原作の小説はちらっと読んだところ読み進め辛そうだったのでネタバレしたくなりましたが我慢しておもしろくてテーマ的にも分かりやすさが出ていたマンガ版『オナニーマスター黒沢』を連載初期から長らく楽しみに愛読していて、それがとうとう最終回を迎えたのですが、よい終わりかただと思いました。 須川(ツンデレ元不良)ゲットとか、北原(引きこもりメンヘルリストカッター)が簡単に部屋を出てしかも黒沢に好意を持つとか、いろいろと首を傾げてしまう点もあります。正直言ってこの作品は、主人公=読者はどのヒロインもゲットできる状態にいるという、ギャルゲーのようななハーレム構造を持っています。そのいい例として、最終話後の番外編「アイ・ノウ・ユー」では、黒沢はツンデレ元不良とのクリスマス・デートの約束を取り付け(彼女からの押しかけであることもポイント)たところで話は終わっています。 事実的に、黒沢=読者=プレイヤーは各キャ