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千葉の名門サッカークラブ、VIVAIO船橋の代表、渡辺さんにお話を伺ってきました。 サッカー育成年代が抱えている本質的な課題はなにか?という問いが生まれた時、渡辺さんにお話を聞いてみたいと思いました。渡辺さんが日ごろ発信されている内容が示唆的で、クラブ経営をされながらもドメスティックな現場の事情をよく知るという視点で考えた時に、これ以上の適任はいないのではないかと思いご連絡させていただきました。渡辺さん、お忙しい中快くお受けくださり有難うございました。 育成年代の街クラブの課題 ーー育成年代の街クラブの課題ってたくさんありますが、どのクラブも抱えている大きな課題ってなんでしょう? 少子化が進み、更にサッカーを選ぶ子どもの数が減っている上に、サッカークラブやスクールも乱立しているので、パイの奪い合いになっている状況です。クラブ経営も年々難しくなっています。クラブ運営には様々な費用がかかり、最
説明が長い大人が苦手です。 子どもの頃から、学校の先生やサッカーのコーチの話が長いのが苦手で、早くやりたいのに全然話が終わらなくて、それが本当にしんどかった記憶があります。 そんな経験があるので、自分が指導する側になった時は、話は端的に短くするように心がけていますが、やはり話が長いこと(長いと思われてしまうこと)は受け手にとって良くないようです。 「自由な授業へ3つのステップ」という記事の中でこんなことが書かれていました👇 説明が長いと、その分だけ使い方を示唆することになります。「これはダメ」「こうするとうまくいかないよ」「ここは、こうしなさい」・・・説明で使い方を限定し、子どもたちが自分で見つける楽しさを奪っていきます。 www.toyokan.co.jp いい指導者は、見つける楽しさを奪わない これは大人になってから気がついたことですが、いい指導者はいくつか傾向があるのですが、とりわ
先日、サッカー関係者の仲間と食事をしている時、某高校サッカー部で行われている罰走の話になりました。 聞いたところによると、新入部員が毎年かなりの数入ってくるようで、多すぎる部員を減らす意図で罰走や理不尽な高学年によるいじりがあるという話でした。 人数が多すぎて、練習場所が限られていて、全員を見られないから仕方ないという話にもなりましたが、罰走やいじりをする理由にはならないと思います。 私も高校時代同じように罰走やいじめで部員数を減らすのは伝統としてありましたが、もう20年以上前の話です。この20年、全く進歩していないのかと愕然とします。 以前にも書きましたが、連帯責任による罰走がいじめのきっかけになるんです。 教育に携わる大人として、これは知っておいてほしいと思います。 keikun028.hatenadiary.jp 新入部員は数ヶ月ボールを触れない、ひたすら走って体力づくりをするという
サッカー日本代表(@jfa_samuraiblue)Twitterより キリンチャレンジカップのパラグアイ戦、日本は南米の難敵を相手に素晴らしいプレーで勝利しましたが、とりわけ印象に残ったのが鎌田大地選手のプレーでした。 #キリンチャレンジカップ 2022🏆 🇯🇵#日本 × #パラグアイ🇵🇾#鎌田大地 がゴール前で見事なテクニックをみせる🪄 地上波 #フジテレビ 系列で生放送中📺#TVer でライブ配信中📱https://t.co/uHd1JOxVWG#jfa #daihyo #サッカー日本代表 #キリチャレの日 pic.twitter.com/PYjO5X3ZLL — サッカー日本代表🇯🇵6.2vs🇵🇾/6.6vs🇧🇷/6.10vs🇬🇭/6.14@吹田 (@jfa_samuraiblue) 2022年6月2日 #キリンチャレンジカップ 2022🏆 🇯
52点差がついたサッカーの試合があったという。 www.sponichi.co.jp 試合をした選手たちが悪いわけではないということは、あらかじめ言っておきたい。 どんな気持ちでゴールを決め続けたのだろう、どんな気持ちでゴールされ続けたのだろう、どんな気持ちで試合を観ていたのだろう… 想像するだけで胸が苦しくなる。 この試合を楽しんだ人間がいたなどと思えない。思いたくない。 ジュニアサッカーの試合でも、どんなに力の差があってもこれほどまでに点差が開いた試合は見たことがない。 でも、どんな試合だったかは想像ができる。 選手たちは悪くない。 このミスマッチで、不健全な試合が行われてしまう構造に問題がある。 大人は、こんなに実力差があるチームを試合させてはいけない。 実力が近いチーム同士が試合をする仕組みを早くつくらないといけないと思います。 keikun028.hatenadiary.jp
鎌倉インターナショナル監督の河内一馬氏の著書「競争闘争理論」の一部を抜粋してご紹介させていただきます。 練習量が異常な日本の子供たち 日本でサッカーをする子供たちに与えられている練習量は、1年間における日数の観点から見ても、1日における時間の観点から見ても、異常である。これは、個人が「やりたいからやっている」と言える場合には良い方向へ傾くが、残念ながらそうではなく、多くの子供たちはチームの活動として拘束される時間が圧倒的に多い。アルゼンチンという世界トップの国で見た育成年代のサッカーには、大人と同じように必ず長期的なオフが存在していたし、サッカー以外のことをする時間や、家族・友人と過ごす時間を大切にしていた。子供の頃から人生の全てをサッカーに注がなければならない状況(そのくせトーナメント形式の大会で突如ゲームの機会を奪われる)や、異常な活動量を求められることによって、慢性的な傷害を抱えてし
フットボールカルチャー雑誌「SHUKYU Magazine 」の10号目に、紹介されているVBFC(Venis Beach Football Club)というロスアンゼルスのコミュニティ。 非常に興味深い活動で、日本のフットボールカルチャーを育むためのヒントがありました。 VBFCとは、世界中から人が集まるベニスビーチを拠点に、毎週日曜にピックアップゲーム(その場に集まった人たちが即席でチームを作ってプレーするゲーム)を開催し、誰でも参加できるオープンな場とし、ゲームのみならず地域のコミュニティとしての役割を担っている。活動の詳細はSHUKYU Magazeneを、また下記SNSを参照ください SHUKYU Magazine FUTURE ISSUE 作者:富樫敬真,小林悠,横山久美,下山田志帆,岡田武史,佐伯夕利子,井筒陸也,若林恵,井谷聡子,佐久間裕美子,江口宏志,小笠原博毅,尾田緩奈
フットボールカルチャー雑誌「SHUKYU Magazine 」の10号目。 サッカーと社会、サッカーと文化、芸術を広く深ぼる雑誌は他に知りません。サッカーに特化した雑誌は数あれど、ここまで本質を扱う雑誌は他にはないのではないでしょうか。 サッカーは社会の中の一部であり、文化であり、芸術であると改めて感じさせてくれる雑誌です。 今号も興味深いテーマがたくさんあるのですが、大人気ポッドキャスト番組「サッカーと英語」の主催者である竹山さんが、元日本代表監督であり、FC今治のオーナーでもある岡田武史さんにインタビューしている内容が面白かったので、一部をご紹介させていただきます。 日本には主体的にプレーできる選手があまりいません。監督の言うことをきっちりとできる選手は多く、それは一つの能力として素晴らしいことですが、言われたこと以外のことを、リスクを冒してチャレンジできる選手が少ないです。 例えば、
高校2年生のサッカー部の子から相談をもらいました。 このような内容は事実確認が難しく、何とも言えないのですが、事実だとしたらこの発言をした指導者に大きな問題があることは間違いないでしょう。 これまでに似たような相談をいくつかもらっています。 ユース年代になると、本人から、ジュニアやジュニアユース年代は親御さんから相談をもらいます。 親御さんからの相談は、基本的にはJFAの相談窓口を誘導しますが、ユース以上の世代はなかなか難しいと思います。 あるサッカー少年のお母さんから届いたDMです。※許可を得ています。 今の時代に信じられないことですが、こういうチームまだたくさんあるみたいです。指導者を名乗ってはいけないと思います。子どもが壊れてしまう。 どんなアドバイスができるでしょうか。 pic.twitter.com/hHF5A29fRQ — Kei Imai (@Keivivito) 2020年
Twitterを眺めていたら目に飛び込んできたツイート【ヤバい吹奏楽部の見分け方 15】。 運動部ではない吹奏楽部でこんなことが起こっているのかと驚いたのですが、このツイートで紹介されているヤバイ吹奏楽部の見分け方というのは、あらゆる競技の部活動に共通することだと思いました。 そのツイートをご紹介させていただきます。 【ヤバい吹奏楽部の見分け方 15】 この春中学や高校に入る人たちやその保護者のために「ヤバい吹奏楽部の見分け方」というのを 15 個挙げてみました。「あんな部活入るんじゃなかった」「あの吹奏楽部のせいで音楽嫌いになった」とならないために、ご一読お願いします。 — ヤマザキ (@yamazaki410623) 2021年2月19日 ヤバい吹奏楽部の見分け方1:県大会銀賞以上くらいの成績は収めている 吹奏楽コンクールは指導者コンクール、さらには「支配者コンクール」と言っていいくら
子どもの心のコーチングという本がとてもとても面白いのでご紹介させていただきます。 このテーマの本はこれまで数多く読んできましたが、これほどまでにわかりやすく、親の助けになる本はみたことがありません。子どもが生まれ、親になり、子どもの成長とともに直面する様々な問題、そして悩みを解消してくれるだけでなく、そもそも教育の本質とは何かを考えさせてくれる内容になっています。親はよきコーチである必要があると著者である菅原さんは言います。 私が子どもたちのサッカーコーチをしながら感じていた違和感がクリアになるとともに、これまでたくさん聞いてきたママさんパパさんたちの悩みに応えられる一冊だと思います。 この本は親だけでなく、子どもに携わる大人(コーチ・指導者・先生)にも猛烈におすすめしたいです。 子どもたちを育む為には、子どもの心を知り、どのようなアプローチが最善なのかを学び、親の悩みを知り、どのように寄
選手一人一人の育成をしたい指導者向けの個別育成マネジメントツールAruga(アルガ)がリリースされました。 私はこのサービスの前身となるシェアトレの時から代表の木村さんとは何度かお会いしていました。彼の日本のスポーツ界を底上げしたいという熱い想いと共に、このサービスの構想の話も聞いていました。 ひとまわりも若い彼だけれど、その圧倒的な行動力と壁を乗り越える力は本当に日本のスポーツに携わる子どもたち、それを支える親や指導者の価値観をアップデートしてくれるのではないかと思います。Arugaはまさにそんなサービスです。 今回、改めてAruga株式会社代表の木村さんに、このサービスが生まれた背景、そして想いをインタビューしました。 プロフィール 木村友輔 Aruga株式会社代表/筑波大学4年 木村友輔/Aruga(アルガ)代表 (@kimu_sharetr) | Twitter 小学生でサッカーを
先日、サッカー仲間たちとのフットサルに小学6年生の男の子がきてくれました。 大人と混ざってプレーしたいということで、主催者の仲間が受け入れたのですが、小学生の男の子は、ゴールしても喜ばないんです。いいプレーして大人が称賛しても喜ばない。 「ゴール決めたら喜んで良いんだよ。なんで喜ばないの?」 サッカー仲間たちがそう聞いても照れ臭そうにする。 本当は嬉しいんだけど、喜びを表現できないでいる。 フットサルを観にきていたその子のお父さんがこちらにきて話してくれました。 「○○FC(都内の名門)に所属しているのですが、子供達が喜ぶとコーチや監督が怒るんです。試合中に会話も禁止だそうで、この子たちもサッカーが楽しくないからこうして今日やらせてもらいにきたんです。いまや喜ぶことを忘れてしまったようです...」 ちょっと信じられませんでした。 子どもをサッカー嫌いにさせてしまう指導者を私は許せません。
アルビレックス新潟U-15の佐枝 篤監督にお話を伺いました。 佐枝さんとは、FC市川ガナーズ(旧アーセナル サッカースクール市川)時代にはじめてお会いしてから仲良くさせていただいているのですが、サッカー観、育成哲学を聞くたびに、これはいつかインタビューしなければと思っていました。 高校サッカー部のコーチから、スペインの育成年代での指導を経て、日本の育成年代で指導をするという面白いキャリアを歩む佐枝さんのお話は、日本のサッカー文化を育むためのヒントがたくさん散りばめられていました。 佐枝 篤 (さえだ あつし)アルビレックス新潟U15監督 指導歴 2006-2010年 熱田高校サッカー部コーチ 2011年 一宮興道高校サッカー部コーチ 2012年 佐織工業高校サッカー部監督 2014年 U.E.SANT ILDEFONS Juvenil C (U-18)コーチ 2014-2015年 E.F.
今日は、元陸上選手、男子400メートルハードル日本記録保持者の為末大さんの「生き抜くチカラ」をご紹介します。 生き抜くチカラ posted with ヨメレバ 作者:為末大/まつおかたかこ 出版社:日本図書センター 発売日: 2019年10月05日頃 楽天ブックス Amazon Kindle この本は、子どもたちへの素敵なメッセージで溢れています。 努力は夢中に勝てない 本当に強いのは、苦しい努力を根気よく続ける人よりも、そのことがおもしろくて、つい夢中になっていたという人。「努力」は「夢中」には勝てない。成功のポイントは夢中になること⠀ 成功も失敗も、自分で選んだものなら意味がある よりよい人生を送るコツは、なんでも自分で選ぶこと。「ほかのだれかじゃなくて、自分で選んだんだ」と思うことで、成功も失敗も、意味のあるものになるんだ 「もうボールを見るのも嫌だ」 そう言って、あるチームの中学生
ようやく再開したスペインのラ・リーガ。 先日行われたレアル・マドリード対バレンシア戦で韓国代表のポープ、イ・ガンインがセルヒオ・ラモスに悪質なファールをして退場になったのですが、私が注目したのはイ・ガンイン悪質なプレーよりもむしろセルヒオ・ラモスのフィジカルの強さでした。 \#イ・ガンイン、一発退場🛑/ この試合、76分から途中出場の韓国代表の若手アタッカーは、#セルヒオ・ラモス からボールを奪おうとするも、立て続けに蹴りを見舞い退場処分に。 🇪🇸#ラ・リーガ 第29節 🆚レアル・マドリー×バレンシア 📺見逃し配信は #DAZN で▶https://t.co/BG8q03N5vF pic.twitter.com/pIj6Ia2XpY — Goal Japan (@GoalJP_Official) 2020年6月18日 Sergio Ramos recibiendo de las
サッカーを上手くさせる前に、好きにさせる必要がある 子ども達にサッカーを教える時、一番大切にしなければならないことはなんでしょうか? ジュニア年代のコーチの第一ミッションは、サッカーを好きにさせること。 次に、サッカーを夢中にさせること。 次に、サッカーがうまくなるための環境を整えること。 私はそのように考えています。 サッカーを上手くさせるなどという前に、まずは好きにさせることが大切です。 上手くなりたいと子どもが思っていないのに、上手くさせようと躍起になってしまう大人がいますが、そうなるとサッカーが嫌いになってしまう可能性があります。 サッカーを好きにさせるためには、楽しそうな雰囲気を作ることが大切です。 子どもたちが楽しそうにボールを蹴るチームであれば、サッカーやりたいと思う子どもが増えるはずです。 しかしながら、現場の指導者の多くは、サッカーを上手くさせる!そのために試合に勝たせて
FCバルセロナのエースであり、アルゼンチン代表のリオネル・メッシの自宅でのトレーニング映像がすごかったのでご紹介したい。 やっぱりこの方もお家にこれだけの施設があってやってるってことですね… 何もやらないであれだけ怪我もせずにずっとトップパフォーマンスを維持し続けることはできないですよね…#トップはやってる#メッシもやってるpic.twitter.com/8Bz2bvhZFE — 奥村正樹(スポーツトレーナー/physio) (@Masa19901) March 20, 2020 小さい身体でありながら、強靭な強さとバネのような柔らかいステップで無双するメッシ。世界一のサッカー選手であり、驚異的なドリブルとサッカーセンスで常に激しいプレッシャーに晒されているメッシは、危険なタックルのすべてをかいくぐれるわけではない。当然、被弾することもあるわけだが、怪我での離脱が少ない。 その理由が少しわ
大リーガーのダルビッシュ有選手のTwitterに注目しています。 常識に捉われず、本質を発信し続ける姿勢は素晴らしいと思います。 トップアスリートであるが故に、難しいことはたくさんあるはずですが、自分の考えをストレートに発信できるダルビッシュ選手の発信は学びが多いです。 先日ダルビッシュ選手のTwitterでの投稿をご紹介させていただきます。 日本の常識を問うこと 子供達の身体を考えたら、こうなると思うんやけどなぁ。 投げ込まないと身体は覚えないって言うけど、なんで投げ込まないアメリカのピッチャーのレベルって高いんやろうか🤔 https://t.co/5AIOrEOxOv — ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) March 9, 2020 アメリカの野球少年の父親はこう言いました。 「2ドルもしないトロフィーのために子どもの腕を犠牲にはしない」 「コナー(子ども
長年、育成年代の指導に携わり、国内外のサッカーを取材しながら、何十冊ものサッカーに関する書籍を読んできました。とりわけ指導に関する本は30冊以上読んでいると思います。その中で育成年代のサッカー指導者、サカママ、あるいはパパさんへおすすめの本を10冊厳選してご紹介したいと思います。 学生コーチ、地元のサッカー少年団のボランティアコーチのみならず、長年コーチとして指導されている方にも読んでほしい本が含まれています。 これからご紹介する本に書かれている大切なことが、育成年代の指導者の多くがまだまだ実践できていないからです。 書籍の一部を引用してご紹介していきます。 【目次】 1.サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方 2.教えないスキル 3.生きるためのサッカー ブラジル、札幌、神戸転がるボールを追いかけて 4.子どもにサッカーの"本質"が伝わる本 5.ドイツの
Part.2の今回は、バルサキャンプの2日目で行われた練習でのコーチの発言、そこで感じたスペインと日本のサッカー観の違いを書いていきたい。 Part.1はこちら↓ keikun028.hatenadiary.jp バルサキャンプの2日目はCirculación de la pelota(ボールの回し方)のトレーニングとなる。 ウォーミングアップで頭と身体を準備する ここでのウォーミングアップはPilla pillaというボールの回し方の要素が入った鬼ごっこのようなゲームをする。 ルールはシンプル。 グリットの中に14人程の選手が入り、鬼が3人。 その3人の鬼がビブスを持って残りの選手をタッチしたら交代なのだが、残りの選手は3つのボールを11人でパスしなければならない。 鬼の目的はボールを奪うことではなく、ボールを持っている選手をタッチして鬼から抜けること。反対にボールを持っている選手は、ボ
FCバルセロナキャンプが今夏も開催された。 このキャンプは通常4日間、午前2時間、午後2時間の2部練習という形で日本各地で開催され、スペイン、バルセロナから実際にコーチが来日し、日本の子供たちにトレーニングセッションを行う形になっている。 僕はスペイン人コーチの通訳として約1ヶ月間、東日本周りのバルサキャンプに帯同した。 そこで感じた、世界トップの育成方法や、選手のマネジメント法、チームビルディングやチームとしての勝ち方、などを世界トップレベルの素晴らしいクラブから学ぶことができたので、5回にわたって書きたいと思う。 Part1〜Part4は、 バルサキャンプの初日で行われる練習や、そこでのコーチの発言、僕が感じたスペインと日本のサッカー観の違いをまとめたもの そしてPart5は バルセロナが大切にしている5つの価値観や、マネジメント法、練習メニューの統一化や目標達成のためにチームとして大
大好きなサッカー漫画「さよなら私のクラマー」のワンシーンなのですが、この突出した才能が、環境のせいで死んでいくという言葉… 多くの人が共感できてしまうのではないだろうか。 日本のこれまでの教育(今も?)は、きわめて全体主義的で出る杭は打たれる傾向が往往にしてあったわけです。「あった」と過去形にするのは適切ではないのかもしれません。私は今でもジュニア年代のサッカー大会などにいくと才能を殺す大人を頻繁に目にします。 指導者のエゴで才能は死ぬ ジュニア年代のサッカーの現場に行く度に、子供たちの意思決定の全てに関与する指導者を目にします。 「クリア!」 「パス出せ!」 「ドリブルしろ!」 「もっと開け!」 「シュート!」 指導者がウイニングイレブンでもやっているかのように子供たちを操作する。 これは単なる指導者のエゴです。 さて、ここで問題です。 サッカーが上手くなる子供は下記のどちらでしょうか?
最近、ときどきですがふと考えるんです。 「おれ、何のためにこんな必死に書きごとしてるんだろうか」と。 サッカー全般、主に名古屋グランパスのことをブログに書き綴るようになり、気づけば二年近い月日が経ちました。でも二年って長いようで実は短いもの。もっと何年も何年も書き続けている人たちが沢山いるわけで、まだまだ若輩者な私です。 さて、なぜ書きごとをするようになったか。これは遡るとグランパスが降格したちょうど二年前に話を戻さなければ説明出来ません。 書き手:みぎ(@migiright8) 降格という事実と正面から向き合い、気づいた気持ち [http://Embed from Getty Images :embed:cite] 名古屋サポーターの方はもう思い出したくないですか思い出したくないですね。いや、今でこそ偉そうにブログでグランパスのことを語ったりしていますが、私よりコアなサポーターって、それ
ペップ・グアルディオラのバイエルン時代のインタビューが面白かったので、ご紹介したい。 グアルディオラのフットボール哲学を学ぶことができる。 約2分ですが、とても本質が詰まった内容になっています。 スポンサードリンク 相手を動かすために、ボールを動かす…大切なのはシンプルにプレーすること 2013年6月、グアルディオラのバイエルンでの初練習には、 2018年のインタビューで語られた原則や、マンチェスターでの指導と同じものが見てとれる。多くのクラブを率い、さらに詳細になっていく、グアルディオラ唯一のサッカー哲学 @slawekmorawski @K_Miyamatsu pic.twitter.com/o70Gzfkg8Y — マインドフットボール (@mindfootballjpn) 2019年2月14日 以下、インタビューを書き起こしました↓ 「相手を動かすために、ボールを動かす」のです。
サッカーの育成年代を長年みてきて感じる違和感があります。 学生時代にはじめて現場に入って、こんなことを感じました。 「なぜやってはいけないことを指導者が平気でやるのだろう?」 「試合に負けた理由を練習量が足りないと言ってしまうのはなぜだろう?」 「子供たちが試合中にコーチの顔色ばかり伺うのはなぜだろう?」 私は海外の育成年代のサッカーを視察して、海外との違いを学びました。 私は社会人として働くことで、大人が子供にこのような指導をする理由がわかりました。 大人、つまり指導者は大人社会の常識をサッカーの指導現場で表現しているだけなのです。 スポンサードリンク こちらの「つぶやき」をご覧いただきたい↓ 仕事でもスポーツでも日本で「質より量」となりがちなのは、量をこなしておくと失敗した時の「保険」になるからなんですよね。「上手くいかなかったけど頑張った」となる。これは文化なので、ビジネスでもマネジ
こんにちは、NPO法人スポーツコミュニティ磐田・ポーラスターの高橋亮祐と申します。 ぼくは現在、子どもから大人まで誰もがスポーツを楽しめる環境を目指し、運動あそび、ビーチサッカー、フットサル、サッカー指導をしながら、子ども達と楽しい時間を過ごさせてもらっています。 現役のビーチサッカープレーヤーとしても日々成長するためにトレーニングもおこなっていいます。 今回、ご縁があり「大人になって学ぶサッカーの本質」 様(以後、当ブログと表記)から寄稿の機会をいただくことができました。 いつもサッカーの本質をつく記事に気づきや共感をもらっている読者の一人でもあります。 当ブログの中でも話題になる育成年代の勝利至上主義。 その勝利至上主義についての記事を寄稿させていただきました。 「育成年代の勝利至上主義を脱却できなければ日本サッカーは強くならない」 という大きなタイトルですが、日々感じている育成年代の
はじめまして。 現在、北陸大学サッカー部にて学生コーチをしている小谷野拓夢(こやのひろむ)です。 1997年生まれの21歳です。 今回は私が、これまで日本サッカーを見てきた中で感じたことを書きたいと思います。ぜひ、最後までお読みください。 ※この記事が書かれたのは2018年。2020年現在は福山シティFCの監督として活躍しています。こちらの記事もぜひご覧ください↓ ゲームモデルで地方創生。 福山シティFCの新たな挑戦 | footballista | フットボリスタ (北陸大学サッカー部にてトップチームのコーチを務めている) この記事のテーマはズバリ「日本サッカー育成年代で行われている理不尽な指導・根性論」についてです。 ①はじめに まず最初に質問です。 あなたの周りにこんなことをしている指導者はいませんか? 罰走 坊主 異常な上下関係の黙認・推奨 長時間の練習(3時間以上) 休日が全くな
サッカーライター加部究氏の著書「サッカー移民」。 ご本人からぜひ読んでみて!と言われて読み始めたら、寝るのも忘れて読んでしまった凄まじい威力のある一冊。 ブラジルに生まれ、ボールとともに育った彼らは何かに導かれるように父母の国へやってきたー。 日系ブラジル人たちがサッカー未開の地、日本へ… 彼らが育んだ日本サッカーの歴史を学べる一冊です。 この本には多くの日系ブラジル人の物語が綴られています。 日本サッカーに多大な貢献をした偉人たちの物語はとにかく面白く、胸が熱くなります。 多くの日系ブラジル人の中でも異才を放ったと、たくさんの関係者が口にするセルジオ越後氏のエピソードは特に面白かったのですが、本書に登場するセルジオ氏の言葉が本質的で印象に残っています。 その一部を引用してご紹介したいと思います。 スポンサードリンク 日本は “遊び” のプロセスが抜けている 「練習をしたら巧くなるというの
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