末、ようやくSpotifyの招待コードが届きました。 登録はいたってシンプル。アドレス登録やパスワード設定などは当然のようにあるけど、それ以降はスムーズに視聴画面にシフトします。 2016年9月29日、ここ日本でも音楽ストリーミングサービス「Spotify」がローンチされました。招待制のため、利用したい人はまず専用アプリをダウンロードし、招待コードをリクエストする必要があります。それでも、待つ価値はそれなりにあるとは思います。 ハッキリ言ってしまえば、”主に洋楽を好む音楽リスナー”であるかどうかが、Spotifyを使う上での線引きとなるでしょう。もちろん邦楽もありますが、正直、Apple Musicと比べるほどの数もありません。なので普段から邦楽を中心にJ-POPやアニソンを聴いているような人には、Spotifyをオススメできません。単純にトレンドを体験する意味でダウンロードし、使って
グロテスク、というとすぐさまスプラッター映画のバイオレンスな描写、もしくは未知の生物、自分の理想とする造形美から反比例するかの如く形成された物体などを揶揄する言葉として用いられることが多い。ここ日本では"グロい"という形容詞が生まれ、若年層を中心に日常生活の中でごく当たり前のように使われていることから、今では”グロテスク”という一つの言葉が複数の意味を持つワードとして何かと面倒な言葉になりつつある。 そもそも"グロテスク"とは16世紀ローマにて植物や人の曲線をモチーフに、回廊や主柱、骨董品における際の造形様式の一つなんですよね。そこから文学、建築、そして今現在に至る一般的な言語としてその意味を膨らませていくことになるわけです。つまりは単に"グロテスク"という言葉が奇形で気色の悪い物を指す言葉ではないのですが…まぁ、これらの説明が今回取り上げるPharmkonに直接的に適用されることではあり
今現在Bandcampのトップページにある"Fan Spotlight"(アーティストや著名のゲストがBC内でのオススメを紹介するトピック)にてTeenage Dreamsによるラインナップが公開されています。 Teenage DreamsはRoman Skachkovが2009年に始めたプロジェクト。ヴェイパーウェイヴを好み、それらの音楽を広く深く、それでいて馴染みやすさも重要視しながら接種していることが彼のピックアップした作品たちを見れば一目瞭然です。ここで「ヴェイパーウェイヴって何?」と疑問に感じた人はぜひ調べてみてほしい。それだけ気軽に楽しめ、耳馴染みあるサウンドに数多く出会えるはずだから。以下、ヴェイパーウェイヴを知るための参照記事を。 そしてHi-Hi-Whoopeeでのクリエイターインタビュー(interview: 4 Vaporwavers)など。 とまぁ書き方や捉え方は様
2/11に発売したSMAPの両A面シングル『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』がこれまたクリティカルヒットしている。それはネットのみの一時的な反応ではなくて、2010年代以降、いや、正しくは音楽以外の側面からの評価も含め、グループ単位での新たな付加価値が今の評価の根底にあるように思う。 華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ(初回限定盤A) アーティスト: SMAP 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント 発売日: 2015/02/18 メディア: CD この商品を含むブログ (4件) を見る (2ページ目)SMAP、“中居歌い出し曲は大ヒット”のジンクス続く? 新曲で見せた充実の現在地 - Real Sound|リアルサウンド 以上のような考察もあるけど、個人的には以下のように各メンバー毎の細かいポジショニングや効力を記した方が解かりやすいかと。因みにここでは「ユーモアしちゃうよ」につ
「音楽における2014年ってどんな年でした?」と唐突に問われたら、「ちょっと2,3日考えさせて!」と即答するでしょう。それぐらい話題作や最高傑作と言われそうな作品が毎週毎月リリースされていたと思いますが...それでもこういう年間ベスト的な企画でそれらの作品群を振り返ると、自分の本当の好みがハッキリ反映されていくわけで。つまりはその年の自分を整理する意味でも「振り返る」「聴き返す」、それらを「自分の好みだとハッキリ言う」までを1セットにして、是非一度皆さんにやって頂きたいものです。 Twitterやもうひとつのブログの方を見返すと自分はポピュラーなのかアンダーグラウンドなのか曖昧な立場にいるような気もします。でも、その曖昧で雑多な中から自らの色を掲示している作品をここでは選んだつもりだし、純粋に、自分が気に入ったモノしか選んでいません。流行りとかシーンとかも勿論反映されていると思います。あの
Johnny's net~SMAP “誰か Mr.Sを知ってるかい” はじまりはそんな言葉から。 「Mr.S(ミスター・エス)」というコードネームを付けられ、数多の女性と関係を持ち、様々な逸話とおぼろげな後姿だけが語られる、なんともミステリアスでダンディーな世界観だ。 <Mr. S -SAITEI DE SAIKOU NO OTOKO->というテーマを掲げたSMAPのニューアルバム『Mr.S』、これがまた最高で最高峰のスペックを誇っているのだ。お世辞でも大袈裟でもなく、今現在のJ-POPとはなんぞや?という問いに対しての答えがこの17曲を聴けば見えてくる。それはワールドミュージックの流行り廃りとリンクしながら、SMAPという記号を表に多くのクリエイターがそのセンスをフルに活かすこと。何がポピュラーで何がアナーキーなのかを曖昧にすることが重要なのである。 しかし、ただ曖昧にすることを良しとし
失礼を承知で言えば、彼女は突然変異体の爬虫類のようなものだ。いや、本当に失礼な言い回しなんだけど、その容姿と音楽性にはどこか異星人のような、地球上では触れることのできない領域に足を踏み入れてしまった感覚がある。 FKA twigs(FKAツイッグス)ことTahliah Barnett(ターリア・バーネット)はイングランド南西部グロスタシャーにあるチェルトナム出身の26歳。冒頭で指摘したその異形で美形な容姿は、彼女の中にジャマイカ系とスペイン系の遺伝子が混ざっているからである。10代からダンサーとして活躍していた彼女。その頃の映像はJessie J「Price Tag ft. B.o.B」のMVで見ることができる。 "Twigs"=小枝(指などの関節をポキポキ鳴らすのがクセだったからだとか)と付けられたネーミングも今では彼女のコンプレックスを掲げた音楽へと向けられた決意表明だったのかもしれな
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