動物たちにじっとしてろっていうほうが無理な話だ。その無理を承知で、彼らのフォトジェニックな写真を撮らなければならない動物写真家は常に困難が付きまとう。本当に動物が好きじゃなきゃ続けられない仕事なわけだが、ベストショットを求めて今日も彼らは動物たちに翻弄されつつ、その艶姿を撮影し続けるのだ。 ナショナルジオグラフィック専属のフォトグラファー、ジョエル・サートアの撮影風景に密着した映像が公開されていたので、その苦労ってやつを見ていくことにしよう。 Watch: Photographing 12,000 Animals Is Hard Work 相手が動物の場合、ベストショットを撮るのはとにかく大変だ。数多くの撮影用セットを動物園に持ち込み、組み立てが終わってからが本番。被写体がカメラから逃げていくなんて日常茶飯事、動物たちがカメラに興味を持ちすぎて張りつかれてしまうことすらある。 蛇さ