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オールド活版印刷機でレタープレス、箔押し、エンボス、デボス、バーコ(盛上げ)、小口染めの印刷・加工をしている大阪の活版印刷所【なに活】です。 名刺、招待状、ステーショナリー、年賀状のカスタムプリンティング承ります。 ワークショップや、活版印刷機の時間貸しもしています。 大阪府公安委員会 第62113R030016号 株式会社大同印刷所
※主催者様のご都合により、4月7日(土)は中止となりました。 (2012/3/25更新) イベントの開催内容は、主催者様のご都合により変更となる場合があります。 主催者様にホームページなどWebの告知手段がない為、「なに活」が広報宣伝にご協力しているものであり、イベントの内容については主催者様のご判断によるものです。 今後、開催内容の変更があった場合は速やかに告知するよう努めますが、主催者ではないことから若干の時間差が生じる場合もございます。 緊急を要する場合はツイッターでも告知をいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。 ※印刷機に関しては全て成約となりました。(2012/3/25更新) 【開催概要】(2012/3/27更新) 工場内のガレージを会場にし、ゲラや文選箱などの木製ケースや、メタルベース、インテルといった活版印刷に用いる資材を販売します。 工場内の見学会、トークセッ
ご縁あって中古の手フートを入手できたら、まず最初にして欲しいことはオイルを差してやることです。 軸の部分を観察すると、小さな穴がいくつか開いているのが判ると思います。 この穴に注油するのですが、管理が悪いと汚れやホコリが溜まっていることがあります。 その場合は注油をする前に爪楊枝などを使って耳かきの要領で綺麗にしてください。 くれぐれもゴミやホコリを穴の奥に押し込まないように注意してください。 全体的にホコリの付着が酷いようでしたら、注油口を養生テープなどで塞いで先にホコリを落としてしまいましょう。 車の洗車と同じで上から下へと順に掃除するのがお約束です。 全ての注油口を綺麗にしたらオイルを差してください。 使う度に少量づつ差してやるのが理想的ですが、高速で回転する訳でもありませんので、プライベート・プレスではあまりシビアに考えなくても良いと思います。 でも、穴の湿り具合はいつも気に掛けて
手フートに限りませんが、中古機械を買うときのポイントは、オーナー(売り手)の機械に対する愛情を知る事だと思います。 オーナーの愛情が深ければ、まず失敗することは無いと考えています。 また、オーナーとの信頼関係ができれば、万一困ったことがあっても力になってくれるはずです。 なに活は「何を買うか」という事より、「誰から買うか」を大切にしています。 前回、欲しい印刷機は遠方でも必ず見に行くというお話をしましたが、機械のコンディションを見る目的と同時に、オーナーの人柄を知る為でもあるのです。 中古機械を買うということは、オーナーの人柄を買うことだと思うのです。 その理由ですが、そのような手フートは産業機械として役割を終えた骨董品やスクラップとして手荒に扱われた可能性があるからなのです。 つまり、破損、歪み、サビなどの深刻なダメージを負っていたり、チェースやインキローラー(大切なのは芯棒)、コロなど
モトヤさんの活字資料館には、まだまだ見どころがあります。 【閲覧可能な資料】 書体見本や技術資料など、大正~昭和にかけての貴重な資料を閲覧することができます。 インキローラーの広告に載っている、膠やゴム製との性能比較が興味深いです。 その昔、猛暑の時期には膠でできたローラーは溶けてしまい、仕事にならなかったと聞いていたのですが、それを裏付ける資料に出会えて感激です。 ビニール・ローラーとありますが、どの様な物だったのでしょうか。ウレタンローラーのことかな? 【書体見本】 大正から昭和初期の貴重な資料が読めるのも紙ならではかもしれません。 それを手にとって読むことができる幸せ。 細心の注意をもってページをめくります。 時間を忘れて怒られます。。。 【フートプレス印刷機の広告】 手フートには数種類のバリエーションがあったようで、他のページにもいくつか掲載がありました。 1日に7,000枚~8,
モトヤさんの活字資料館のつづきです。 【ベントン彫刻機】 活字の母型を製作する彫刻機。 彫刻する文字の大きさを可変できるため、手彫りの種字→母型に比べて生産性が上がり、合理的な書体設計、品質管理が可能になったそうです。 以下モトヤ様の解説文を引用します。 ベントン彫刻機は活字母型又は父型を直接金属材に彫刻する機械で、米国人のLinn Boyd Bentonが1885年特許を得たものです。 始め電胎母型用種字を彫刻するだけでしたが、後にパンチ母型用の父型を彫刻するようになりました。機構はパンタグラフの原理で、これを堅型に構造してあります。 パターン(原版)を下部のテーブル上に取付け、フォロアーでなぞりの働きを縮減して上部に取付けた精巧な小旋盤に伝え、その力ッターは毎分8,000~10,000回転し、その下の母型材に彫刻します。通常カッターは荒彫・中彫・仕上の3本を使用します。 60ポイント以
12月7日、@mojirukaiさんの「文字る会」にお邪魔してきました。 第3回目となる今回の企画は、株式会社モトヤさんにある「活字資料館」の見学会でした。 モトヤさんは大正11年に活字の製造・販売会社として創業されました。 戦後、消失を免れた活字鋳造機1台から復興され、昭和40年代に製造・販売のピークを迎えられたそうです。 その後、オフセット印刷の普及や組版システムのコンピュータ化に伴い活字の需要は減少に転じ、平成8年に活字部門を廃止されました。 活字の開発で培った書体への想いを未来の技術へと紡ぐため、平成9年にこの活字資料館を開設されたそうです。 現在、その創業の精神は、全国紙を含む新聞やテレビ、ゲーム、携帯など様々なメディアで利用されるデジタルフォントとして引き継がれています。 株式会社モトヤ http://www.motoya.co.jp/ モトヤフォントの歩み http://ww
2024年4月18日(木)、19日(金)に開催されます「紙加工技術展2024」に弊社オリジナルの手漉き紙「かぐや姫紙」「なにわ紙」で出展します。 昭和初期に途絶えた大阪産手漉きの復興を目標にしており、未利用農産物を原料に煮熟から自社で行っております。幼竹の皮を原料にしたかぐや姫紙は、パルプの配合無しの100%廃棄物利用です。 「紙づくりで挑む地域課題の解決」をテーマに、紙漉きや鉛筆づくりなど里山体験のコンテンツ化にも取り組んでいます。是非弊社ブースにお立ち寄りください。 ◇展示会 詳細◇ 開催日時 2024年4月18日(木) 13:30~17:00 2024年4月19日(金) 10:00~16:00 会場 〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館 3F・4F ※受付は4F 料金 無料 ※完全事前申込制 詳しくはこちら
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